人気ブログランキング |

タグ:映画 ( 19 ) タグの人気記事

「タイピスト!」〜可愛らしいフランス映画

フランス映画の『タイピスト!』。
とっても可愛く楽しい映画でした。

e0152493_14462152.jpg

始まりのシーンからすごくよくて、期待感を感じさせます。
可愛くお洒落で、コミカルで切なくもある映画です。

田舎からでてきて就職をめざすどこか自信のない女の子ローズが主人公。タイプライターのタイピングでなんとか秘書に仮採用されます。
女と男を意識しながらも、仮採用された社長と二人三脚で、タイプライターのタイピングの競技会での優勝を目指す物語です。

自信なさげな振る舞いながらもおちゃめなローズがとても可愛らしいのですが、競技会への参加にとまどいながらも成長し強さを発揮します。ローズの魅力に加えて、軽快なロックな音楽にのったタイピングの競技会や、最終競技会の緊張感のある映像なども最後まで飽きさせません。
女の子の憧れやせつない気持ちをあらわすかのような優しい音楽も、パリの雰囲気を感じさせる音楽も魅力です。

競技会のために一緒に住むことになった社長の家の、ローズの部屋に、マリリン・モンローさんやオードリー・ヘップバーンさんの写真が貼られていたり、どの女性がタイプと主人公が尋ねるシーンも笑えます。
マリリン・モンロー風に出てくるシーンがあったり、カトリーヌ・ドヌーヴの「シェルブールの雨傘」を彷彿させるシーンもあり、とても楽しく素敵な映画です。

タイピングの訓練のために?ローズが走りこんでいるシーンがあるのですが、競技会が進むと、「女の子的な走り」から「真剣な走り」に変わっています。
前に日記に書いた「LikeAGirl」的な振る舞いがまさに映像化されていました。

LikeAGirl〜女の子らしさとは
2019年4月13日の日記
https://momokoros.exblog.jp/28194106/

今年見た30本くらい映画のなかで一番のお気に入りになりました。
いい映画はいろいろありますが、大好きな『アパートの鍵貸します』や『麗しのサブリナ』に勝るとも劣らず素敵な映画だと思います。


モノクロ映画の魅力〜オードリー・ヘプバーンさんの「麗しのサブリナ」
2018年11月21日の日記

大好きな映画〜「アパートの鍵貸します」
2018年1月13日の日記

可愛いフランス映画〜カトリーヌ・ドヌーヴさんとブリジット・バルドーさん
2016年3月24日の日記



by momokororos | 2019-05-26 22:32 | 映画 | Trackback | Comments(0)

人間の気持ちと未来のマシン〜マッハ号の超現実化の映画「SPEED RACER」

マッハGO!GO!GO!という昔のアニメを知っているでしょうか。

そのアニメに出てくる車のマッハ号を映像化した「SPEED RACER」という映画をみました。

e0152493_16423309.jpg

映像化した、というより超現実化した映画です。

映画の始まりのシーンは、学校でのテストのシーン。レースのことばかり考えてしまいテストに集中できずに、レーシングドライバーで運転していることを夢想する子どもの頃の主人公。このシーンから続く子ども時代のシーンが一番好きです。

実写と、チープとも思えるおもちゃみたいなCGも織りまぜながら、未来のレースを映像化しています。
車は未来のエンジンでありながら、マッハ号のローテクの車のジャンプやノコギリという未来にはナンセンスとも思える装備を備えています。ただしこれらの装備が役立っていることが笑えます。
さらに高性能なマシンに乗りながら、駆使する人間の感情や欲望が制御不可能であったりと、矛盾するものが両方織りこまれている映画です。

最初見たときは、なんてチープな映画って思いながら見ていたのですが、見いってしまう魅力をもつ映画です。意図的にそういう相反するものを織りこんでいるような気もします。

そこかしこにマッハGOの主題歌が挿入されていたり、車のデザインや機能を変えていないことからも、マッハGOへのリスペクトを感じます。マッハGOのアニメを知っているから惹かれてしまうのかとも思いましたが、それだけではない魅力です。
CGはチープ風に大げさに見せているだけで、よくできているのかもしれません。
家族を買収しようとする巨大企業や悪に立ちむかうのも痛快です。そういえば、本家のマッハGOのアニメもそうだっけなと思いました。

監督は、「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟です。私もレースの娯楽映画として見ていますが、見ればみるほど、人間の気持ちと組織と最先端の技術の葛藤が描かれている映画とも思える映画で惹かれます。


初めて見たときは、24時を過ぎてから見たのだけど、2時間強を通しで見てしまい、その次の日にもまた見て、1週間に3回も見てしまいました。


エンディングロールの、マッハGOの日本語のテーマソングに、続いて流れるロックの音楽に映像も素敵です。マッハGOのアニメも見てみたいです。



by momokororos | 2019-02-16 22:22 | 映画 | Trackback(2) | Comments(0)

モノクロ映画の魅力〜オードリー・ヘプバーンさんの「麗しのサブリナ」

「麗しのサブリナ」。

e0152493_12094452.jpg


オードリー・ヘプバーンさん主演の1954年の映画です。

美しいモノクロームの映像に魅了させられます。夜のシーンでは光と影のコントラストが美しく、その光と影が主人公たちの心をあらわしているかのようです。

ご主人の屋敷のパーティに、オードリーが演ずる女の子が憧れるシーンは、「ローマの休日」の王女さまがローマのコロッセオから見える夜のパーティに憧れるシーンと似ています。
お屋敷の御曹司に恋している主人公のサブリナが、パリに行って洗練された女性にかわります。オードリーは、その野暮ったさを感じる女の子と洗練された女性を2人を見事に演じています。

身分の違う恋に、お父様から「月に手を伸ばすな」と言われるサブリナ。パリから帰ってきたサブリナはお父様から「月に手はとどかん」と言われます。それに対してサブリナは「違うのよ 月が手を差し伸べるのよ」と返します。このサブリナのの意識の変わりようも魅力です。オードリーが歌う「La Vie en rose 」(ラ・ヴィ・アン・ローズ、邦名ばら色の人生)は、フランスのシャンソン歌手エディット・ピアフが、1946年にうたった歌ですが、オードリーもいい味だしています。

オードリーの着ているジバンシィのお洋服も魅力で、パリから帰ってきたサブリナが着ているお洋服、舞踏会でのドレスなどもジバンシィのお洋服でどれも素敵です。
「パリの恋人」の映画の中の本屋さんで働くオードリーが着るジバンシィのお洋服も派手さはないものの素敵です。

いままで気づきませんでしたが、「麗しのサブリナ」は、大好きな映画の「アパートの鍵貸します」のビリー・ワイルダー監督の作品でした。

最後ちょっと展開がはやいかなとも感じましたが、ムーディーであり、描かれている気持ちの揺れは、「アパートの鍵貸します」の映画と共通するものを感じます。


大好きな映画〜「アパートの鍵貸します」
2018年1月13日の日記
https://momokoros.exblog.jp/26599952/

巴里への憧れ〜1950年代のパリ
2016年2月28日の日記

by momokororos | 2018-11-21 22:37 | 映画 | Trackback | Comments(0)

素敵な映画〜「やかまし村の子どもたち」

リンドグレーンさんの『やかまし村の子どもたち』のDVDがとってもいいと勧められて見てみました。

e0152493_22443601.jpg


美しい自然と素直な子どもたち。
きらきらしてるってのが一番当てはまる感想かなと思います。

全編に流れる美しい風景と音楽の調べ。そして純粋無垢な子どもたちに、見いってしまいました。

いい映画でした。
もう1度見たくなります。




by momokororos | 2018-04-09 22:45 | 映画 | Trackback | Comments(0)

再びの「ぼくの伯父さん」〜ジャック・タチ監督の映画

ジャック・タチ監督の「ぼくの伯父さん」の映画を前にすすめられていたのですが、今日再び、別の方からすすめられたので、見てみることにします。

e0152493_22371965.jpg

見ていないと思っていたのですが、始まりをみて、見ていたことに気づきました。感想を書いていないのですっかり忘れていました。
ぼくのおうち、伯父さんのおうち、いいですね。

「ぼくの伯父さん」〜ジャック・タチ監督の映画
2017年1月11日の日記

by momokororos | 2018-03-23 22:40 | 映画 | Trackback | Comments(0)

大好きな映画〜「アパートの鍵貸します」

大晦日から元旦にかけて見ていた映画、ビリーワイルダー監督の「アパートの鍵を貸します」。

e0152493_13130529.jpg

おととしだったとおもいますが、NHKのBSで放映されているのをたまたま見て惚れてしまった映画です。

これまで何度見たかわからないほど好きな映画で、年末はこの映画をみて締めくくろうとを思っていました。それほど惹かれています。

いつの時代も変わることのない恋愛。想い焦がれる気持ち、とどかない想い。滑稽におもえる主人公の2人の気持ちに共感と悲哀を感じずにはいられません。

なぜか週末になるとまた見たくなります。今宵もまた見ようかなと思っています。


おととし見たときに気持ち綴った文章です。

2016年2月26日
BSプレミアムで放映されていた「アパートの鍵貸します」の映画がすごく素敵でした。エレベーターガールと昇進のために奔走する男との恋物語。こっけいだけどせつない。モノクロの1960年の映画です。また見たいなって思ってDVDを手にいれてから2日。なかなか見れないです。

2016年2月27日
ビリーワイルダー監督の「アパートの鍵貸します」。シャーリー・マクレーンさんとジャック・レモンさんのふたりが演じる女性と男性の恋の行方。自分の執着から自由になっていくふたり。再びすぐに見たくなった素敵な映画です。


by momokororos | 2018-01-13 20:18 | 映画 | Trackback | Comments(0)

「ヒューゴの不思議な発明」〜素敵な映画と詩

映画の「ヒューゴの不思議な発明」。
最近見た映画の中でいいなっとと思った映画です。

高円寺のあづま通り商店街のアンティークのお店のことを先日日記に書きましたが、雰囲気と世界観が似ているような感じだったのでお店の人にこの映画を紹介しました。アンティークのお店を紹介してくれたToo-Tickiさんの店長さんにその話しをしたら、ヒューゴは大好きな映画とのこと。もう1度、ヒューゴを見てみましたが、やはりよかったです。

この映画の中に、ヒューゴが友達の友達一緒に駅を歩いているときに公安官に呼びとめられるシーンがあります。そのときに女の子が復唱するのがクリスティーナ・ロセッティの詩です。

私の心は歌う小鳥のよう
巣はみずみずしい若枝
私の心はリンゴの木のよう
枝にはたわわに実る…

クリスティーナ・ロセッティさんの本は2冊持っているのですが、1冊だけ見つかりました。

e0152493_17553681.jpg


ヒューゴの中に出てきた詩は載っていませんでしたが、ロセッティさんの詩をまた楽しんでみようと思いました。たしかロセッティさんの詩集は岩波文庫でも見かけたことがあるので探してみようと思います。

by momokororos | 2017-04-28 22:46 | 映画 | Trackback | Comments(0)

楽しいチェコ映画〜「パットとマット」

チェコのクヴィエタ・パツォウスカーさんのカレンダーを職場で飾っていたら、私も好きと言ってきてくれた人がいました。
パツォウスカーさんの絵本とクルテクのDVDを貸してあげたら、代わりに貸してくれたチェコの「パットとマット」のDVD。

e0152493_20251046.jpg


家や野外で、違うことに夢中になってしまいトンチンカンなことをしているパットとマット。
でも、うまくいかないことがあってもめげないパットとマットは、とってもいいなって思います。

by momokororos | 2017-01-14 23:12 | 映画 | Trackback | Comments(0)

「ぼくの伯父さん」〜ジャック・タチ監督の映画

先日、学芸大学の流浪堂さんで話していたときに、ジャック・タチさんの話題になり、特集されている雑誌を出してきてくれました。

e0152493_19381665.jpg


e0152493_19381684.jpg


それまでジャック・タチさんは知らずにいたのですが、雑誌にはジャック・タチさんの映画のポスターも載っていて素敵でした。

e0152493_19381720.jpg



こちらはジャック・タチさんの本を紹介しています。

e0152493_05372644.jpg



そして、昨年末に青山のdoux dimancheさんで開催されていたブキニスト展。
行けなかったのですが、展示の案内の写真に素敵なポスターが写っていて、あとで聞いてみたらジャック・タチさんのポスターとのこと。

ジャック・タチさんの興味が高じて、手にいれた「ぼくの伯父さん」のDVD。

e0152493_19381898.jpg


まだ見れていませんが、見るのが楽しみです。

by momokororos | 2017-01-11 22:37 | 映画 | Trackback | Comments(0)

「フレンチ・カンカン」〜フランソワーズ・アルヌールさん

1954年のフランス映画の「フレンチ・カンカン」。久しぶりに昨晩見ていました。

e0152493_00591417.jpg


4、5年前に、学芸大学のCLASKAさんの屋上で野外上映されたときに見た映画です。

主人公は、フランソワーズ・アルヌールさんが演じる明るく元気な女の子ニニ。
モンマルトルのキャバレーでカンカンを踊っていたニニは、踊り子になる素質を初老のダングラール(ジャン・ギャバン)に見初められ、フレンチ・カンカンの公演のための踊り子の練習をはじめます。
踊り子になるための練習シーン。きびしい練習だけど踊り子になりたい女の子たちの潑刺な明るさがとってもいいです。

ニニを見初めたダングラールとニニは恋に落ちます。2人の年の差は4まわりくらい違うかもしれません。

ムーラン・ルージュでのカンカンのお披露目の初日。カンカンの踊りの前に、ウジェニー・ビュッフェ(エディト・ピアフ)が客席のあいだを歩き歌う素敵なシーンがあります。
そのビュッフェに、舞台の幕の陰から熱い視線を注いでいるダングラールの姿。そのダングラールを見ているニニ。ダングラールの心中を敏感に感じ、恋する乙女のココロが揺れるシーンが素敵です。ニニは楽屋に閉じこもってしまい、カンカンの幕が開かない。どうなるのか、ダングラールとニニのやりとりも見所です。
カンカンの幕は開き、饗宴とも思えるような華やかな踊りも魅力です。

ニニ役のフランソワーズ・アルヌールさんは可愛らしいだけでなく、元気な明るさいっぱいで惹かれます。
コラ・ヴォケールさんが歌う主題歌の「モンマルトルの丘」もパリへの憧れを誘う歌です。

あらためて「フレンチ・カンカン」を見て、こんなにも楽しくてせつなくもある素敵な映画だったんだなって思いました。

by momokororos | 2017-01-09 11:55 | 映画 | Trackback | Comments(0)