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見ないふりをしていること〜小川たまかさんの『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』

神戸元町の1003さん。

7月半ば過ぎに、1003さんを訪れたときに、大阪水無瀬の長谷川書店さんでみつけた松田青子さんの『じゃじゃ馬にさせておいて』を共有していたのですが、お会計の机の上にあがってた本を紹介してもらいました。
趙南柱(チョ・ナムジュ)さんの『82年生まれ、キム・ジヨン』。こちらの帯には、松田青子さんの紹介文が載っていました。その日は、別に紹介してもらった、北村紗衣さんの『お砂糖とスパイスと、爆発的な何か』の本を手にいれています『82年生まれ、キム・ジヨン』は、1003さんで見たあとに知り合いからもすすめられて、新刊書店で見かけていたのですが、次に1003さんに行ったときに買おうと思っていました。

今回、1003を訪れたときは残念ながら売り切れ。結局こちらに戻ってきてから買って読みました。その話題はまた今度。


1003さんでは、新刊図書やZINEなどが収められた棚がレジカウンターの近くにあるのですが、ジェンダーの本もいろいろ並んでいて、その中からおすすめてしてもらいました。かなりの冊数の本を手にいれていてどの本屋さんで手にいれたか記憶もおぼつかくなっている本もあるのですが、この3冊だったと思います(3冊目がおぼつかないです)。

小川たまかさんの『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を
藤本和子さんの『塩を食う女たち』
太田明日香さんの『愛と家事』

その中の1冊の、小川たまかさんの『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』。


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そのことを知らないというのではなく、知っているけど見ないふりをしたり手をさしべないことの話しが載っていて、それはまさに「わたし」のことではないかと思ってしまいました。夜中に読み始めたのですが、2、3章を読んでやめました。眠いかからではなくてかなり衝撃的だったかもしれません。

日をあらため再び読み始めました。
世の中で炎上しているのことが何でだろうとわからず不思議に思うことがあったのですが、この本に書かれている炎上した理由の解釈を読むと、そこまで気がまわすことができていない自分にがっかりしました。「なるほど」を通り越して「ふがいない」自分を感じてしまいます。
自分の考えの足りなさや自分との考え方の違いを再認識させられるとともに、そういう考え方ができることに惹かれます。


映画の中の女性たち〜松田青子さんの『じゃじゃ馬にさせといて』
2019年7月30日の日記

バーレスクのこと〜北村紗衣さんの『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』
2019年8月10日の日記


by momokororos | 2019-09-30 22:38 | | Trackback(91) | Comments(2)

主客一体のココロ〜兵庫尼崎の雑貨の dent-de-lionさん

兵庫尼崎の雑貨の dent-de-lionさん。
神戸三宮でお昼を食べてゆっくりしてから、JRで大阪方面へ向かい立花へ。立花駅からは私はいつもバスに乗ってお店に行きます。


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暑い日だったので、グレープフルーツジュースをいただきました。

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お店にはカフェコーナーがあるのですが、すこし前からお茶だけの利用はできなくなっています。それは店長さんの苦渋の選択。いつしかお店のカフェコーナーはご近所さんのサロンみたいな感じになっていたそうです。雑貨やお洋服などをゆっくりと見てもらうための判断とのことでした。

このあいだ、神戸の カフェのtoiroさんと話していたことと似たような話しだなあと思いました。
みんなが過ごす空間であるのにかかわらず、他の人のことが目に入らないかのように自分の空間のように振る舞う人たちが増えてきているような気がします。

お茶の世界では、主人だけではなく客にもそれ相応の振る舞いが求められる「主客一体」のココロ。先の日記では、欧米からのホスピタリティを自分のいいように解釈しお客なら何でも求められると思っている人が多くなってきているのでは?と書きましたが、日本の「おもてなし」のココロを忘れずにいたいものです。


店内には、静かなクラシックのピアノ曲がかかり、ゆっくりした時間が流れます。

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お店では、古賀麻里子さんのうつわの展示が開催中でした。展示はすでに終了していますが、フランスのアンティークにも見える落ちついた色合いが素敵でした。

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むかしは、大阪堀江という人気で交通の便がよい場所にあった、dent-de-lionさん。
不便な今の場所に移ってから、ますます魅力が増し、午後半日はつぶれてしまうものの何度も通ってしまうお店です。



by momokororos | 2019-09-28 22:50 | 雑貨 | Trackback | Comments(0)

関西寄り道小道~姫路の図書室と本屋さん

先日、姫路城のことを書きましたが、写真はイーグレ姫路というビルから見える姫路城でした。

姫路の姫路城と神戸の花隈城址
2019年9月18日の日記
https://momokoros.exblog.jp/28578414/


かなり前ですが、そのイーグレ姫路では屋上で雑貨のフェスティバルを開催していたことがあり、好きな作家さんの「Bruno」さんも出展していたこともあって、年に1度訪れていたことありました。

イーグレ姫路の1階と屋上以外は訪れたことがなかったのですが、先日あがってみると、3階に姫路市男女共同参画推進センサーがあって、その図書室にはジェンダーや労働、健康、心理、政治などの本がものすごく充実していました。
受付で県外の人でも利用できますか?と聞いてみると、貸し出しはできないけど閲覧は可能とのことで、しばし本を見ていました。ジェンダーの本だけでも目を瞠る本があって1000冊くらいあったかもしれません。育児や健康、社会。児童書、絵本、コミック、雑誌などもあっ1日いても飽きないかもしれません。たまに住んでいるところ以外の図書館に行きますが、本のラインアップや並べ方が違っていてワクワクします。

『皿洗いするの、どっち?』山内マリコ著
『北欧に学ぶフェミニストの本』
『こんな生き方がしたい レイチェル・カーソン』小手毬るい著

などの本がいいなと思いましたが、これらの本はこちらに戻ってきてから出会えていません。
図書室の人に聞いてみたら、神戸にはもっとすごい図書室があるということを聞きました。行ってみたいです。
東京田町の女性就業支援センター(昔は「女性と仕事の未来館」とのいう名前)の図書室に昔通っていたことがあって、障碍などの本を読んだり借りていたりしていたのですが、ここ何年かご無沙汰しています。

イーグレ姫路からほど近い、おひさまゆうびん舎さんへ。
おひさまさんでは、夏葉社さんの本の展示をしていて、『さよならのあとで』の詩集の本のラフも展示していて、高橋和枝さんのカラーやモノクロの絵も載っていて興味深かったです。その『さよならのあとで』に載っている高橋かずえさんの原画も展示をしていました。展示は9月末までとのことです。


おひさまさんでは、面白い本を見つけました。

『ずぼらとこまめ』。

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姫路をあとに寄った本屋さんや雑貨屋さんの店長さんに聞いてみたのですが、わたしは「ずぼら」と答える人ばかりでした。
私は自身のことを「こまめ」と思っていたのですが、話しを聞くうちに「ずぼら」かもと思えてきました。こまめでもずぼらなところもあるし、他人から見るとそうじゃないって思われたり。この本にも書いてあることですが、人間は両側面を持っていますよね。

作家の書斎や絵描きのアトリエなど、モノが多くて雑然とした感じなのに素敵と思うことがよくあります。自分のお部屋もそうありたいのですが、そうはなりません。見せようという意図が理想を高めてよくないのかもしれません。



by momokororos | 2019-09-27 22:52 | | Trackback | Comments(2)

神戸中山手通のカフェでひとやすみ

神戸元町。
京都の御室仁和寺の特別公開に訪れていたのですが、晴れて暑くて熱射病気味。
阪急電車で水無瀬の長谷川書店さんに少し寄ってから神戸元町へ。
中山手通りの カフェの toiroさんで一休み。

お店のテーブルは満席で、わたしは2席あるカウンターへ。
少し時間かかります、と店長さんから言われましたが、どこに行くかの計画もない私なので、お店の忙しさが一段落してからで大丈夫ですと、答えました。

お月見パフェをいただきました。

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疲れた体に甘いもの、とってもおいしかったです。


店長さんは1人でお店を切り盛りされているのですが、自分の思いのまま傍若無人に振る舞うお客さんのことを話していました。
声高に騒いだり傍若無人に写メを撮ったりする人に対しては、他のお客さまに迷惑がかかるので店長さんは注意しているそうですが、あとでソーシャルメディアでお店のことを悪く書かれたりすることもあると話していました。

自分が思いこんでいるサービスを受けるのが当たり前と思っていたり、自分が考える価値観がどこにいても通用すると思っている人が多くなってきているように思います。

今回の旅で、別のお店の店長さんとも話していたことなのですが、欧米型のホスピタリティーがいいように解釈されている感もあるかなと私は思います。
また機械化やマニュアル化により、より早く効率的に対応できるようになった世界。効率化されていないところにも当たり前のように効率を求め、それが得られないと不機嫌になることが多くなってきている気がします。
こんなことがスタンダードとなり、それ以外が許容されない世の中になってしまうことに危惧します。

お客さんにとってもお店にとってもいい空間になるといいなと思います。


テーブルのお客さんがみんなひけて静かな空間になりました。そのあと常連さんが1人来て3人でしばしお話ししていました。
お店は19時までですが、鯉川筋のファビュラスオールドブックさんに寄ろうと思い、19時前にお店をあとにしました。



by momokororos | 2019-09-19 22:16 | グルメ | Trackback | Comments(0)

姫路の姫路城と神戸の花隈城址

姫路と神戸を訪れていました。

姫路城です。

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姫路城近くの4階建てのイーグレ姫路から見える姫路城。
堂々たる姿です。


前に撮った写真ですが、姫路駅前からの姫路城です。

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駅前から見える姫路城も素敵です。

むかしはお城が大好きで、かなり前に姫路城の天守閣の一番上まで登ってみましたが、ものすごく急な階段で、高所恐怖症のわたしは降りるときに妙に力が入っていたせいか足がガクガクとなり、2度と登りたくないなと思いました。姫路城には何回か訪れていながら天守閣にのぼったのはそのとき1度きりです。
お城が好きだったときがあり各地のお城に登っていますが、最近はあまり行っていないですが、このあいだ宇和島城の天守閣に登っています。こちらも階段が急でこわかったです。

姫路城は、よく行くおひさまゆうびん舎さんからすぐです。正確にいうと、姫路城の城内まではすぐですが、天守閣まではかなりあります。


姫路から神戸へ。
神戸の花隈(はなくま)にある花隈城址。
JR神戸線に乗っていると神戸駅と元町駅のあいだに石垣の上にある公園みたいなところが見えて、ずっと気になっていました。

初登城?です。

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調べてみると、お城は破壊されていまの石垣は模擬だそうです。
調べたのは登城したあとで、本当の城跡だと思っていましたが、あらためて撮った写真をみると、お城には似つかないきれいな階段に登りやすいスロープなどが配されていていました。気づかないわたしは城好きとは言えないかもしれません。かつてはこの公園の敷地を含むもっと広い範囲が花隈城だったそうです。

はたからみると大したことのない高さと思っていましたが、かなり汗かきました。

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天守台?

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天守台にのぼると涼しい風が吹き抜けます。
JR神戸線が見えます。

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花隈城址は、よく行く神戸元町のハニカムブックスさんの近くにあります。ハニカムブックスさんのビルも上の部分、3階までが見えました。ハニカムブックスさんは2階なので残念ながら見えませんでした。

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戦に敗れあとかたもなく破壊されたお城があったことに、もののあはれを感じます。


宇和島城〜宇和島素敵なところ
2019年6月10日の日記





by momokororos | 2019-09-18 22:43 | お城 | Trackback | Comments(0)

煮穴子と焼穴子〜姫路美味しいもの

姫路。
駅から姫路城の方にのびるおみぞ筋のアーケードを歩きます。二階町のアーケードへぶつかりますが、二階町のアーケードの東側のお食事処を探索してみました。この前に姫路を訪れたときには、西側の西二階町のアーケードを探索しています。

ランチのお店をいくつか見つけましたが、姫路城に近いところのお店は1500円くらいの値段のお店が多かったです。観光客を見込んだ価格でしょうか。少し高いなあと思って入らずさらにお店を探していましたが、かなり暑い日で疲れてきました。どこでもいいやと飛びこみで入るか、前に入ったことのあるお店に入るか迷いましたが、疲れたうえにおいしくないお店には入りたくなかったので、姫路で美味しいと思っている、おみぞ筋の一楽さんでお昼をいただくことにしました。

煮穴子と焼穴子が入っているメニューがあったので頼みました。

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煮穴子が美味しいです。
どのお店で食べても、わたしは煮穴子のほうが好きです。

お刺身も天ぷらもついていてゴージャスで、1500円よりも高くなってしまいました。

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この前に姫路に来たときも、高いなあと見送ったお店が何軒もあったのですが、それより高いお昼を食べてしまってます。



by momokororos | 2019-09-17 22:50 | グルメ | Trackback | Comments(0)

千手観音菩薩さま〜京都御室仁和寺観音堂

金沢から京都へ。

京都で、仁和寺観音堂の観音障壁画の初公開のポスターをふと見かけました。千手観音菩薩立像も公開されています。

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昨日は暑い日で、仁和寺境内は山門からずっと日を遮るものがないのを知っていて、行こうか迷いましたが、見たことのない千手観音さまをみたくて出かけました。10年ほど京都のお寺や庭園を訪れているときがありましたが、最近は春の桜や秋の紅葉の時期以外はあまり行かなくなっています。

大宮から嵐電で帷子ノ辻へ。帷子ノ辻で北野白梅町行きへ乗り換えます。
途中路面区間もある嵐電の不器用な揺れかたとのんびりした走り方が魅力です。

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御室仁和寺駅で降りて、2、3分歩くと御室仁和寺です。
仁和寺は皇室関係者が住職となる門跡寺院だった格式高いお寺です。

堂々たる二王門です。

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二王門から続く暑い玉砂利の道。
向こうに見える中門を抜けた右手が観音堂です。右手には五重塔。春にはおたふく桜で有名な御室桜があります。

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観音堂です。

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観音堂の中の千手観音さまの手と結ばれている五色の紐です。

観音堂の中の千手観音さまは、公開されてこなかったせいか金色に輝いていました。千手観音さまは、千の手と千の目ですべての人をあまねく救済する菩薩さまです。
そして二十八部衆が並び(阿修羅が有名です)、その前には風神と雷神が配されています。風神は、4本の手の指で東西南北、2本の足の指で天地を現しているそうです。雷神は、3本の手の指で過去現在未来、2本の足の指で天地を現しているそうです。今日説明を聞いて初めて知りました。


千手観音さまと観音堂の障壁画を見たあと、ふたたび御室仁和寺駅までもどり、駅員さんにラッピング電車はいつ来ますか?と聞いてみました。千手観音さまとのラッピング東西南北観音さまの手が車内広告の代わりに垂れている電車が走っているのです。「観音電車」は、北野線には走っていなくて、大宮と嵐山の路線で1時間に1本走っていると聞いて、帷子ノ辻まで戻ります。

帷子ノ辻駅の駅員さんに「観音電車」は今どのあたりを走っているかわかりますか?と聞いてみると、次の嵐山方面への電車が「観音電車」とのことでした。ラッキーです。

「観音電車」の千手観音さまのラッピング。

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車内広告のかわりに千手観音さまの手がぶらさがっています。

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これはすごいです。
不気味だという声もあるのですが、わたしには素晴らしく思えます。手に持っているモノは持物と言われ、いろんなモノを持っています。

ちなみに仁和寺の千手観音さまは、40本(合掌されているのを含めると42本)の手をもち、一本の手は25の願いをかなえるので、40×25で 1000です。本当に1000本の手がある観音さまもいて、大阪の藤井寺や奈良の唐招提寺の千手観音さまは見にいったことがあります。

四条河原町から出発して、仁和寺観音堂だけ見て帰ってきたのですが、3時間かかりました。

仁和寺観音堂の観音障壁画は、11/24まで公開されています。




by momokororos | 2019-09-16 10:41 | お寺 | Trackback | Comments(0)

「恋するいしかわ」〜石川近代文学館

金沢の石川四高記念館。

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石川四高記念館の中に、石川近代文学館が入っていて、「恋するいしかわ」の展示が開催されています。

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石川ゆかりの作家さんの本や書簡などが展示されていて、かなり興味深かったです。


加賀市生まれの深田久弥さんの『火にも水にも』の本が展示されていました。深田久弥さんは最近知った作家さん。『日本百名山』など山の本を書いています。

先日、東京中目黒のCOWBOOKSさんで、北畠八穂さんの『透きとおった人々』を見ていいなと思いました。

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COWBOOKSさんのお店のスタッフさんから、北畠八穂さんの旦那さんは山の本を書く深田久弥さんで、初期の深田久弥さんの作品は北畠八穂さんがゴーストライターとして書いた、という話しもあるとのことを聞きました。
『透きとおった人々』は、北畠八穂さんが親交のあった、室生犀星さんや堀辰雄さん、立原道造さん、林芙美子さん、川端康成さんなどの人々について書かれています。

『火にも水にも』は本の展示のみだったので、展示が終わったあとに学芸員に聞いてみました。
初期の作品なので、深田久弥さん自身が書いた本で、その時代の金沢の女の子の様態を描いた楽しい作品とのことでした。石川の大聖寺に深田久弥さんの記念館「深田久弥山の文学館」があるとのことを教えてもらいました。

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大聖寺には、九谷焼美術館もあって行ってみたいと思いました。


「恋するいしかわ」の展示には、室生犀星さんの『三人の女』や、井上靖さんの金沢や能登を舞台にした小説の『波の音』や『夜明けの海』、永瀬清子さんの『あけがたにくる人よ』、本谷有希子さんの『生きているだけで、愛』などがあり、読んでみたいなと思います。
中西悟堂さんの『かわたれの花』の戀獄という詩の本も展示されていましたが、どこかの本屋さんで見かけた本です。どこだったか。中目黒のdessinさんだったような気もします。紅玉いつきさんの本も読んでみたいです。

展示をみたあとに、学芸員さんといろいろ話していたのですが、徳田秋聲さんの話しをしたときに、秋聲さんは身近な人たちのでことを書いていることが多く、身近な人たちからの反発もあったけど、それを受けとめる覚悟を持って書いていたということを聞きました。
その徳田秋聲さんのことを研究している古井由吉さん、その古井さんを敬愛しているのが又吉直樹さん、ということも教えてもらいました。古井さんの本は『槿』や『杳子・妻隠』など何冊持っているので読みかえしてみたいです。又吉さんは『火花』しか読んだことがありません。
徳田秋聲さんの金沢の町のことを描いた『町の踊り場』の短編があると教えてもらったので読んでみたいと思います。

また学芸員さんに、大好きな廣津里香さんの常設展示がなくなってしまって残念ということを話したら、常設展ではなく、毎年のタイミングで展示されているときにあたったのでは?と言われました。
廣津里香さんは、石川近代文学館での展示を見てから好きになり何冊の本を買うようになりました。少し前に廣津里香さんの私家版の日記を古本屋さんで見かけた、ということを話したら、廣津里香さんが亡くなってから出版された日記は本人の意思ではなく、近親の人たちの微妙な話題も書かれているので、文学館にもある自筆の日記の公開するページや編纂した日記については注意している、という話しを聞きました。また廣津さんの絵と詩がセットになった本もあるが、必ずしも廣津さん自身が組みあわせたものではない、という話しも聞きました。なるほど知らないと廣津さん自身が絵と詩を一緒に書いたと思ってしまいます。

ちなみに、バラの絵と、無題の詩は廣津さんがセットで考えていたそうです。
その詩です。

  切り取っても
  花瓶にさしても 
  バラはひらく

  私はいやだ
  花瓶のなかで 
  花開くのは

  つかまえて
  檻に入れても
  豹は生きる

  私はいやだ
  金網のなかで 
  呼吸するのは

何度読んでもすごい詩だと思います。

バラの絵はこちら。

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また、廣津里香さんの展示をすることもあるそうなので、楽しみにしていていたいと思います。

廣津里香さんに逢いたい
2017年8月19日の日記









by momokororos | 2019-09-15 15:46 | | Trackback | Comments(0)

北陸美味しい海の幸〜金沢

金沢。
昨日は東京も寒かったのですが、昨晩の金沢も寒かったです。金沢に入ってから、片町の街をブラブラとしました。金沢が好きだからかもしれませんが、街の匂いや吹く風に哀愁を感じます。こんなときに人恋しくなります。

前に入れなかった木倉町のお店をのぞいてみたのですが、食材がなくなって今日はおしまいと言われ残念でした。さらにいつのにまに予約が必要になっていましたが、そんなときにも応対が丁寧で好感がもてるお店です。前に満席だったときにも丁寧な応対をしていただいているので、ぜひ訪れて食したいお店です。

その夜は、片町伝馬のいつものお店でいただきました。

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今日は、お天気ですがすがしい陽気でした。
お昼は、前に入った近江町市場のお寿司屋さんで食べようと思ったのですが、混んでいたので、向かいのエムザのお店でお昼をいただきました。

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北陸海の幸はいつ食べても美味しいです。




by momokororos | 2019-09-14 22:14 | グルメ | Trackback | Comments(0)

ジャズの流れるロマンチックな夕べ

久しぶりです。

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駅前の広場では、ジャズが演奏されてロマンチックでした。少したたずんで聞いていましたが、素敵な夕べです。



by momokororos | 2019-09-13 20:21 | 気持ち | Trackback | Comments(0)