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よかれと思って、という勘違い

最近考えることなのですが、知らず知らずのうちに、これまで自分が当たり前に思っていた価値観で無意識に振舞っていたかもしれないと思いました。

『よかれと思ってやったのに』の作者の清田隆之さんは、

よかれと思ってやったことが裏目に出るのは悲しいし、無知や無自覚によって大切な人から絶望されてしまったらそれは悲劇です。

と言っています。


少し前の日記で書いた上野千鶴子さんは、

相手が嫌がっていることをキャッチできないほど鈍感なのが問題

と言っていますが、いままでのステレオタイプな考え方や、これまで育ってきたジェンダーの考え方は予想外に強固で、よかれと思って勘違いしていて、嫌がられていたことがあったかもしれないことを思います。


清田隆之さんの『よかれと思ってやったのに』は、男女ともに納得させられることがたくさん載っています。

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相手の嫌がっていることをキャッチできない鈍感さ〜上野千鶴子さん
2019年7月15日の日記




by momokororos | 2019-08-31 22:34 | | Trackback | Comments(0)

色鮮やかな杉田豊さんの絵本

この前、高円寺のるすばんばんするかいしゃさんに行ったときに、奥から杉田豊さんの絵本を2冊だしてきてくれました。

1冊目は、『よりみちしたてんし』。

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杉田豊さんの色遣いが大好きです。

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『よりみちしたてんし』は、別版の絵本を持っています。

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2冊目は、『きょうもうれしいひ』。

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こちらは杉田豊さんにしては、淡いやさしい色遣いです。

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持っている杉田豊さんの絵本です。

『ぼくもいってみよう』。

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この色遣い、なかなか見かけません。

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『みんなうたってる』。

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『おかあさんはどこ』。

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『みんなのおねがい』。

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『しあわせのいす』。

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『Runaway James and the Night Owl』。

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『おやすみなさい1,2,3』。

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『ほしはみたの』。

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『赤ずきんちゃん』。

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『アパートのまど』。

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『いねむりろばくん』。

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この『いねむりろばくん』が、杉田豊さんの絵本で一番に買った絵本で、一番好きです。こちらもるすばんばんするかいしゃさんで手にいれています。

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by momokororos | 2019-08-29 22:30 | 絵本 | Trackback | Comments(0)

楽しくて、そしてやさしい〜山田美津子さんの『カーたろうとこけしっぺ』の絵本

さきおととい、神保町のブックハウスカフェさんでおすすめてもらった絵本を紹介しましたが、もう1冊楽しい絵本をおすすめしてもらっています。
先日の絵本はしみじみと味わえる絵本でしたが、こちらはお腹をかかえて笑える絵本でした。


山田美津子さんの『カーたろうとこけしっぺ』。

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すすめられて店内で読んでいたのですが、奇想天外なカーたろうに笑いぱなしでした。久しぶりにめいっぱい笑ったよう気がします。

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カーたろうは、ありさんに自分のごはんあげたので、雲が食べものに見えてます。

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おむすび見つけた、と思ったら、こけしの柄でした。


そして、この気持ち。。

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カーたろうはやさしいんです。
かわいいこけしを巣に持ってかえります。

抱腹絶倒な物語はここからですが、手にとってみることをおすすめします。


出口かずみさんの『マァヘイくんとちいさいおじいさん』の絵本以来の笑える絵本です。



マァヘイくんシリーズの絵本の魅力〜出口かずみさんの傑作絵本
2019年3月16日の日記



by momokororos | 2019-08-28 22:35 | 絵本 | Trackback(578) | Comments(0)

めぐる季節への想い〜『はるとあき』

最近はどこへ行くのも久びさになっているのですが、久しぶりに神保町のブックハウスカフェさんへ。


買いたい絵本におすすめの絵本にたくさんの絵本を手にいれました。
そのなかでも、スタッフさんからおすすめしてもらった絵本は特に素敵でした。


斉藤倫さんと、うきまるさんの作、吉田尚令さんの絵の『はるとあき』。

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やさしいやさしい感じの絵です。


「はる」がお目覚めです。

わたしは はる
わたしが めを さますと
さむさは だんだん やわらいできます


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「そろそろ こうたいね」と、「はる」は「ふゆ」に伝えます。

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そして、「はる」が「なつ」と交代のときに、「なつ」が「あき」が来るまで頑張る、という言葉を聞きました。「はる」は「あき」に会ったことがありません。「はる」は、想いを寄せる「あき」への気持ちとみんながまちまちに言う「あき」のことを考えます。

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「はる」は「あき」にお手紙を書くことを思いつきます。

「はる」から「あき」へのお手紙から始まるやりとりの想いがとても素敵で、「はる」から「なつ」、「なつ」から「あき」、「あき」から「ふゆ」、そして「ふゆ」から再びめぐってくる「はる」へのお手紙は、会うことのできない季節への想いのせつなさと、その想いを託し伝えることの素晴らしさを感じます。

読めば読むほどに深くせつなく、とてもいい絵本でした。




by momokororos | 2019-08-25 23:21 | 絵本 | Trackback | Comments(0)

持っているアングランドさんの絵本

東京中目黒の dessinさんでアングランドさんの絵本を見かけました。

アングランドさんの絵本は何を持っているかがわからなくなっているので、いったんお取り置きをしてもらい、持っている絵本を確かめてから、持っていない2冊を手にいれました。


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持っているアングランドさんの絵本を、自分の記録の意味もかねて紹介します。

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先日紹介した3冊セットの箱入り絵本と、4冊セットの箱入り絵本です。

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左の絵本は先日紹介しましたが、右の絵本の箱には5冊のソフトカバーの絵本が入っています。
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こちらの絵本は、アングランドさんにしては大きな絵本です。

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最初はそんなに興味ありませんでしたが、ここ2、3年間かわいいなと感じているアングランドさんの絵本です。


アングランドさんの可愛い絵本
2019年8月19日の日記


by momokororos | 2019-08-24 22:50 | 絵本 | Trackback | Comments(0)

『しずくとりんご』〜ボフダン・ブテンコさんの絵本

ポーランドのボフダン・ブテンコさんの絵本は、『しずくのぼうけん』が有名ですが、先日、姫路のおひさまゆくびん舎さんを訪れたときに、『しずくとりんご』という絵本を見つけました。

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『しずくのぼうけん』のしずくの絵です。絵本のサイズはCDジャケット大です。
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お話しもいいです。

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どうするのでしょう。
空にもしずくがいるのが可愛いです。

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今日、この絵本を一緒に見ていた人がいるのですが、やはり可愛いと言っていました。

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このあとも物語が続きます。

『しずくのぼうけん』は大好きな絵本ですが、しずくを主人公にした他の絵本があるのは知りませんでした。シリーズでもう2冊あるみたいですね。出会えるとうれしいです。


ポーランドの絵本(其の一)〜ボフダン・ブテンコさんとヨゼフ・ウィルコンさん
2015年3月25日の日記

「しずくのぼうけん」〜ちひろ美術館
2010年4月25日の日記




by momokororos | 2019-08-23 22:46 | 絵本 | Trackback | Comments(0)

アングランドさんの可愛い絵本。

アングランドさんの可愛い絵本。

いつも、アングランドさん、とだけ言っているのですが、ジョーン・ウォルシュ・アングランド(Joan Walsh Anglund)さんです。英名の綴りもわたしは間違えていました。

学芸大学の流浪堂さんで手にいれた、箱入りの3冊セットの絵本です。

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箱の表紙と裏表紙はこんな絵です。



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中身の3冊は、箱の表紙と同じ絵本と、箱の裏表紙と同じ絵本と、もう1冊はこんな絵本です。

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アングランドさんの絵本はたくさん持って、何を持っているのかわからなくて、本屋で見かけて買うかどうかを躊躇することが多いです。
幸い2重に買った絵本はないのですが、持っているアングランドさんの絵本の写真を撮っておいたほうがいいかもしれません。



by momokororos | 2019-08-19 22:19 | 絵本 | Trackback | Comments(0)

奥野信太郎さんの本の魅力〜『町恋いの記』と『かじけ猫』

ここ3ヶ月くらいのあいだに、奥野信太郎さんの本を2冊読んだのですが、素敵な本でした。


『町恋いの記』。

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箱入りのこの本は、大好きな三月書房さんの本で、少し前に、中目黒のCOWBOOKSさんで手にいれました。

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お店には、特装版と通常版の療法がお店にあって比べて見たのですが、本体の布張りの装幀も含めて、特装版がやはりよくて、特装版を手にいれました。
こちらが本体です。

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『町恋いの記』は、すでにタイトルだけで魅了させられたのですが、奥野信太郎さん文章は、風情と愛惜の情があり素敵で余韻として残ります。


谷中の螢沢のくだりです。
東京の谷中に昔、蛍が見られる川が流れていたそうです。

団扇を片手に、町娘がつれだって流れのふちのここかしこに夕涼みをしていた。うす紙に螢をつつんで、しずかに別れてゆく若い女のすがたは、想いやるだにゆかしくうつくしい。その別れは、思いあったどうしの男と女とでもいいし、気のあった女どうしでもいいが、螢をうす紙につつむ主は、どうしても女でなければならない。零雨君の句をみて、ふとぼくは遠い昔の螢沢のことを思いおこす。やっと中学を出たころの、東京がまだしっとりとした時代のことである。
[奥野信太郎、『町恋いの記』より]


うす紙に蛍をつつむ、という光景はわたしは知らないのですが、うす紙を通じて蛍が光る光景は、柔らかな光がとても雰囲気があったのだろうなと思います。


蛍のことは、渋谷のことを書いたくだりにもでてきます。


少年時代ほんのしばらく青山南町に住んでいたころ、よく道玄坂あたりまで遊びにきた。
水車小屋があったり田圃が続いたりしていて、もう宮益坂をおりると、あたりはすっかり田舎の風景であった。いまの玉川電車が道玄坂上に出てくるあたりには、竹藪が生いしげっていて、その藪のなかに斎藤という小児科の医者が住んでいた。(中略)
「宮益坂の下の方までゆくと、たくさん螢がとれますよ。あれから先の水車小屋のへんにかけてが一番多いところです」
[奥野信太郎、『町恋いの記』より]


国木田独歩さんの『武蔵野』にも渋谷のくだりが出てきます。

自分は二十九年の秋の初から春の初まで、渋谷村の小さな茅屋に住で居た。(中略)
九月七日 ー「昨日も今日も南風強く吹き雲を送りつ雲を払ひつ、雨降りみ降らずみ、日光雲間をもるるとき林影一時に煌めく、ー」
[国木田独歩、『武蔵野』より]


藪や雑木林であった頃の渋谷に憧れます。


奥野信太郎さんは、渋谷についてこう続けます。

渋谷のよさは、町全体がまだまだ未完成だという点にある。そういうほうからいうならば若い町だということができよう。路も、家なみも、まだ整然としたものではない。あれで路や家なみがひととおり整然としてもしまったころ、今度は急速に磨きがかかってゆく方向をとってゆくことであろう。それは三年後か五年後か、いまのところはわからないが、渋谷そのものに磨きがかかってゆくのは案外早いかもしれない。それを考えると楽しみである。そういう楽しみがあるところが、渋谷というところの若い所以であり、またその若さのよさでもらあるということになる。
[奥野信太郎、『町恋の記』より]


わたしも一人で都会の街に初めて遊びにいった街が渋谷であり、なんだかんだと渋谷の街で遊び、いまでも気にかかる街です。
この本を奥野さんが書いたのは、昭和42年。渋谷109ができたのが昭和54年(1979年)なので、もっと前です。渋谷を路面電車が走っていたのが、昭和44年までなので、ちょうど奥野さんが書いた渋谷は、東急文化会館(現ヒカリエ)の前に路面電車が走っていた頃です。

こんな街への想いには、わたしもそれを体感しているような気持ちになります。



そして先日、立川を訪れたあとに中目黒のCOWBOOKSさんに寄っていたのですが、奥野信太郎さんの『かじけ猫』がまた素敵だなと思いました。

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日々感じることや、酒や女、街や旅、お洒落や本などのことを綴った随筆です。
こちらの短編の終わり方がすごくいいです。その気持ちの余韻がいまでも漂っているかのような感じで文章を終えています。


泉鏡花さんの講演のくだり。

その講演ぶりがすこぶるふるったものであった。大きな椅子の上に厚い座蒲団をしき、テーブルの上には水のかわりに熱燗の銘酒 "銀釜" を土瓶に入れてのせてある。鏡花は演壇に現れるや、いくらか面はゆいような様子であったが、やがてやおら座蒲団の上に端座し、土瓶の熱燗をコップに注いで、ごくりとやりなながら話をしはじめてゆくうちに、いい塩梅に酔がまわり、すっかり調子が出てしまってそれはさながら鏡花文学を読むような、実に漂渺とした講演になった。紅葉の話から女の話、食べものの話、酒の話と、実にまとまりのないものではあったが、そのまとまりのないところが、かえって美しい幻でもみているような、なんともいえない慈味沃々たるものを感じさせた。
[奥野信太郎、『かじけ猫』より]


泉鏡花さんはもっともっと昔の人かと思っていましたが、奥野さんと同じ時代の人だったとは驚きです。



スタッフさんが手書きした『かじけ猫』の本の帯には、「アイスクリームの甘さ」が話しがよかった、と書いてありましたが、アイスクリームや季節おりおりの食材の味や、街や空や花の風景、花の匂いやもの売り音を通じて感じられる、せつない想いを綴っていました。


長崎のことを書いたくだりも興味がひかれます。


長崎の女の美しさは、どうもその何代か前の混血を思わせるところにあるような気がする。その一人一人をつかまえてあなたの家の家系には、もしや外国の人がありはしなかったでしょうかなどと聞いてみたところで、かの女たちは解せないような顔つきをして、あるいはいいえと答えるものが大多数であるかもしれない。しかしかの女たちがただ知らないというだけで、きっと何代か前には外国の血が混じていたにちがいないと思われるような美しさをもった顔が、長崎の町のあっちこっちにみうけられる。
[奥野信太郎、『かじけ猫』より]



長崎には、長崎くんち祭が好きで4、5回通っていたことがあるのですが、観光名所は別として、街歩きはあまりしていませんでした。「ケンミンショー」だっだと思いますが、長崎の町で撮られた女性はたしかにエキゾチックな魅力を感じました。
今度長崎を訪れるときは、街行く人をみてみようかなと思います。


奥野信太郎さんの本は、他の本をもう1冊持っていたと思うので、部屋を探してみたいと思います。





by momokororos | 2019-08-18 22:59 | | Trackback(12) | Comments(0)

蟹江杏さんの素敵な図集「杏と世界」

蟹江杏さんの図集「杏と世界」。

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幸せに満ちあふれているような絵です。

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ほんと素敵な色遣いです。

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夜空に向けた憧れみたい。

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ささやかながら美しい。

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なんて楽しいのでしょう。

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彼女の描く絵はまさに詩です。

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初めて杏さんの作品を図集で見たのですが、見た途端ぞっこんになってしまった図集です。
大阪の長谷川書店さんで手にいれています。



by momokororos | 2019-08-17 21:48 | 芸術 | Trackback | Comments(0)

クラフトイベントvillage〜東京立川の伊勢丹百貨店

今日は京都の五山送り火でしたが、京都には行かずに、東京立川を訪れました。
立川の伊勢丹百貨店で、villageというクラフトイベントが開催されていて見にきました。

立川は、むかし1度モノレールへの乗り換えで降りただけで、右も左もわかりません。改札から出たところの案内板の地図を見ていたのですが、行き先の伊勢丹が見つからない。北口とめぼしをつけて出てみると目の前にありました。

villageは、高知で開催されているクラフトイベントなのですが、各地でも開催されていて東京でも去年開催されています。
兵庫の尼崎の dent-de-lionさんが出店されています。


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dent-de-lionさんの店長さんとしばしお話し。店長さんは少し疲れていた感じだったので長居はしませんでしたが、お洋服やバックや小物、ハーバリウムなど、可愛くて素敵なものがたくさんでした。

展示は、20日火曜までです。


兵庫の雑貨のdent-de-lionさんの東京出店〜クラフトフェアvillage
2018年7月14日の日記




by momokororos | 2019-08-16 22:28 | 雑貨 | Trackback | Comments(0)