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2019年 05月 25日 ( 1 )

『ちひろさん』〜いい人をやめること

安田弘之さんの『ちひろさん』。
全9巻をあっという間に読んでしまいました。

ちひろさんが好きなのは一人でいること。 3巻には、「一人でいるってけっこう大変なんだな」という気持ちが表現されています。
そして孤高な人を尊敬しています。
たくさんの人がちひろさんのことを気にいり、ちひろさんの周りに集まりますが、ちひろさん自身がまさに孤高な人です。

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特に7巻目はよかったです。

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子ども時代に得られなかった思い、女と男を超えた関係、かかわるべきこと、1人になりたい時間、憧れ尊敬できる人など、そのときの自分の気持ちと対峙しながら生きていくちひろさん。
価値観の違うことには迎合せず、いい人をやめたちひろさん。逆に強要することもない、押しつけることもない振る舞いが気持ちいいです。


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「私たちは皆 人間という箱に入った宇宙人なんだ」という言葉を、前職だったときにお客さんから聞いたちひろさん。だからわからなくて当然だと。わかろうとするということと、無理にわかろうとしなくていいということの両方があるかと思いますが、ちひろさんは後者かなと感じます。それはちひろさんがこれまでいろいろ経験してきたからこそかなと思います。


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ときどき理由もなく離れていったり、弱くなってしまうちひろさん。その理由がわからなくても、受けいれてくれる人たちの存在がちひろさんを支えてくれています。


『ちひろさん』〜多様な価値観の中での個性
2019年5月17日の日記



by momokororos | 2019-05-25 11:06 | | Trackback | Comments(0)