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2018年 11月 25日 ( 1 )

情熱的な色遣い〜三岸節子さん

三岸節子さん。
大好きな絵描きさんです。
何度か日記に書いていますが、三岸節子さんの持っている本で一番好きなのは『花より花らしく』。こちらはその表紙です。

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私は花の作品を描きつづけてをります。大東亜戦争の間も、花ばかり描いてをりましたし、生物や鳥や風景を描くかたはら、終始変らず、花の作品を描いてをります。生涯、花の作品は私の制作対象から逃れることはありますまい。
なぜ花がこんなに好きなのか。
神様がお創りになつた造化の妙のなかで、こんな傑作がまたとありませうか。
こんなに愛らしくて、無邪気で、こんなに可憐で、デリケートで、華麗なものがまたとあるでせうか。
(中略)
ただ、美しい花を、あるがままにうつしとるのでは、花のもつ不思議さも、生命も、画面に見出すことは困難でせう。いかほど迫真の技術を駆使しえても、ほんものの、一茎の花に劣りませう。
花よりもいつそう花らしい、花の生命を生まなくては、花の実体をつかんで、画面に定着しなければ、花の作品は生まれません。
[三岸節子、『花より花らしく』より]


この『花より花らしく』は、中目黒のCOWBOOKSさん出逢った本です。
その後、大阪なんばの高島屋で三岸節子さんの展示会に出会い色遣いに魅せられて、尾張一宮の三岸節子記念館を訪れています。
そこで、三岸節子さんの伴侶の三岸好太郎さんを知り、札幌の三岸好太郎美術館を見にいっています。

三岸節子さんの情熱的な絵、そして表現することに対する情熱にとても惹かれます。

少し前に札幌に行ったときに三岸好太郎記念館を訪れていたのですが、古本屋さんで三岸好太郎さんと三岸節子さんのことを書いた本を見かけたのですが、荷物が重くなるかなと思って買いませんでした。

先日、学芸大学の流浪堂さんに寄ったときに、三岸節子さんの画文集を2冊みつけて手にいれました。

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三岸節子さんの赤色や黄色の色遣いが大好きです。

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画文集なので、絵とあわせて三岸節子さんの言葉を読んでいきたいと思います。


三岸好太郎美術館と北海道立美術館〜札幌ぐるぐる
2018年10月8日の日記



by momokororos | 2018-11-25 22:40 | 芸術 | Trackback | Comments(0)