人気ブログランキング |

2018年 11月 21日 ( 1 )

モノクロ映画の魅力〜オードリー・ヘプバーンさんの「麗しのサブリナ」

「麗しのサブリナ」。

e0152493_12094452.jpg


オードリー・ヘプバーンさん主演の1954年の映画です。

美しいモノクロームの映像に魅了させられます。夜のシーンでは光と影のコントラストが美しく、その光と影が主人公たちの心をあらわしているかのようです。

ご主人の屋敷のパーティに、オードリーが演ずる女の子が憧れるシーンは、「ローマの休日」の王女さまがローマのコロッセオから見える夜のパーティに憧れるシーンと似ています。
お屋敷の御曹司に恋している主人公のサブリナが、パリに行って洗練された女性にかわります。オードリーは、その野暮ったさを感じる女の子と洗練された女性を2人を見事に演じています。

身分の違う恋に、お父様から「月に手を伸ばすな」と言われるサブリナ。パリから帰ってきたサブリナはお父様から「月に手はとどかん」と言われます。それに対してサブリナは「違うのよ 月が手を差し伸べるのよ」と返します。このサブリナのの意識の変わりようも魅力です。オードリーが歌う「La Vie en rose 」(ラ・ヴィ・アン・ローズ、邦名ばら色の人生)は、フランスのシャンソン歌手エディット・ピアフが、1946年にうたった歌ですが、オードリーもいい味だしています。

オードリーの着ているジバンシィのお洋服も魅力で、パリから帰ってきたサブリナが着ているお洋服、舞踏会でのドレスなどもジバンシィのお洋服でどれも素敵です。
「パリの恋人」の映画の中の本屋さんで働くオードリーが着るジバンシィのお洋服も派手さはないものの素敵です。

いままで気づきませんでしたが、「麗しのサブリナ」は、大好きな映画の「アパートの鍵貸します」のビリー・ワイルダー監督の作品でした。

最後ちょっと展開がはやいかなとも感じましたが、ムーディーであり、描かれている気持ちの揺れは、「アパートの鍵貸します」の映画と共通するものを感じます。


大好きな映画〜「アパートの鍵貸します」
2018年1月13日の日記
https://momokoros.exblog.jp/26599952/

巴里への憧れ〜1950年代のパリ
2016年2月28日の日記

by momokororos | 2018-11-21 22:37 | 映画 | Trackback | Comments(0)