古絵本と書きこみ~’80 12.25 クリスマスプレゼント

絵本がとても好きです。

新刊の絵本や古絵本も買ったりいろいろです。
昔の絵本の色合いや、その時代に影響された絵の魅力を堪能しています。
図書館で本屋さんに並んでいない絵本を読むのも好きなのですけど、
古絵本のさらなる魅力は古本屋さんで買う絵本にあったりします。

東京高円寺の絵本屋さん「るすばんばんするかいしゃ」さんに先日行ったとき、
何冊かセレクトしてお会計をすませた後にふと目にはいった棚の絵本。
手にとって読んでみるととっても素敵な絵本でした。

「なかないでくま」フランク・アッシュ 作・絵、岸田衿子訳、佑学社

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月を見ることが好きなくまさん。

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月がやせほそっていくことにココロをいためます。
心配でたまらないくまさんは行動にでます。
そしてとった行動とは...

くまさんやコトリさんの表情やしぐさがとってもかわいいんです~☆
コトリさんとの交流とともに、くまさんの表情や動きから気持ちが伝わってくる素敵な絵本です。
お店で2度繰りかえして読んで涙がでそうになり、家に帰ってからも何度も読みかえしてしまいました。
残念ながら絶版の絵本ですが、
お会いできる方とは、今度この絵本を一緒に見れればいいなあって思っています。

この絵本の裏表紙の見返しのところには、こんな書きこみがありました。

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1980年のクリスマスプレゼント...

この絵本をプレゼントとしてあげたおかあさんと麻弥ちゃんのことに思いを馳せます。
麻弥ちゃんはこのとき小学校の低学年で7、8歳くらいだとすると、今は40歳手前くらいですね。
おかあさんは、どんな想いでこの絵本を買って、どんな気持ちでプレゼントを渡したのか、
麻弥ちゃんは、どんな気持ちでこの絵本を受けとり読んで、どんな思いで手放したのだろうか、と...

昔の、図書館や学校の図書室の本の裏表紙の貸し出しカードもそうですが、
どんな人が読んだのか、少しでも手がかりがわかると想いがものすごく広がります。
by momokororos | 2009-03-23 21:29 | 絵本 | Comments(0)
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