先日、新刊書店で、テッド・チャンさんの『息吹』が並んでいるのを見かけました。 買おうかなと思いましたが、同じテッド・チャンさんの『あなたの人生の物語』が紹介されていたので、そちらを先に読んでみようと思いました。 期待していたほどのワクワク感ではないのですが、これまで読んだことのないような内容です。 地球を果てまでいくとまた元の場所に戻りますが、昔は、先が滝となっていたりする世界の果てがあると考えられていました。それをヒントにした短編はもしかしたらありうるかもしれないと思わせます。薬によって人間の能力が拡張した人の短編は、福岡伸一さんの生命の動的平衡の話しにも通じます。この本の題名になっている「あなたの人生の物語」は、時系列的、因果律的に考える人間と、原因が発生するまえに結果の知識を有する目的論的に考える異星人とのやりとりの話しなどが書かれています。 これまでの見方を変えたときに現れる世界が描かれています。 1回読むだけでは理解がむずかしくて、読むのをやめようかなと思ったりしたことが何度もあるのですが、その先を読みすすめると、魅惑の世界の理解の手がかりになるようなくだりもでてきたりしてやめられなくなります。 むずかしいことは変わらないので、少しずつそして戻りながら読みすすめています。
by momokororos
| 2020-02-18 22:47
| 本
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||