魅力的な始まりの『ペギー・スー 』〜セルジュ・ブリュソロさん

ペギー・スーの始まりはそうだったのかと、冒頭を読みかえしてみてそう思いました。読んだのがもう10年くらい前ですっかり忘れていました。

セルジュ・ブリュソロさんの『ペギー・スー 魔法の瞳をもつ少女』。

魅力的な始まりの『ペギー・スー 』〜セルジュ・ブリュソロさん_e0152493_21484719.jpg


ペギー・スーのシリーズの第1巻目です。

教室で、見えざるもののお化けから動かされるペギー・スー。先生の言うことには従わず、みんなからは変わり者として見られ嘲笑される。でもペギーや世の中に不可解なことが起きても、その見えざる者が見えるのは、ペギー・スーだけ。

背景がわからないと、人の行動は不可解に思えることが多々あります。それがために避けたり遠ざけたり嘲笑したりさげすんだり。
ペギー・スーもそんな不可解な行動をとる女の子のひとり。
ペギーはその状況にどう立ち向かうのか、克服すべきものを逃げずに克服できるのか、興味深い物語の始まりです。

日本語翻訳版を十数巻読みましたが、その次が待てど暮らせど刊行されません。
待っている人がたくさんいるはずです。

8巻目を読んだときの日記です。

「ペギー・スー」~魔法の力をもつ女の子
2009年7月6日の日記

by momokororos | 2018-09-19 22:22 | | Trackback | Comments(0)


<< 懐かしのベトナム料理屋さんの味... 雰囲気のよいタイ料理屋さん〜新... >>