バージニア・リー・バートンさんの『ちいさいおうち』。大好きな絵本の1冊です。 こちらは、縦書きで出版されていたときの初版です。
7版です。 「岩波書店」が、「岩波子どもの本」に変わっています。 初版も7版も、絵本の表紙や背には訳者の石井桃子さんの名前は見当たりません。 今の横書きの絵本の表紙はこちら。 縦書きの初版と、横書きの今の版を比べてみます。 横書きの原書を縦書きにするにあたり、イラストを左右反転させています。いろいろ考えていますね。 訳は少し見直されています。 もう1ページ比較です。 内容は大きく変わっていませんが、紙や印刷は変わっています。 国や文化を超えて翻訳するときの、工夫や悩みどころは並大抵なものではないと思われ、時代の価値観も伺い知ることができて、とっても興味深いです。 『ちいさいおうち』の邦訳を原書とは比較していませんが、比較して見てみたいものです。
by momokororos
| 2018-06-11 22:08
| 絵本
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