倉敷の大原美術館〜ジャクソン・ポロックさんの作品

昨日は、京都から香川の丸亀に出ていて、その先の宇和島まで行こうかなとも考えていたのですが、調べてみると、丸亀から松山まで1時間半、さらに宇和島まで1時間半かかるので諦めました。

岡山まで戻って倉敷へ。倉敷は、今回寄りたいなと思っていたところの1つです。

久しぶりに大原美術館を訪れました。

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蔦に覆われた門が素敵です。お隣りのミュージアムカフェの建物も全面蔦に覆われています。

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先日、千葉佐倉の川村記念美術館でジャクソン・ポロックさんの作品を見ていて、そのあとにポロックさんのことを書いた原田マハさんの『アノニム』を読みました。さらにむかし絵を描いていたお友達がいて、ポロックさんのことを知らずに、そのお友達がポロックさんみたいな絵を描いていたことを知り、ますますポロックさんに興味を覚えていました。原田マハさんの『アノニム』には、ポロックさんのことを知らずにポロックさんみたいな絵を描く男の子が出てきます。なんかすごい偶然です。

大原美術館に、ジャクソン・ポロックさんの所蔵品が2つあるということを知って、訪れたいと思っていました。常設展示してある作品かわからなかったのですが、大原美術館の本館の展示の最後の方に2つとも展示されていました。

展示作品は、「カット・アウト 」と「ブルー 白鯨 」。大きな作品をイメージしていたのですが、小さめの作品でした。「カット・アウト 」は、ポロックさんらしいペインティングの絵の一部を人型に切り抜いた作品で、かなり大胆です。「ブルー 白鯨 」は、青や白の色が印象的でした。抽象的な絵ですが、絵の中に鯨や波が見え隠れするかのようです。

大原美術館では、工芸館が一番好きです。
工芸館は濱田庄司さんの展示室から始まりますが、レンガ状の栗の木が床に敷きつめてあり、踏むとふわふわした感じで心地よいんです。栗の木同士がきしみあう音もいいです。展示ではなく、床の踏み心地に気をとられてしまいます。
バーナード・リーチさん、河井寛次郎さん、棟方志功さんの展示室が続きます。
中でも一番好きなのが棟方志功さんの展示室。岡本かの子さんの詩に棟方志功さんが版画にした「女人観世音版画柵」の作品もあります。

「素敵な街並み~倉敷美観地区」〜2014年 5月 3日の日記
http://momokoros.exblog.jp/21957809/

大原美術館の前の堀には、白鳥の親子も泳いでいました。

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倉敷意匠アチブランチさんにも寄っています。

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床に立方体状の木がはめこまれてており、大原美術館のようにすこし遊びがあるような踏み心地でした。

そのまま歩いていくと素敵な街並みです。

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古本の蟲文庫さん。

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お店は、残念ながらおやすみでした。

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来た道を帰りましたが、ちょうど西陽が真正面で暑くて大変でした。

倉敷をあとにして、西に行くか東にいくか悩みましたが、東からの誘いがあったので、東に向かいます。


by momokororos | 2017-07-16 14:52 | 芸術 | Trackback(1) | Comments(0)
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