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おっきな仏像~奈良そぞろ歩き(其の二)

奈良東大寺。
久しぶりに訪れた奈良。
東大寺には2、3年前に訪れていたような記憶ありますが、自分の記録にはありません。
奈良は昔のイメージを強く彷彿させるような、また夢見ていたような気持ちを感じさせるところかなって思います。

今回奈良を訪れようと思ったきっかけとなったのが、東京上野の東京国立博物館で開催されている「東大寺大仏 天平の至宝」の展示でした。

「東大寺大仏 天平の至宝」~東京上野:2010年10月30日の日記
http://momokoros.exblog.jp/13536947/

表通りから伸びる茶店周辺から南大門の参道にたくさんいる鹿をやりすごして、南大門をくぐり大仏殿(金堂)への敷地へ拝観料を払ってはいると、大仏殿がまじかにせまってきます。

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アップした大仏殿はこんな感じです。
大仏殿の前にある八角灯篭は、東京国立博物館で展示中なのでありません。

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東京国立博物館で開催されている「東大寺大仏 天平の至宝」の図録には、
こんな写真が載っています。

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夜の大仏殿の美しさもさることながら、大仏さまのお顔が見えるように窓が開けられています。
私が今回見た大仏殿は窓が開いていません。
このお姿見たいなぁって思うのですが、いつ開けられるのでしょう?
京都の宇治の平等院も、池向こうから阿弥陀如来さまのお顔が見えるような窓があります。

東大寺の大仏さま。

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写真は自由に撮ってよかったとは、あらためて気づかされました。

會津八一さんの東大寺大仏殿の詩です。

おほらかに もろてのゆびを ひらかせて おほきほとけは あまたらしたり
(東大寺大仏殿にて)

 (大きくゆたかに両手の指をおひらきになって、
  この大仏は宇宙に広く満ちひろがっておられるのだ。)

 會津八一


今回奈良に寄ったのは、東大寺の大仏さまのお座りになられている蓮弁(れんべん)という蓮の花に描かれた文様が見たいがためでした。

先日訪れた東京国立博物館「東大寺大仏 天平の至宝」では、蓮弁の文様は展示会場入口の大きな写真と、会場のビデオで紹介されていました。大仏さまの下にあるので持ってくることができないのですものね。
この蓮弁の文様(線刻)に見惚れてしまい本物を是非見にいきたいなって思っていました。

実際見てみると、大仏殿の大仏さまはかなり高いところに座られてていて、
蓮弁がずっと遠くで、描かれている文様はまったく見えませんでしたが、
実物大の模型が見えるところにありました。
赤い柵の向こうにある蓮弁、赤い柵の手前にあるのが模型です。

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みほとけの うてなのはすの かがよひに うかぶ 三千だいせんせかい

 (大仏の台座をなす蓮華の輝きに、浮かぶ三千大千世界よ。)

 會津八一 


いちいちの しやかぞいま せんえうの はちすのうへに たかしらすかも

 (その一片一片にそれぞれの釈迦がいらっしゃる千片の蓮華の上に、
  大仏は君臨されておられるのだ。)

 會津八一

三千大千世界というのは、蓮弁に線刻された世界図のことです。
この線刻が素晴らしいです。
東京国立博物館で開催中の「東大寺大仏 天平の至宝」で流れているビデオ映像がおすすめです。

「東大寺大仏 天平の至宝」
■ 2010年10月8日(金)~12月12日(日)
■ 東京国立博物館 平成館
■ 開館時間 9:30~17:00 (入館は閉館の30分前まで)
■ 休館日 月曜日、年末年始
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00/processId=00/

東大寺は、法華堂や戒壇堂など見どころたくさんですが、
東大寺をあとにして興福寺に向かいました。
by momokororos | 2010-12-06 22:23 | 古都 | Trackback | Comments(0)
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