東京青山の「COW BOOKS」さんは素敵な本屋さん。
中目黒のお店が本店なのですが、青山にもお店があるっと知ってから行きやすさとあわせて、よく訪れる雑貨屋さん、絵本屋さんもあって青山のお店へ寄ることが多くなりました。 http://www.cowbooks.jp/ 先日お店を訪れたときにお店の本をいろいろ見ながら店長さんと話していたのですが、私が好きそうな本が中目黒のお店にあったとのことで青山のお店に持ってきてくれていました。少し前にCOWBOOKSさんのスタッフさんと、河井寛次郎さんと棟方志功さんの話題で盛りあがっていたことがあるのですが、棟方志功さんとかかわりのある作家さんの本でした。 「ゑげれすいろは人物」川上澄生、龍星閣 「ゑげれす」とはイギリスのこと。さまざまな職種の名称が英語で、その説明が日本語と挿絵の版画で描かれています。昭和28年発行の川上澄生さんのとっても魅力的な本です。 ゴッホの絵に感動し画家をめざしていた棟方志功さんが、川上澄生さんの版画を見て感銘を受けて版画の制作へ転向されたそうです。 「運転手」 「先生」 みずからを「へっぽこ先生」と称する川上澄生さんの数少ない自画像だそうです。 「盗賊」 巻末の解説は「柳宗悦」さんです。 川上澄生さんは、版画の素敵さに加えて言葉からも本質的なものを感じます。素晴らしいなって思う気持ちとともに、この時代の本やその時代に生きた人たちの想いの深さやつながりをあらためて感じます。 この本を読んだあとに、偶然にも川上澄生さんの素敵な作品に触れる機会があったので、続けて書きたいと思っています。
by momokororos
| 2010-03-21 22:43
| 読書
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Comments(2)
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なみんこ
at 2010-04-09 11:24
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川上澄生さん調べました〜!!すごくすごくオシャレで粋なセンスの方だと思いました、、、すごくはまってしまいました☆
言葉と、色、絵の組み合わせが絶妙だと思いました。 いつか美術館へじっくり行ってみようと思います
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momokororos at 2010-04-09 22:59
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