わたしのお気にいり絵本100選、の続きです。
このあたりになってくると順位ではなく、好きな絵本としてのひとくくりって感じです。 タイトルの名前がの色が青字になっているものは、 前回の「お気にいり絵本」の中には入ってなくて、新しくランクインした絵本です。 61位-80位 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 「YELLOW ELEPHANT A BRIGHT BESTIARY」、POEMS BY JULIE LARIOS,ILLUSTRATED BY JULIE PASCHKIS,HARCOURT,INC. 東京上野にある国際子ども図書館の洋書絵本の開架で見つけた絵本です。 色の違うページにそれぞれの動物が描かれています。 色遣いが美しい絵本で30位の「GLASS SLOPPER,GOLD SANDAL」と同じ作家さんです。 「たびにでたろめんでんしゃ」、さく ジェームズ・クリュス、え リーズル・シュティッヒ、やく はたさわゆうこ、フレーベル館 東京吉祥寺の「百年」さんで原書を見つけて一目惚れして買った絵本です。 路面電車に、犬、猫、にわとり、ロバが乗りこみ、どこかに向かいます。 電車を降りて、ある家の窓辺でロバに上に犬、犬のうえに猫、猫の上ににわとりが乗ります! おやおや~何かのお話しと同じです。さて何が起こるのでしょう?とっても楽しい絵本です。 この文と絵の作家さんの絵本が、最近翻訳されて4、5冊発売されてます。 http://momokoros.exblog.jp/9456434/ http://momokoros.exblog.jp/9516970/ 「SOMEDAY(いつかはきっと)」、シャーロット・ゾロトフ ぶん、アーノルド・ローベル え、やがわすみこ やく、ほるぷ出版 長いあいだアーノルド・ローベルさんの絵だとは思っていなかった絵本です。 いつかはこうなりたいことをいろいろと夢みる女の子。小さな夢、大きな夢、身近にできそうなこと、頑張ればできそうなこと、など素敵な夢にあふれます。最後のシーンがまたいいんです。 「ぺこぺこライオン」、きむらよしお さく、福音館書店こどものとも 一言、すごいです! ラクダとライオンの物語なんですが、追われつ追いつの話しで手に汗にぎります。 「おばけパーティ」、ジャック・デュケノワ さく、おおさわあきら やく、ほるぷ出版 シリーズとなっている絵本なのですが、この絵本が一番好きです。 おばけだけど妙に律儀だったりするところもあったりして楽しいです。 http://momokoros.exblog.jp/9613515/ 「「ぼく・わたし」高畠那生、絵本館 子供たちにはみんな、不得意なことと得意なことがあります。 そんな不得意と得意なことを、見開きページにわたり描いた絵本です。 当たり前のことですが、自分自身を見つめチカラをもらえるような素敵な絵本です。 高畠那生さんは、他の作家さんと視点が違っていているな思う絵本たくさんです。 http://momokoros.exblog.jp/10819721/ 「あっちにいってよ、かげぼうし」、フランク・アッシュ えとぶん、山口文生 やく、評論社 フランク・アッシュさんの絵本は、1位の「なかないでくま」の絵本が大好きなのですが、 他にも、クマさんの絵本をたくさん描いています。 「あっちにいってよ、かげぼうし」は、自分のカゲが邪魔に思うクマさんが主人公です。 なんとかカゲから逃れようと頑張りますが、どうしてもカゲから逃れられません。 そこでカゲと折りあいをつけることにしました。 タイミングも重なり折りあいがつき、クマさんと影もハッピィエンドです。 両者ともハッピィエンドの発想のすごいなぁって思います。 「おふろばをそらいろにぬりたいな」、クラウス文、センダック絵、大岡信訳、岩波書店 クラウスさんとセンダックさんのコンビの絵本が大好きで、この絵本もその1つです。 家の壁をいろんなものに塗りたいなって思う男の子。想いがどんどん高じて、窓を作り、ドアを作り、種を植えて、みんな幸せに過ごす世界を想い描きます。どこまでも夢があふれ、読んでいると気持ちが明るくなる絵本です。 20位の「I'LL BE YOU AND YOU BE ME」も、クラウスさんとセンダックさんの絵本です。 「ごめんね ともだち」内田麟太郎 作、降矢なな 絵、偕成社 降矢ななさんの絵本は図書館で見てから、あれよあれよと好きになってしまった作家さんです。 シリーズものがいくつかあるのですが、この絵本は「ともだち」シリーズの1冊の絵本です。 キツネくんに暴言をはいてしまったオオカミくん、自分が悪いと思いながらなかなか「ごめんね」が言えません。誰にでもある経験ですよね。果たしてオオカミくんはキツネくんに謝ることができるのでしょうか... 「ごめんね ともだち」はシリーズで出ていて他の絵本も素敵で楽しめます。 「あしたもともだち」「ともだちくるかな」などが好きです。 「COCK ROBIN」、Illustrated Barbara Cooney 赤と黄の色合いがとっても美しい絵本です。 こまどりの結婚式のたのしく華やかな雰囲気があふれていますが、 後半は悲しい物語になってしまうのですが、 小鳥たちにかわらしさも格別で、ことり好きにはたまらない1冊かもしれません。 http://momokoros.exblog.jp/10530650/ 「おおきいツリー ちいさいツリー」、ロバート・バリー、光吉夏弥 訳、大日本図書 届けられたクリスマスツリーを部屋にいれようとすると、ちょっと大きくて天井につかえてしまいます。先を切って窓の外に捨てるのですが、、それを見た他の動物が拾っていきます。さてどうするのでしょうか? とってもココロ温まる絵本です。 「THANK YOU YOU'RE WELCOME」、LOUIS SLOBODKIN スロボドキンさんの絵本は翻訳されたものもいくつかあり素敵な色遣いの絵本ばかりです。 この絵本は、「ありがとう」「どういたしまして」のココロが素敵な絵本です。 ジミーは、いろんな人やいろんなことに「ありがとう」って言います。 ところがあるときからジミーは「ありがとう」を言わなくなります。なぜでしょうか? ジミーは「どういたしまして」が言いたかったのです。 「どういたしまして」が言えるためには、ということをおかあさんに聞きます。 とってもやさしい絵本です。 「SPATZCHEN SCHWATZ UND SEINE FREUNDE」、Hanna Lochocka 作、Zdzislaw Witwicki 絵 ポーランドのズジスワフ・ヴィトヴィツキさんの絵はとってもかわいらしいです。 スズメのSCHWATZのお話しで、雪に降られたSCHWATZは風邪をひいたようです。 リスが看病する様子や、ハリネズミがリンゴを運ぶシーンなどがとっても愛らしいです。 http://momokoros.exblog.jp/10577330/ 「マドレンカ」、ピーター・シス 作、松田素子 訳、BL出版 マドレンカという女の子、歯がグラグラしてきたことから始まります。 「歯がグラグラする」ことを近所の人に伝えて、さらに世界中の人に伝えにいきます。 知らせたいと思う気持ちと、果てしない想像力に驚かさせる絵本です。 26位にピーター・シスさんの絵本「THE WALL」がはいっています。 http://momokoros.exblog.jp/10095443/ 「あかいかさ」、ロバート・ブライト さく、しみずまさこ やく、ほるぷ出版 女の子が赤い傘を持って出かけたら、雨が降ってきます。 その中にどんどん動物たちが雨宿りしてきます。 あまやどりの絵本はたくさんありますが、この絵本がかわいくて一番いいなぁって思います。 小さな絵本なのですが、魅力がたくさんつもっています。 「A Woggle of Witches」、BY ADRIENNE ADAMS 魔女と夜を描けば天下一品だと思っている作家さん、エイドリアン・アダムスさん。 魔女たちがほうきに乗って月まで行ってしまいます。とっても楽しそうです~ そんな魔女さんたちにもこわいものが...(笑) http://momokoros.exblog.jp/9553925/ 「まいごになったおにんぎょう」、A.アーディゾーニ 文、E.アーディゾーニ 絵、石井桃子 訳、岩波書店 エドワード・アーディゾーニさんのお人形さんの物語です。 スーパーの冷蔵庫に置き去りにされたお人形さん、なんとかそこで生活していくことにします。 冷蔵庫の中で危ない目にもあいますが、 女の子が気づき、お人形のためのお洋服やベットを持ってきてあげるようになります。 お人形さんの運命はいかに... 「ありこのおつかい」、いしいももこ さく、なかがわそうや え、福音館書店 なかがわそうやさんの絵本。55位の「おてがみ」も素敵ですがこの絵本もいいです。 ありんこの「ありこ」がカマキリ食べられて、またカマキリがトリに食べられてしまいます。 トリがヤマネコに食べられて、最後には... さらっと描いた感じがとっても優しい感じをかもしだしています。 http://momokoros.exblog.jp/10854820/ 「せっけんつけてぶくぶくぷゎー」、岸田衿子・文、山脇百合子・え、福音館書店 山脇百合子さんの絵の「ぐりとぐら」シリーズも素敵なのですが、 この「せっけんつけてぶくぶくぷゎー」が大好きなんです。 せんたく好きな女の子の元に動物さんがいっぱい集まって、みんなで「もくもくもく ぶくぶくぷわー」、女の子も小さい動物も大きい動物も、みんな「ごしょごしょごしょ」です。干した洗濯物が飛ばされてしまい、つかまえた洋服をみんな着てみるのですがなんかおかしい。そしてとりかえっこです。ほんとかわいい絵本です。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 今回は100位まで紹介するつもりでしたが、文字数オーバーでアップできなかったので、 81位から100位の絵本はこの次にアップしたいと思います。 わたしのお気にいり絵本100選(其の一)~best 5 http://momokoros.exblog.jp/10971342/ わたしのお気にいり絵本100選(其の二)~best 6-30 http://momokoros.exblog.jp/10999411/ わたしのお気にいり絵本100選(其の三)~best 31-60 http://momokoros.exblog.jp/11059142/ 以前(2009年1月)の、持っている絵本のベスト30+30の日記 「私のお気にいり絵本~best30の絵本」(2009年1月12日の日記) http://momokoros.exblog.jp/9400010/ 「私のお気に入り絵本~best30に続く絵本」(2009年1月13日の日記) http://momokoros.exblog.jp/9407361/
by momokororos
| 2009-09-12 22:13
| 絵本
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