晴れたかなって思うと、すぐ雨になってしまう季節ですね。
お布団を干す機会がなかったり、寒いのか暑いのかわからなくて着るお洋服にとまどいます。 そう思いながらも、雨の日には雨の音に耳を傾けてしまったり、しっとりした緑の風景に包まれたりすることが好きな自分もいます。 「雨の日の絵本」の第3弾です。 今回は、雨の中で遊んじゃおう、という絵本の紹介です。 最初にあげたいのが、カーラ・カスキン(Karla Kuskin)さんの雨の日の絵本です。 「JAMES AND THE RAIN」By Karla Kuskin 英語版しか持っていないのですが、雨の日を楽しく遊ぶ姿が素敵な絵本です。 牛さんがとってもかわいくて、いろんな動物が出てきてとっても楽しいです。 大阪長堀橋にある絵本屋さん「フィネサブックス」さんで手にいれました。 カーラ・カスキンさんの絵本大好きなのですが、翻訳されている絵本少ないんです。 この絵本は「雨の日ってすてきだな」という名前で翻訳されているのですが絶版中です。 原書よりも邦題のタイトルが素敵かなって思います。 邦訳版は図書館から借りた本ですが、英語版の絵本と表紙の背景の色が違います。 日本語版、英語版ともに古絵本屋さんでも、なかなかお見えにかかれません。 復刊してほしいなって思う絵本の1つです。 「雨、あめ」ピーター・スピア、評論社 この絵本、子供の頃の雨の日を思いおこし、それ以上の雨の楽しみを発見するかのようです。 家の庭で遊ぶ姉と弟に雨が降り始め、さあ大変、早速雨の中お出かけして雨の風景を楽しみ雨水で遊びます。私もこんな風に雨を楽しみたいなって思える絵本です。 ピーター・スピアさんの絵本の色づかいも素敵です。 「おんなのことあめ」ミレナ・ルケショバー ぶん、ヤン・クドラーチェク え、たけたゆうこ やく、ほるぷ出版 チェコの絵本作家のヤン・クドラーチェクさんは有名なのですが、私はこの絵本だけがお気にいりです。 雨と出逢い雨とたわむれる女の子、そして雨があがり虹の風景...色がとっても美しいです。 「おじさんのかさ」佐野洋子 作・絵、講談社 雨が降っても、傘を大事にするおじさんは雨でも傘がさせないでいます。 子供たちが歌う雨の音のことを聞いて、ついに雨の中で傘をさします... 「あめあめふれふれもっとふれ」シャーリー・モーガン 文、エドワード・アーディゾーニ 絵、なかがわちひろ 訳、のら書店 長く降り続く雨。小さな兄と妹が雨の中で遊んだらどんなに素敵だろうか、と夢想します。 あかあさんから駄目よって言われそうなので外に出たいとは言わないでいます。 雨の日の外の人や動物を見て憧れます。でもおかあさんからの素敵な一言が... 想像する世界の楽しさと、現実に遊ぶことの楽しさを十分味わえる絵本です。 持っていないのですが、読んだ絵本の中でこんな絵本があります。 「雨のぼうやフロリーノ」バルバラ・ハウプト ぶん、トメク・ボガッキー え、いけだかよこ やく 「わたしと雨とふたりだけ」ジョアン・ライダー 作、ドナルド・カリック 絵、田中とき子 訳 「にわか雨はざんざんぶり」わかやまけん こぐま社 「こぎつねキッコ あめふりのまき」松野正子 文、梶山俊夫 絵 「あめのひのおはなし」かこさとし さく 「あめのひ ころわん」黒井健 この中では、「こぎつねキッコ あめふりのまき」がほしい絵本です。 こぎつねが人間の学校を見にいって、子供が校庭に忘れていった傘をさしてみたくて、 ちょっとだけ借りて傘をさしてみるお話しです。 ほんと雨の絵本には素敵な絵本がたくさんです。 このつぎは、傘の絵本を紹介してみたいなって思っています。
by momokororos
| 2009-06-22 23:15
| 絵本
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Comments(2)
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midorizaka at 2009-06-23 21:08
こんばんは。
このアーディゾーニさんの絵は 表紙からして私の好みの絵柄と思われます^^ 図書館か書店で見てみます。 いつか絵本が描けるといいんだけど。 今、けっこう写真に時間を使っているので、 これなら絵も描けるのでは、、、 と思えてきました。
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momokororos at 2009-06-24 12:31
midorizakaさん、こんにちは。
アーディゾーニさんは「チム」シリーズが有名で、 かなりたくさんの絵本がでています。 「まいごになったおにんぎょう」(岩波書店)の絵本が大好きです。 絵も描けるんですね!いつか作品見せてください~
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