やっぱり味より人

今日は仲良しさんとお昼を食べようと思ったのですが、行ったお店が並んでいて、時間もなくお昼食べるのを諦めかけました。そばに新しくできたラーメンのお店が救世主でした。よかったです。
やっぱり味よりも人でした。
話題は、AIにロボットで、楽しく過ごせました。



# by momokororos | 2019-01-18 22:48 | 気持ち | Comments(0)

金沢の鰤おこし〜唯川恵さんの『夜明け前に会いたい』

唯川恵さんの『夜明け前に会いたい』。

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金沢を舞台にした小説です。
冒頭の文章です。

十二月の半ば、金沢では雷が鳴り響く。
それは決まって真夜中だ。
『鰤おこし』とも呼ばれるその冬雷は、本格的な冬の到来を北国の里人たちに知らしめる。
[唯川恵、『夜明け前に会いたい』より]


わたしが金沢に滞在しているときは、酔って寝ているせいか夜中に雷が鳴っていることは知らないのですが、午前中晴れていてもモクモクと雲がでてきて、さっと雨が降る。少したつとまた晴れている。お天気雨だ、などとめまぐるしく変わる金沢の天気を体験します。
真夜中の雷も体験できるかな?とも思いますが、幸せに寝ているほうがよさそうですね。

そういえば、「ハタハタ」はわたしの中では大好きな魚なのですが、やはり冬の日本海の雷の鳴る季節の魚で、漢字では「鱩」とも「鰰」とも書きます。
ブリは「鰤」で、師と書くはなぜかな?と調べてみると、年寄りの意味、師走の魚という意味、脂がのっているという意味などあるそうです。



# by momokororos | 2019-01-17 22:47 | | Comments(0)

天草梅肉ポーク〜渋谷美味しいもの

今日は渋谷の神泉にお出かけでした。
神泉駅近くの道玄坂上交番から山手通りにいたる細い通りがわたしは好きで、美味しいお店もたくさんで楽しいです。
今日はその通りの周辺のお店でいただきたかったのですが、時間が13時半でお店が開いているかの微妙な時間だったので、渋谷から道玄坂上交番に向かうマークシティの4階から地上にでて、周辺にあるお店にはいることにしました。4階から地上にでて、というのはおかしな表現ですが、マークシティは1階と4階で地上に接しています。他にも地上に出れる階があるかもしれません。

マークシティの出口そばにある、前に入ったことのある熊本料理の新市街さんに入りました。

天草梅肉ポークの生姜焼き定食を頼みます。

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天草梅肉ポークというのは料理名かな、と思いましたが、牛のブランド名でした。
豚肉は、表面はカリッとこおばしくておいしい。しっかりと脂身の部分もあるのですが、脂身があまり好きではない私にもギリギリ嫌にならない大きさで、脂身の甘みがあふれ、こちらも美味しいと感じました。しょうが焼きというより照り焼きのイメージなのですが、タレの甘さではなくお肉の脂身の甘みでした。

立地もあるかと思いますが、開店した当初に入ったときに比べてたくさんの人が入っていて、13時半でしたが満席に近い状態でした。
ただ煙草が吸っているお客さんがいたので、たまたま今日は匂ってこなかったものの、煙草が吸えるとなると次にまた行くかどうかは微妙です。




# by momokororos | 2019-01-16 22:30 | グルメ | Comments(0)

白洲正子さんの金沢〜『日本のたくみ』

お部屋の本を奥から引っ張りだしてきて、ときどきたくさんの本の山ができるのですが、本をあるキーワードで探すことをよくします。最近は「食」というキーワードでお部屋の本を探していました。

その昔は「京都」というキーワードで本を手にいれることが多かったですが、最近は「金沢」というキーワードで本を手にいれたりします。また金沢のキーワードでお部屋の本をあらためて見てみると、持っている本も違う面をみせてくれます。

少し前から、白洲正子さんの書いた随筆に金沢のことが載っていないなと思い、いままで読んだ白洲正子さんの本を読みかえてしていたのですが、金沢のことについて書いてある本はなくて、思いあたる本もありません。

昨日から、白洲正子さんの『日本のたくみ』を読みかえしていたら、「土楽さんの焼きもの ー福森雅武」の中に一瞬ですが金沢が出てきました。

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 去年の秋、福森さんは、「冬になったら、能登へ寒鱈を喰に行かないか」と誘ってくれた。その時、「すい場」という言葉をはじめて聞いた。本来は京都の子供たちが使う言葉だが、自分だけが知っている内緒の場所で、好きな友達か、尊敬している人間にしか教えない遊び場のことである。私は光栄に思った。心待ちにしていると、二月のはじめに電話がかかって来た。一行は黒田乾吉さんのほか二、三人で、「切符も用意してあるから、おかごに乗ったつもりで来い」といわれた。
 能登のどこへ行くとも知らず、京都の駅で待ち合わせ、北陸線に乗ると、例によって、すぐ酒宴がはじまった。私が覚えているのは、北陸にも(その年は)雪がないことと、金沢で乗りかえたことだけである。やがて、誰かの家に着き、福森さんが料理にとりかかる。乾吉さんは京都から、包丁とまな板と砥石まで持参していた。
 さて、待望の寒鱈は、東京の鱈とはぜんぜん別物で、話には聞いていたが、
こんなにおいしいものとは知らなかった。刺身にしても、ちりにしても、煮ても焼いてもうまい。ま子や白子のとろとろした味も、河豚に劣らない。そのほか、なまこにこのわたにこのこ、銀色に輝くさよりの糸づくりなど、この世のものとも思われなかった。夜になると、土地の方たちが集まって来た。雪国の人はお酒が強い。私が酔い疲れ、喰べ疲れて、うとうととしている傍らで、盛んに飲みかつ歌う。近頃はやりの民謡なんてものではない。潮風にきたえられたしぶい声で、盃(さかずき)の廻る間(ま)に合わせて、ゆっくりと手を打ちながら歌う。私は夢心地に、この世の極楽とはこういうものだと思って、聞きほれていた。
[白洲正子、『日本のたくみ』より]


金沢が出てきた、というほどのくだりではありませんが、白洲正子さんが能登に行っていたことを初めて知りました。食のことについて書かれているのですが、白洲正子さんは食のことを文章にはそんなには書いていない印象がします。

金沢の食のことをいろいろ書いている吉田健一さんと、白洲正子さんのつながりがないのかなと思いながら、白洲正子さんの本も読んでいたのですが、『ほんもの』という本に吉田健一さんのことが書かれていました。

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白洲正子さんは、吉田健一さんのことを「健坊」と呼んでいました。年が違うのでしょうね。こちらのくだりにも金沢のことは載っていませんでした。吉田健一さんの本を読んでいても白洲正子さんの話しはでてこないので「食」というキーワードではつながらないかもしれません。



# by momokororos | 2019-01-15 22:37 | | Comments(0)

金沢の空〜古井由吉さんの『雪の下の蟹』

この前の金曜は、早くひけて金沢に行きたかったのですが、夜まで仕事でした。
仕事帰りにまだ開いていれば、日本橋室町にある三越百貨店や日本橋富山館に寄ることがあるのですが、銀座の金沢のアンテナショップの石川百万石物語に寄ってもいいかなとふと思いました。

金沢に行けないぶん、金沢について書かれている本を読みながら想いを馳せています。

金沢が舞台の小説や随筆は、これまでいろいろ紹介してきましたが、古井由吉さんの「雪の下の蟹」は、金沢のくだりから始まります。

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正月を東京で過して、一月もなかばに金沢にもどって来ると、もう雪の世界だった。駅を出るとちょうで雪が降りやんだところで、空は灰色に静まり、家々の屋根の柔らかな白が、夕暮れの中に融けこもうとしていた。
[古井由吉、『男たちの円居 雪の下の蟹』より]

こちらでは、灰色と表現されています。そのあとの文章には、鈍色(にびいろ)という表現が随所に使われています。


このひと月というもの、ほとんど絶え間なく、鈍色の雲が重くわきかえりながら街の上を低くかすめて通り、みぞれとあられをかわるがわるに走らせた。
[古井由吉、『男たちの円居 雪の下の蟹』より]

金沢を訪れるとき、晴れた金沢に出会うことが圧倒的なのですが、それでもこの鈍色という言葉が金沢を空をあらわすのにもっとも適した言葉かと思います。
金沢だけではなく冬の日本海の空がまさにそうだと思います。

京都のことに触れている好きな作家さんはたくさんですが、金沢のことを話題にしている作家さんはそんなに多くは知りません。知っている作家さん以外の人が金沢のことを書いている本を探して読んでみたいと思います。



# by momokororos | 2019-01-14 22:55 | | Comments(0)

さりげない所作や言葉の魅力

普段の振る舞いは目立たず控えめで、さりげなくたしなみのある所作や言葉が魅力的と感じる人が身近にいます。

内なる感情を陽にはあらわしていないのですが、秘めたる情熱を感じます。言いたいことを表現できればもっと素敵になれる人だと思っていますが、そんなものは必要ないのかもしれません。いまでも共感し尊敬します。

目立たず静かに応援することができればいいなと思います。




# by momokororos | 2019-01-13 22:47 | 気持ち | Comments(0)

食べてみたいきんつば〜金沢の和菓子

金沢の和菓子。

17年くらい前に金沢を訪れたことが1度か2度ほどありますが、本格的に訪れるようになったのは、新幹線が開通してららの数年前からです。

そんな金沢で、はまったのが和菓子。
あんこがあまり好きではなかったのですが、控えめな甘さにあんこや他の和菓子にはまりました。

前に手にいれた『金澤』の雑誌の「和菓子のつかいみち」の特集を、今日あらためて読んでいました。

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3年ぶりくらいに内容を見たのですが、まだまだ知らない和菓子ばかりでした。その中で一番食べたいと思ったのが、みのやさんの「きんつば香あわせ」。

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雑誌の紹介の文章には、「素材の味を引き出す落ち着いた甘さは、餡が苦手な人にでも受け入れられると評判だ。」とあります。
5日前まで要予約とのことで、うまく巡りあえるかなと思いながらも食べて見たいです。

栗は入っていないのですが、これに似た感じの石川のきんつばを、先日見かけていて、食べたいと言えば食べられたのですが食べずじまいでした。

臆せず行動したいです。


# by momokororos | 2019-01-12 22:50 | グルメ | Comments(0)