高円寺散歩〜雑貨と絵本

この前、久しぶりに下北沢の本屋さんに行ってみようと渋谷から下北沢へ出ていました。下北沢から吉祥寺の本屋さんを巡り、高円寺へ。

下北沢は若者でいっぱい、吉祥寺は遊びにきている人でいっぱい。高円寺は商店街もいろいろあって、地元の人と街にきた人の老若男女の人たちが気取らず歩いていて、ゆっくりできる街かなと思います。

高円寺の北口の雑貨のToo-Tickiさんに寄っていました。

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お店では知り合いの作家さんのふじやしおりさんにバッタリ。素敵な作品を作る方で、本人も夢の中から脱けだしてきた妖精みたいです。

しばらく店長さんとお話ししていて、あづま通り商店街に素敵なアンティークのお店があるということを教えてもらいました。

LECURIOさん。

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最初は真っ暗で、置いてあるものディテールが見えません。
店長さんとアンティークのお話しから始めましたが、店長さんは若いながら知識も豊富で、科学から経済、政治など多岐に渡るお話しをしました。気がつくと2時間くらい長居していました。

あづま通りの入口から少し横道にそれたところにある雑貨さんの oneflowerさんへ。こちらもToo-Tickiさんの店長さんから教えてもらったお店です。

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おふたりでされているお店みたいで、女性の方は押上のAMULETさんで働いていた方とのこと。乙女なお店でした。

かなり北口で長居しましたが、南口に移り絵本のるすばんばんするかいしゃさんへ。

ジャクリーヌ・デュエムさんのかわいらしい絵本を出してきてくれました。

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もう1冊は、司修さんの『注文の多い料理店』。

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るすばんさんと一緒に、gallery Cafe 3さんへ。

くまのひでのぶさんの展示が開催されていました。
前に高円寺のウタカタカフェ&ギャラリーさんでくまのさんの絵を見ているのですが、そのときに比べて、多彩な色を使って描いており、びっくりしました。


ウタカタカフェで見たときのTwitterです。

2014年6月21日
高円寺。ウタカタカフェ。松村真依子さんの絵の中の女の子のお洋服。水玉になっていたり海になっていたり可愛い。ササキヨシオさんのオオカミの絵、くまのひでのぶさんのシンプルな線画の絵、中村まふねさんのポストカードの絵もかわいい。
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by momokororos | 2017-04-27 22:56 | 雑貨 | Comments(0)
京都。寝ても覚めても京都を想う時期がありました。

吉井勇さんの京都の祇園を詠んだ歌が、京都を想う気持ちを表現しています。

かにかくに 祇園はこひし 寝るときも 枕のしたを 水のながるる

先日、祇園新橋の夜桜を見にいきましたが、すぐそばに、吉井勇さんの「かにかくに」の碑があります。

祇園新橋の桜です。

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いまでも京都はよく訪れますが、お寺にお庭に街に夜にかなり傾倒していた時期とはまた違って、京都にいるだけで満足してしまっている自分がいます。

最近、本棚の上を全部見直しました。
本棚の上にずっと積みかさねていた京都の本はかなり長いあいだ手にとっていませんでした。

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一旦すべて下に降ろして埃をはらいました。


京都関係の雑誌やパンフレットはほとんど捨てましたが、本はなかなか捨てられないです。他にも、京都の写真集やガイドブックなどがまだあります。
京都は時を経ても変わらないものは変わらないので、雑誌にしても本にしてもなかなか手放せないです。


「高瀬川の満開の桜〜京都木屋町通四条上ル」〜2017年 4月 7日の日記
http://momokoros.exblog.jp/25678298/

by momokororos | 2017-04-25 21:00 | 京都 | Comments(0)
リチャード・ブローディガンさんの『西瓜糖の日々』。

好きな人からすすめられて、読んでみたらすごくよかった本です。そのときは文庫本で読んでいたのですが、単行本を見つけました。その本はすすめてくれた人にあげたのですが、また同じ本を見つけて手にいれました。

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なぜいいのかよく説明できないのですが、
穏やかな夜の描写に、なんかあたたかい気持ちになります。描かれる世界に包まれているような感覚、この世界観が心地よいです。

わたしは小屋に入ると、六インチのマッチでランタンに灯をつけた。西瓜鱒油は美しい光を放って燃えた。すばらしい油だ。
西瓜糖と鱒からとれる液を、ある特別な草の葉といっしょに混ぜると、やがて、わたしたちがこの世を照らすために用いるこのすばらしい油になるのだ。
わたしは眠かったが、眠りたくなかった。眠くなればなるほど、眠りたくなかった。服を着たまま、長いことベッドに横になっていた。ランタンの明りをそのままにして、部屋に映る影たちを凝視していた。
[リチャード・ブローディガン、『西瓜糖の日々』より]


前にTwitterに書いた文章があるので、引用しておきます。

2016年1月3日
Coyote。大阪水無瀬の長谷川書店さんで目にとまりました。小川洋子さんと平松洋子さんの対談に、リチャード・ブローディガンさんの『西瓜糖の日々』からインスパイアされる小川さんと平松さんの物語。西荻窪の街やお店の紹介も魅力。

2014年8月11日
リチャード・ブローディガンさんの『西瓜糖の日々』は不思議な魅力です。闇夜のこわい存在としての夜に対して、いだかれるような存在としての夜を感じるような印象を小説の中から感じます。ブローディガンさんの著作の中で好きな『愛のゆくえ』をもう1度読んでみようと思います。

2014年8月11日
リチャード・ブローティガンさんの『西瓜糖の日々』。読みおわり。雰囲気のある小説です。わたしの知らない遠い世界の街の夢のような話しだけど、昔感じていた気持ちを感じるかのようです。夜にいだかれるような安心感を思いおこすような気持ちになりました。

2014年8月9日
リチャード・ブローティガンさんの『西瓜糖の日々』をすすめてもらいました。読んでみます。
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by momokororos | 2017-04-21 23:12 | | Comments(0)

姫路の本屋さん

尼崎から姫路へ。
姫路城近くのおひさまゆうびん舎さんへ。
椅子から落ちたという話しを聞いていたのですが大丈夫みたいでした。

おひさまさんに行ったら買おうと思っていた、高橋和枝さんのくまくまちゃんの絵本は、先日まで開催されていた高橋和枝さんねかフェアで完売したそうで、100冊くらいあった3冊の絵本がすべて売り切れとは驚きました。

店長さんが読んで面白かったという阿川弘之さんの『カレーライスの唄』を読んでみることにしました。

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この本を手にいれたからというわけではないのですが、夜は姫路城近くのカレー屋さんでカレーを食べにいきました。

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豆カレー、キーマカレー、チキンカレーの3種が盛りつけられており、ひねポンという播州名物の鶏もついています。かなりボリュームがあってお腹いっぱいになりました。


姫路駅そばのファッションビルのpiole。

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お洒落なビルで、姫路周辺の女の子はとてもうれしいんだろうなって思います。

姫路駅から姫路城を望みます。

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姫路は、おひさまゆうびん舎さんに寄ったり、たまに昼ごはん夜ごはんを食べたりするだけなのですが、姫路城にはたくさんの観光客がきています。お城の集客力では全国一みたいです。

by momokororos | 2017-04-10 18:43 | | Comments(0)
昨晩は、目黒川沿いの満開の桜の日記を書きましたが、目的は中目黒にある本屋さんのdessinさんでした。
中目黒の東山一丁目に近いところにあったdessinさんは先週にお店を閉めて、中目黒駅にほど近いところに移転しています。
昨日が移転初日でした。

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中目黒で一番雰囲気があると思っている通りにあります。

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お店はこぢんまりしていていい感じです。
昨晩はお店にしばらくいましたが、駅近くの路面店なので、お客さんが次々と入ってきます。東山の静かなdessinさんを知っている私は少し落ちつかないかな。
お客さんがひいたところで、店内の写真を撮り、お店の方とお話し。
とてもお洒落な素敵な本を紹介していただきました。

今宵は清澄白河。いいものに出会えるかな。

by momokororos | 2017-04-06 19:17 | | Comments(0)

お部屋の机〜2017年4月3日

お部屋の机です。

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この前にお花の本を集めましたが、お花の本は今の季節の本だけにして、最近読んだ本に読んでいる本や、読みたい本を並べています。
by momokororos | 2017-04-03 22:54 | | Comments(0)
今宵は久しぶりに中目黒にでていました。
中目黒のdessinさん。
今日で今の店舗は閉まります。

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お店がオープンした頃から通っていました。

新しい店舗は駅に近いところで、オープンは4/5水曜です。

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中目黒でも雰囲気のある特に好きなエリアなのですが、気持ちは複雑です。
駅に近い分お店は混んでしまうかもしれません。
by momokororos | 2017-03-30 20:38 | | Comments(0)
泉鏡花さんの『春昼・春昼後刻』。

部屋の本を整理しているときに目についたので、ふたたび読んでみました。

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前に読んだときは、金沢の泉鏡花記念館に、『春昼・春昼後刻』に引用されている小野小町の歌が展示されているのに興味を惹かれました。

うたた寝に恋しき人を見てしより
夢てふものは頼みそめてき

うたた寝した時の夢に、恋しい人を見てしまってからはあなたが私を想ってくれていると夢を頼りにし始めるようになってしまった。


「春昼」はこんな始まりでした。

近頃買求めた安直な杖を、真直に路に立てて、鎌倉の方へ倒れたら爺を呼ぼう、逗子の方に寝たら黙って置こう
[泉鏡花、『春昼・春昼後刻』より]

泉鏡花さんが逗子に移り住んだときに書かれた作品とのことです。

あらためて読んでみた『春昼・春昼後刻』の色の描写に驚きました。


この路を後へ取って返して、今蛇に逢ったという、その二階屋の門を曲ると、左の方に背の高い麦畑が、なぞえに低くなって、一面に颯と拡がる。浅緑に美い白波が薄りと靡く渚のあたり、雲もない空に歴々と眺めらるる、西洋館さえ、青異人、赤異人と呼んで色を鬼のように称うるくらい、こんな風の男は髯がなくても(帽子被り)と言うと聞く。
[泉鏡花、『春昼・春昼後刻』より]

客人は、堂へ行かれて、柱板敷へひらひらと大きくさす月の影、海の果てには入日の雲が焼残って、ちらちら真紅に、黄昏過ぎの混沌とした、水も山も唯一面の大池の中に、その軒端洩る夕日の影と、消え残る夕焼の雲の片と、紅蓮白蓮の咲き乱れたような眺望をなさったそうな。
[泉鏡花、『春昼・春昼後刻』より]

目の前に色あふれる情景が浮かんでくるかのようです。

読みづらさはあるのですが、わからないところはそのままに飛ぶかのように読んでいると、泉鏡花さんの世界の魅力をわずかばかり感じたかのような気がします。

また金沢の泉鏡花記念館に行ってみようかという気になります。


「金沢慕情(其の四)~泉鏡花さん」〜2015年 5月 20日の日記
http://momokoros.exblog.jp/23141169/

by momokororos | 2017-03-28 22:05 | | Comments(0)
井上雪さんの『廓の女』。

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前に手にいれて読みかけだったのを読み終えました。

金沢で明治時代から昭和に生きた山口きぬさんが主人公で、金沢の東の廓を舞台とした情緒溢れる物語です。

小説を、ことに泉鏡花のものをきぬはわかいころ好んだが、深夜こっそりとかくれて読むより方法がなかった。お座敷のつとめで疲れた身に、休息する時間をちぢめ、石油ランプの灯をほそめ、おっかさんの目をぬすんで客から借りた本を読んだ。鏡花が好きだったのは「ほりゃ人間やもの、一人さんを好きやら恋しいやら、ひとかどに思う年頃やったさけ。ほやけど、それが許されんさけ、なお、あの小説の夢のような語りに魅かれたがや」。
[井上雪、『廓の女』より]

小説の主人公のきぬさんが、泉鏡花さんのどの小説を読んでいたかは明記されていませんが、泉鏡花さんは明治6年に生まれで、『夜行巡査』や『外科室』を発表したのが明治28年、『高野聖』を発表したのが明治33年だから、ちょうどきぬさんが読んだ頃にあたります。
泉鏡花さんの物語はとりつきづらいのですが、じっくり腰をすえて読んでみようかなと思います。


浅野川の流れの情緒深いくだりです。

「三味線の稽古がすんで、女紅場から外へ出たさいな、浅野川が、きいらきいらと輝いとりみした。稽古場でなんとはなし肚の立っとったがも忘れっくらい、うっし川やった。川底の小石のうえに、すいすいと鮴が走っとりみした。川いちめんの、細かいちりめん皺の流れが眩して、ほんで、唄でもうたおうかァの気ィになりみすがや。」
[井上雪、『廓の女』より]

浅野川のせせかぎが目に映るかのようです。
文中で出てくる「鮴」は「ごり」。和食のお店ではこの鮴を食べさせるお店があります。ちょうど去年金沢で食べています。


金沢のうつのみや書店のこともでてきます。

小ぶとりの体にへこ帯で背中に子供をくくりつけられた姿のまま本屋にいく。片町の「うつのみや」の店に行って新聞を立ち読みするためだった。
[井上雪、『廓の女』より]

金沢生まれの人から「うつのみや書店」さんのことを聞いていたのですが、明治39年くらいの時期にうつのみや書店さんはあったのかな?と調べてみると、明治12年に創業していました。すごい老舗だったのですね。そういえば香林坊の109後の東急スクエアの地下に移ったうつのみや書店さんには、昔の写真が飾られていたことを思いだしました。


旗源平という金沢の昔の遊びも紹介されていて、そのくだりには福梅がでてきます。

勝った組には、福徳や福梅が貰えた。
(中略)
前田家の家紋と梅を形どった紅と白の福梅も、やっぱり最中の皮で包まれるお菓子である。
[井上雪、『廓の女』より]

福梅は、前に金沢に訪れていたときに見かけましたが、まだ食べていません。

ここしばらく行けず、想いだけが高まる金沢。行ったきりになりたいものです。


「金沢、そして京都への慕情」〜2017年 2月 15日の日記
http://momokoros.exblog.jp/25369448/


by momokororos | 2017-03-23 22:49 | | Comments(0)
チェコのウラジーミール・フカさんのニューヨークのことを描いた絵本。

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イラストがかっこいいです。

見開きからこんなデザインです。

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点と短い線で表現された絵も素敵です。

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俯瞰された街も素敵。

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アメリカらしさを表現するイラストがたくさんです。

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ところどころコラージュされた写真があり魅力です。

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ニューヨークの夜景も点描です。

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2008年初版、こちらは2011年のポーランド版ですが、古い時代を感じさせる紙で、とってもよいです。

ウラジーミール・フカさんの絵本は、どこかでみているものの手にいれたのは初めてです。学芸大学の流浪堂さんで紹介してもらった1冊です。
by momokororos | 2017-03-22 22:28 | | Comments(0)

かわいいもの、ちいさなものが大好きです


by ももころろ