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2017年 10月 15日

人に惚れてその先に惚れる〜青山二郎さん

青山二郎さんの『鎌倉文士骨董奇譚』。

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瀬戸物が好きになる前に、人に先ず惚れて、その惚れ方が瀬戸物なら瀬戸物を好きにさせるという関係は、骨董の世界では当たり前の様に見えて、実は稀有なことである。

というくだりが出てきます。
これを読んで、青山さんは稀有なことと書いていますが、人に惚れてその人が惚れているものにほだされることはよくあることに感じます。

白洲正子さんの、青山二郎さんのことを書いた文章はあまた読んだことあるのですが、青山二郎さんの文章そのものを読んだことはなかったかもしれません。少なくとも青山二郎さんの持っている本があるか思いおこせません。

そういえば、こんな本も少し前に読んでいました。

森孝一 編、『文士と骨董』。

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「小林秀雄と三十年」という青山二郎さんの文章が、『鎌倉文士骨董奇譚』にも『文士と骨董』にも載っています。

金沢にいくと、よく九谷焼を見ていますが、骨董にはまると身をほろぼすことになりかねないなと思い、身をひいています。



by momokororos | 2017-10-15 22:01 | 気持ち | Comments(0)
2017年 10月 12日

メイ・サートンさんの本

昨晩は久しぶりに学芸大学へ。

流浪堂さんで、メイ・サートンさんの本を見つけました。

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流浪堂さんのミニギャラリーに2冊も面陳されていました。図書館でも見たことのない本なのでうれしいです。まだ読んでいませんが、読むのが楽しみです。


流浪堂さんでは、千駄ヶ谷と原宿のあいだにあるうつわのshizenさん、学芸大学のうつわの宙さんの話題も話していました。どちらも久しく行っていないので、行ってみるのもいいかなと思いました。

余談ですが、学芸大学の洋菓子のマッターホーンさん。いつも売れ切れのカットのバームクーヘンがありました。うれしくなってお土産にしました。
学芸大学は最近、流浪堂さん、たまにマッターホーンさん、ロミ・ユニさんに寄るだけになってます。



じっくり読みたい『独り居の日記』〜メイ・サートンさんの本
2016年11月6日の日記

ひとりだけの素敵な時間〜3冊の本より
2016年11月1日の日記


by momokororos | 2017-10-12 22:31 | | Comments(0)
2017年 09月 25日

お部屋の机〜2017年9月25日

お部屋の机の模様替えしました。
総入れ替えに近いです。

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この前見つけた雑誌に載っていたエイミー・ベンダーさんの本を探して並べています。

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同じく雑誌に載っていた、ジュンパ・ラヒリさんの本は2冊持っているはずなのですが、探して見つからなかったので、図書館で『停電の夜に』を借りてしまいました。

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この表紙のは持っていないので、わたしの持っているのはたぶん文庫本です。

少し読み始めていますが、いい小説だったということ以外、すっかり忘れてしまっています。停電の時間に再び話しをするようになる夫婦の気持ちが少しずつ変わっていきます。ゆっくりと味わいたい小説です。

『停電の夜に』をむかし読んだときは、どんな風に感じていたのかなと思い、過去の日記を調べてみましたが、見つかりませんでした。ブログを書く2004年以前に読んだようです。

「捨てられない雑誌〜本や絵本のいい特集」〜2017年9月13日の日記

ラヒリさんの『見知らぬ場所』も見つからないのですが、こちらは2012年に読んでいるみたいです。

2012年11月23日
時折聞こえてくる雨のわだちを踏む音や小鳥のさえずりに耳を傾けながら、今日は読んでいない本を読むことにしました。「停電の夜に」で有名なジュンパ・ラヒリの「見知らぬ場所」。ここ最近また本を読む時間が戻ってきました。


by momokororos | 2017-09-25 22:03 | | Comments(0)
2017年 09月 23日

憧れの岩波文庫〜パラフィン紙をまとっていた頃

岩波文庫。
昔はパラフィン紙をまとった文庫本で、ちょっと格の高さを感じられ、高校生のときは憧れて背伸びもしながら読んでいました。

部屋にある岩波文庫を集めてみました。

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パラフィン紙は半透明のカバーで紫外線カットのためでした。年月を経たパラフィン紙はボロボロになってしまっています。

<いまふりかえってみると、高校生の頃は、思想、哲学の青帯なんてむずかしそうな本を読んでいました。
青帯はちゃんと読んでいる本が多いのですが、外国文学の赤帯は挫折した本が見え隠れします。
<ここ最近は、日本文学の緑帯やたまに赤帯を買ったりしています。

再び読みたいなって思う本は、ソローさんの『森の生活』、ロマン・ロランさんの『魅せられたる魂』です。『魅せられたる魂』は1巻目がどこかにしまってあって出てきていないのですが、出てきたら読みたいと思います。



by momokororos | 2017-09-23 20:11 | | Comments(0)
2017年 09月 17日

想いに身をまかせられる小説

昨日のお昼頃からずっと雨降りが続きます。

先日読みなおした中里恒子さんの『時雨の記』がよかったので、中里さんの他の本も読みなおしてみようと思い、手元にあった中里恒子さんの『往復書簡』や『不意のこと』を読んでいたのですが、しっくりきません。

部屋の見える範囲を眺めて、他の本を取り出し、パラパラめくるも、意にかなうものは見当たりません。
高橋治さんの『風の盆恋歌』みたいな小説がいいと思っていますが、思いあたりません。

雨の日のゆっくりとした時間に、しっとりと想いに身をまかせられるような、おすすめの小説はないものかな。


2017年7月11日の日記

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2015年12月16日
金沢への想いつのります。「驚いたわいね、奥さんの手際には。あっという間に蓮根蒸しを作ってしもうがやさかい」(中略)「そんなことくらい、金沢の女やもの」高橋治さんの『風の盆恋歌』より。

2015年11月23日
部屋の本を探していたら、高橋治さんの『風の盆恋歌』がでてきました。また読んでみようと思います。ここしばらく行けていませんが、富山の越中八尾の「おわら風の盆」のお祭りは、特に惚れた祭りの1つ。来年あたり訪れたいです。

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by momokororos | 2017-09-17 22:29 | | Comments(0)
2017年 09月 13日

捨てられない雑誌〜本や絵本のいい特集

この前からのお部屋の整理で、絵本の雑誌のMOEなどを含むいろいろな雑誌を捨てようかなと思ったのですが、出てきた雑誌を読みこんでしまいました。

そんな中の1冊、FIGARO。

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本屋で見ていいなと思い、買ったはいいものの、そのままま中身を読んでいないという、よくありがちな話しです。

好きなジュンパ・ラヒリさんやエイミー・ベンダーさんのことが載っています。

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特にラヒリさんの『停電の夜に』はずっと昔に読んだ本ですが、また読みたいなって思いました。

このFIGAROに、むかし東京で一番好きだった新刊本屋さんが載っていました。
神宮前にあったKurkku Library さんです。

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原宿駅が最寄りで、千駄ヶ谷駅とのあいだくらいにありました。キャットストリートの渋谷とは逆側のエンドの近くで原宿の喧騒からも離れ、隠れ家的なエリアでした。

置いてある本がとても魅力的な本屋さんで、初めて買った本も覚えています。

岡部伊都子さんの『花の寺』。
本はしまいこんですぐには出てこないので、あとで見つけたら追記しますが、よく覚えています。

串田孫一さんの本を初めて手にいれたのも Kurkku Library さんです。
『星と歌う夢』。

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いまは20冊くらいもっている串田さんの本の最初の1冊でした。

FIGAROの他にも、penもいい特集してました。

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この2つの雑誌は10年前の雑誌なのですが、魅力あふれる記事が載っていて、捨てようと思っていたMOEも含めて捨てるのを保留にしました。

中を見てしまうと、なかなか捨てられません。中を見たから捨てる、と発想変えないとですね。



by momokororos | 2017-09-13 22:34 | | Comments(0)
2017年 09月 12日

夜を楽しむ本(其の二)

お部屋にある本の中で、夜を楽しめるような絵本や本を、少し前から集めています。

前に探してからしばらく、探す時間がなかったのですが、先日の絵本の入れ替えのときに何冊か見つけました。

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並べてみると、月の本が多いです。

たむらしげるさんの絵本も加わりました。やっぱり星の本が多いです。

文庫本や単行本は、夜に関係する本がまだまだありそうです。


「夜を楽しむ本」〜2017年8月22日の日記


by momokororos | 2017-09-12 22:38 | | Comments(0)
2017年 09月 04日

一番好きな新刊本屋さん〜大阪水無瀬の長谷川書店さん

京都をあとにして、阪急電車で大阪水無瀬へ。京都と大阪の際で、お隣りの大山崎駅は京都です。

水無瀬駅の改札を出たところの斜め前にある長谷川書店さん。

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その昔は、駅前に当たり前のようにあった本屋さんです。いまはほとんど見かけなくなりました。高校生のときは地元の本屋さんのおじさんにオススメの本を紹介してもらったものです。

長谷川書店さんは、街の本屋さんとしての、なじみの街の人たちとのなにげない会話が飛びかう本屋さんなのですが、遠くからの本好きをうならせる魅力的な本がたくさんあります。
訪れると、ものの10分もたたないうちにたくさんの本を抱えています。何度訪れても魅力的な本に出逢えて、新刊書店さんの中では一番好きな本屋さんです。

今回手にいれたのはこの3冊。

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もっとほしい本があったのですが、手持ちがなかったので、この3冊に限定しました。

近くにあればいいのにと思うお店の1つです。


「魅惑の新刊書店さん〜大阪水無瀬」〜2017年5月5日の日記

「阪急沿線の本屋さんと雑貨屋さん〜大阪・兵庫」〜2016年5月7日の日記

「素敵な本屋さんで手に入れた1冊〜大阪水無瀬」〜2016年1月9日の日記

「姫路と大阪の本屋さん〜おひさまゆうびん舎さんと長谷川書店さん」〜2014年11月2日の日記


by momokororos | 2017-09-04 22:02 | | Comments(0)
2017年 08月 29日

『今晩は荒模様』〜池田満寿夫さんの装画

なんて魅力的なタイトルと装画だろう、と思った本。5、6年前に南青山のCOWBOOKSさんの棚で見かけた白石かずこさんの『今晩は荒模様』。

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表紙には『Tonight is nasty』。背には『今晩は荒模様』と書かれています。
装画は、池田満寿夫さん。

COWBOOKSさんで初めてみたときは、ちょっと値段が高かったので、その場では買わず、次に見たときには売れてなくなっていて、かなり後悔した思い出があります。

しばらくたってから見つけたのですが、珍しくどちらで手にいれたか忘れてしまいました。しかも時を隔てて2冊目を手にいれています。2冊目は流浪堂さんで手にいれています。

好きで2冊同じ装幀の本を手にいれるのは珍しく、絵本を除けば、鴨居羊子さんの『下着文化論』と『わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい 』の本くらいかなと思います。

池田満寿夫さんは、この本を見てから気になりはじめた絵描きさん。
その後、池田さんの画集を何冊も見てきましたが、初期の頃の画集、限定出版の画集はなかなか見つかりません。
探しているときは見つからず、ひょんなときに見つかるものですね。


by momokororos | 2017-08-29 22:37 | | Comments(0)
2017年 08月 28日

また見てみたい川端康成さんの恋書簡

川端康成さんの恋の書簡の展示を3年前に岡山県立美術館で見ました。

「恋する女性と川端康成さんの書簡~岡山県立美術館」〜2014年 07月 19日
http://momokoros.exblog.jp/22213950/

川端康成さんの実らなかった恋、一度は結婚を誓い合った愛する伊藤初代さんとのあいだの恋書簡の展示を見て、川端さんの熱い恋心にほだされました。たどたどしい字で書かれた少年みたいな川端さんの恋文に親しみを覚えました。


返事するに困ることあるのか、もしかしたら病気ぢやないのか、本当に病気ぢやないのかと思ふと夜も眠れない
[川端康成さんの伊藤初代さん宛の書簡より]

誰が何と云つたつて僕を信じていらつしやい。君の思う事何でも承知してあげる。
[川端康成さんの伊藤初代さん宛の書簡より]


不安でありながら強い決意。揺れうごく気持ちが恋文の中に見え隠れします。
伊藤初代さんから「私には非常があるのです。」と書きしるされたお断りの手紙がきて、結局実らなかった恋。このころの未投函の川端康成さんの手紙があまたあるそうです。

川端康成さんはこの恋愛を、相手からの手紙をほとんど引用したかたちで『非常』という短編小説に書いています。

岡山県立美術館で見た川端康成さんの恋書簡をふたたび見たくて、展示会があるか期待していたのですが、今年6月に川端康成記念館で展示会が開催されていたのですね。見逃しました。

その後、『川端康成初恋短編集』の文庫本に書簡の写真が載っているを見つけました。

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岡山県立美術館での川端康成さんの展示では、岡山かの子さんの書簡も展示されていたのですが、その頃はまだ岡山かの子さんに興味をいだいていなかったので、さらりとしか見ていませんでした。どんな内容であったか気になります。


2016年5月17日
『川端康成初恋短編集』。川端康成さんが想いをよせる初代さんからの手紙と川端康成さんの手紙がみつかり、岡山県立美術館で展示されていました。その悲恋の手紙をみて川端さんの意外な一面に感動。初代さんとの交際をテーマにした作品集なんです。

2014年7月24日
岡山県立美術館の川端康成さんの展示会では、川端康成さんと岡山かの子さんの書簡も展示されていました。東京に戻ってきて、中目黒のCOWBOOKSさんで岡山かの子さんの本を見つけました。名前はときどき聞くけどよく知らないので読んでみよう。


by momokororos | 2017-08-28 22:30 | | Comments(0)