「ほっ」と。キャンペーン
お部屋の机の上の本です。

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おととい「フレンチ・カンカン」の映画を見たのですが、パリの本を無性に読んでみたくなり、お部屋の目の届くところにあったパリの本を集めました。

パリは長年憧れているにもかかわらず行けていないのですが、一度行ったらはまってしまうかなと思っています。

# by momokororos | 2017-01-10 22:20 | | Comments(0)

大道芸〜雨上がりの渋谷

今日は、渋谷に降り地上にでてみると、道玄坂と文化村通りが歩行者天国になっていて、さらに雨上がりで気持ちよく、うれしくなって写真をパチリ。

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「ヘブンアーティストIN渋谷」というのが開催されていて、大道芸もやっていました。

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まぢかで見るとすごいです。

たまたまでしたが、楽しい気持ちになりました。

# by momokororos | 2017-01-09 23:15 | | Comments(0)
1954年のフランス映画の「フレンチ・カンカン」。久しぶりに昨晩見ていました。

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4、5年前に、学芸大学のCLASKAさんの屋上で野外上映されたときに見た映画です。

主人公は、フランソワーズ・アルヌールさんが演じる明るく元気な女の子ニニ。
モンマルトルのキャバレーでカンカンを踊っていたニニは、踊り子になる素質を初老のダングラール(ジャン・ギャバン)に見初められ、フレンチ・カンカンの公演のための踊り子の練習をはじめます。
踊り子になるための練習シーン。きびしい練習だけど踊り子になりたい女の子たちの潑刺な明るさがとってもいいです。

ニニを見初めたダングラールとニニは恋に落ちます。2人の年の差は4まわりくらい違うかもしれません。

ムーラン・ルージュでのカンカンのお披露目の初日。カンカンの踊りの前に、ウジェニー・ビュッフェ(エディト・ピアフ)が客席のあいだを歩き歌う素敵なシーンがあります。
そのビュッフェに、舞台の幕の陰から熱い視線を注いでいるダングラールの姿。そのダングラールを見ているニニ。ダングラールの心中を敏感に感じ、恋する乙女のココロが揺れるシーンが素敵です。ニニは楽屋に閉じこもってしまい、カンカンの幕が開かない。どうなるのか、ダングラールとニニのやりとりも見所です。
カンカンの幕は開き、饗宴とも思えるような華やかな踊りも魅力です。

ニニ役のフランソワーズ・アルヌールさんは可愛らしいだけでなく、元気な明るさいっぱいで惹かれます。
コラ・ヴォケールさんが歌う主題歌の「モンマルトルの丘」もパリへの憧れを誘う歌です。

あらためて「フレンチ・カンカン」を見て、こんなにも楽しくてせつなくもある素敵な映画だったんだなって思いました。

# by momokororos | 2017-01-09 11:55 | 映画 | Comments(0)
青山におでかけしていた昨日。
連休初日で、表参道の交差点付近はとっても混んでいました。

青山のフランス雑貨のdoux dimancheさん。

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北岸由美さんの作品展の「まいにち」が開催されています。

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小さなキャンバスに描かれた366枚の毎日の絵の作品が展示されていてとっても素敵です。
北岸さんもいて、作品のことを楽しくおしゃべりしてかなり長居していました。

1月から2月にかけての絵です。

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童話をモチーフにした絵が並びます。
左横の大きなパネルは今回のDMのイラストです。

5月から6月の絵です。

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後ろ向きの女の子がいろいろな動物を抱きしめている絵がたくさんあります。とっても好きな絵です。


7月から9月の絵です。

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11月から12月の絵です。

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あれもこれも可愛い絵ばかりで、たくさんほしい絵がありましたが、絞りに絞って3作品を手にいれました。
そのうちの1枚。

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とってもかわいいです。
北岸さんがラッピングしてくれました。

北岸由美さんが描いた展示会の絵を紹介した本がちかぢか発売されるとのことで、そちらも楽しみです。

作品展は1/22日曜まで開催されています。
doux dimancheさんは月曜が定休日で、あすの1/9月曜も定休日です。

# by momokororos | 2017-01-08 21:08 | 雑貨 | Comments(2)
近松門左衛門さんの『心中天網島』。

山内マリコさんの『あのこは貴族』の日記の中で近松門左衛門の『心中天網島』の話しがでてきました。

「東京での三様の女性の生き方〜山内マリコさんの『あのこは貴族』」〜2016年 12月 19日の日記
http://momokoros.exblog.jp/25074351/

心中天網島は好きなのでいつか日記で書きたいなと思っていました。


再び読んだ『心中天網島』。
現代語訳だけではなく原文でも味わってみました。

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大坂の曽根崎新地の遊女の小春のもとに通う紙屋治兵衛。
妻子をもつ治兵衛と小春は、心中の契りを交わしていました。ある時、そんな治兵衛を心配した治兵衛の兄が小春の元を訪ねたときに、小春は死にたくないということを治兵衛の兄に話し、治兵衛を遠ざけてほしいと話します。
それを聞いてしまった治兵衛は、心中の契りを交わした小春にだまされたと思ってしまいます。
しかし、それは夫の命を助けて縁を切ってほしいと手紙を送った治兵衛の女房おさんからの頼みをたてて、小春が治兵衛と別れようと演じたものでした。
小春が嫌っている太兵衛という男が小春を見請けしようとしていることを知ったおさんは、身請けするくらいだったら小春は死んでしまうつもりだと察します。
自分の手紙が元で小春が治兵衛と別れようとしていたことを治兵衛に明かし、小春を助けてほしいと頼みます。
結局小春と治兵衛は心中する道を選ぶのですが、男のあずかりしれないところでの、女同士の義理が泣かせます。

おさんは小春を助けるよう治兵衛に話します。

「どうしよう。あのひとを殺しては女同士の義理が立たぬ。お前さん早くいって、助けてあげてください。死なないですむようにして」
(中略)
何よりも夫の恥をすすぎ、自分の義理もこれで立てたい。わたしや子どもは着るもの着ないでもけっこう、男は世間体がだいじ、小春を請け出して、太兵衛とやらに男の意地を立てて見せてと情けをこめた言葉。言いながらわれと悲しく、ひとりでに泣けて来てならなかった。
[『日本古典文庫18 『近松名作集』より]

原文も情緒あるので載せておきます。

「ア丶悲しやこの人を殺しては。女同士の義理立たぬ、まづこなさん早う行て。どう殺してくださるな」
(中略)
情を込めにける。「私や子共は何着いでも男は世間が大事。請出して小春も助け。太兵衛てやらに一分立てゝ見せてくださんせ」と。言へども始終さしうつむきしくしく泣いてゐたりしが。
[廣末保、『心中天の網島』より]

男を立てて、女の義理も裏切らない。そのために自分や子どもが貧しくてもよいと言い切るおさんは、すごいと思います。

そうして再び小春に逢う治兵衛。
小春は治兵衛にこう話します。

「死に場所はどこも同じとは言いながら、道々ずっと考えて来ました。小春と紙屋治兵衛が心中したと評判が立ったら、おさん様にあれほど殺してくれるなとたのまれ、はい殺しませぬ、わかれますと挨拶した手紙がむだになり、やっぱり浮草稼業の商売女、だいじな男をそそのかして心中した。義理知らず、うそつきものめとおさん様のさげすみ、ねたみ、恨みを受けるのが、世間の千人万人に言われるよりもつろうござんす。先の世までの心配というのはこれ一つ。どうぞわたしをここで殺して、お前はどこか他の場所で死んでください」
(中略)
こうして二人は浮世をのがれた仏者の身となれば、夫婦の義理も遠い世俗の昔のことになったが、しかし思えばおさんの心情も哀れ、二人の死に場所を山と川にわけてかえよう。この水門の上を山として、お前の最期の場。おれはこの流れの中で首をくくり、最期は同じ時でも場所だけをかえておさんへの義理をはたそう。
[『日本古典文庫18 『近松名作集』より]

途中までですが原文はこんなです。

私が道々思ふにも、二人が死顔ならべて。小春と紙屋治兵衛と心中と沙汰あらば。おさん様より頼みにて、殺してくれるな殺すまい。と挨拶切ると取交はせしその文を反故にし。大事の男をそゝのかしての心中は。さすがに一座流れの勤めの者。義理知らず偽り者と、世の人千人万人より。おさん様ひとりのさげすみ。恨み妬みもさぞと思ひやり。未来の迷ひはころ一ッ。私を爰で殺して、こなさんどこぞ所を変へ。ついと脇で」 (後略)
[廣末保、『心中天の網島』より]

おさんの想いをくんだ小春の想いには、思わずこちらも泣かされます。

島崎藤村さんの『若菜集』「おきく」の中には、「小春はこひに ちをながし」という一節とともに、過去の実らなかったいろいろな色恋の結末が詠まれています。

いつの時代も色恋の悩みは同じです。

# by momokororos | 2017-01-07 20:27 | | Comments(0)
今宵は、仕事をひけてから関西に行こうかなと迷いましたが、年末に京都に行っているので今回は行くのを控えて、学芸大学の流浪堂さんへ寄りました。

2時間くらい店内を回遊していたのですが、ほしい本が山のようで、お金的にもオーバーで、持ってかえるにも多すぎて、全部買えませんでした。

前に寄ったときに、お取り置きしてもらっていた好きな写真家の写真集と、今回見つけた版画集を手にいれました。
写真集はあまりに大型なので持ちかえれなかったので、版画集だけ持ちかえりました。

ささめやゆきさんの『細谷正之版画集』。

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細谷正之さんは、ささめやゆきさんの本名とのこと。

とっても素敵な版画集です。

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サーカスをテーマとした版画です。

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サーカス好きには惚れこんでしまう版画がたくさんです。
久しぶりに、ささめやゆきさんの版画にはまりました。

ささめやゆきさんの絵本や、挿絵の載っている単行本を何冊か持っていますが、みんな素敵です。

# by momokororos | 2017-01-06 22:49 | 芸術 | Comments(0)
パリへの憧れ。
かなり前からずっとパリへ憧れていて、パリの読みものをよみ、パリの写真やパリを舞台とする映画をみて、パリに行った人の話しをきき、憧れは高まるばかりです。

最近は、パリで活躍したブラッサイさんの写真を見たり、ブラッサイさんのことを書いた『ブラッサイ パリの越境者』や、パリに来てブラッサイさんと親交を深め裏のパリをくまなく歩いたヘンリー・ミラーさんの『北回帰線』を読んでいます。

東京の森下にあるドリスさんで『パリ、娼婦の館』という本を見つけました。

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1800年代後半から1940年代の、国家公認のパリの娼婦の館である「メゾン・クローズ」のことが書かかれている本です。
フランスに詳しい鹿島茂さんの本であることで手にいれました。

メゾン・クローズは、その存在自体が議論になってしまいますが、当時の社会状況や考え方、人間の心理などを知ることができます。

鹿島さんがあとがきに書いている文章を引用します。

その存在を賞賛するにしろ断罪するにしろ、とにかく、それがいかなるものであり、どのように機能していたかを知ることが先決だという歴史家の立場に立つ以上、どうしても避けて通れないのが、メゾン・クローズとかメゾン・トレランスと呼ばれた娼婦の問題である。なぜなら、中世の昔から第二次世界大戦まで、フランスは、こうした娼館を社会のメカニズムの一部に組みこむことで成り立っていたからだ。いいかえると、娼館の存在を前提として機能していた社会を考察するのに、あたかも娼館が存在しなかったように振る舞うことはできないということだ。たとえば、フロベールやゾラ、プルーストを読むのに、高級な娼館や高級娼婦のことを知らないで済ますことは不可能なのである。
[鹿島茂、『パリ、娼婦の館』より]

わたしもこの本を読んで、メゾン・クローズをとりまく当時のパリのことや、わたしが惹かれる芸術家、詩人、文学者の行動など、たくさんのことが見えてきました。

トゥールーズ・ロートレックさんがメゾン・クローズに通って娼婦たちの生態を描いたことや、ジャン・コクトーさんが通ってホモセクシュアルの痴態を観察してイラストを描いたこと、バルザックさんが1700年代後半から1800年代前半に隆盛を極めたパレ・ロワイヤルの娼婦のことを書いたなど、フランス文学者の鹿島茂さんならではの引用に興味をいだきました。

そして、高級メゾン・クローズのシステム、リクルート、しつらえなどかなり考えられたものであり、現代の料亭などのサービス業やディズニーランドなどのアミューズメント業で工夫されているようなお客の心理に沿うサービスだったことがわかります。

先に述べたように、メゾン・クローズを仏語辞典にあるように「売春婦」とか「淫売宿」と訳すと、誤訳ではないにしても、その独特のニュアンスを取り落とすことがある。(中略)
このように、スファンクスは、「売春宿」などという訳語では全容を示すことのできないほどの広がりを持った高級社交場であり、連夜、パリのセレブリティーが群れ集って、饗宴を繰り広げていたのである。
[鹿島茂、『パリ、娼婦の館』より]


鹿島さんはフレンチ・カンカンのことについても書いています。

ようするに、ナナは、ロートレックの「ムーラン・ルージュ」のポスターに描かれたラ・グリュのようなカドリーユ・ナチュラリスト(いわゆるフレンチ・カンカン)を踊っていたわけなのだが、じつは、こうしたフレンチ・カンカンは、ナナのような元気のいい私娼が自分を最も高く売り付けるために考案したパフォーマンスにほかならず、「ムーラン・ルージュ」のポスターに黒いシルエットで描かれた鼻下長紳士たちは、そのパフォーマンスの観客であると同時に、肉体のバイヤーでもあったのだ。
[鹿島茂、『パリ、娼婦の館』より]

ここで出てくる「ナナ」は、エミール・ゾラさんの本の『ナナ』の主人公です。
5年くらい前に、三菱一号館美術館で開催されていた「トゥルーズ・ロートレック展」。展示されていた「ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ」は、有名な絵の1枚です。

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黒いシルエットで描かれたシルエットの人たちは、バイヤーの人たちであるとはつゆ知らずでした。図録には書いていないのですが、描かれたときの社会情勢を知ると絵にこめられた意味を理解することができます。

その当時のカンカンがそういうパフォーマンスの意味も含まれていたとは興味深いです。

何年か前に、学芸大学の CLASKAさんの屋上で上映された「フレンチ・カンカン」の映画を見にいったことがあります。
また見たくなりDVDを手にいれています。

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メゾン・クローズの一番上と一番下については、人々の好奇心が働くのだろうか、思いのほか回想や証言が残っている。だが、金持ちでも貧乏人でもない普通の人たちが通っていた中級店に関しては、案外、情報が少ない。特に、フランス語の資料が見つからない。
そう思っていた矢先、意外なところで格好の資料に出くわした。
美川徳之助という人物が残した二冊のエッセイ集『愉しわがパリーモンマルトル夜話』(光文社 昭和32年)、『パリの穴、東京の穴』(第二書房 昭和38年)である。1920年代前半にパリに5年間滞在し、モンマルトルを中心にかんらくに入りびたって放蕩を重ねていたらしく、メゾン・クローズに関して、赤裸々かつ具体的証言を残している。
[鹿島茂、『パリ、娼婦の館』より]

美川徳之助さんの『愉しわがパリ ー モンマルトル夜話』は持っている本でした。

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学芸大学の流浪堂さんで手にいれて読んでいなかった本なのですが、パリでのメゾン・クローズでの体験を赤裸々に語っている本とのことです。

鹿島さんは、日本で欧米の歓楽街のことを書いた本が昭和5年あたりに出版が集中しそして発禁本になっていることについて言及しており、4冊を紹介しています。

四冊のうち、もっとも体系的かつディープなのは、われわれの世代にとって悪魔学の権威として知られている酒井潔の『巴里上海歓楽郷案内』である。
[鹿島茂、『パリ、娼婦の館』より]

この『巴里上海歓楽郷案内』も持っている本です。

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こちらも学芸大学の流浪堂さんで表紙に惹かれて手にいれました。


新しい本を読んでいるときに、持っている本や読んだことのある本とつながることがとても楽しいです。
最近はそんなつながりがとても多くて、あらためて昔読んだ本を再び読む二重三重の楽しみを味わえます。
さらに引用されている本も読んでみたくなります。今回も、バルザックさんやエミール・ゾラさん、コレットさんの本など、たくさんの本を読んでみたくなりました。

# by momokororos | 2017-01-05 22:46 | | Comments(0)
ローレンス・グローベルさんの『カポーティとの対話』。

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姫路のおひさまゆうびん舎さんでみつけた1冊です。
表紙は山本容子さんの絵です。

カポーティさんの名前は知っているものの著書は読んだことがなく、本人へのインタビューが綴られている本から読むのは私にとって珍しいことです。

著者のグローベルさんは冒頭、ジャン・コクトーさんを引き合いにだしてきます。

私は偉大なフランスの芸術家・詩人・俳優・気取り屋ジャン・コクトーと直接面識ないが、言葉でいいあらわせないほど大きな存在であったオスカー・ワイルドが1900年に死んで以来、ワイルドにかわってこんどはコクトーが自分の存在すらも作品としてしまう芸術家として最高の存在になったと思う。
[ローレンス・グローベル、『カポーティとの対話』より]

カポーティさん自身もこう語っています。

ー コクトーは以前コレットに、あなたは年をとるように見えない、非常に邪悪な心を持っている、といったのではなかったですか?
そのとおり。
ー 彼はどのくらい正しかったですか?
さあ。私はコクトーをよく知っていた。彼のことをいちばんよく知っていたのが私が21歳のころだった。私は20代のころいつも実際より若く見られていた。私は15歳か14歳くらいのころだった。それでコクトーははじめて私に会ったとき、私が14歳くらいだと思ったんだ。
ー 当時、彼はいくつでしたか?
1947年のことだった。50代の後半だったと思う。彼は私の話し方や様子、それに私が書いたものやすべてのものから、私のことをーかれにはレイモン・ラディゲという親友がいた。わずか23歳で死んだ(実際は20歳で死んでいる)有名なフランスの作家だ。才能ある若い作家だった。彼は私がそのレイモン・ラディゲにそっくりだと思った。彼はレイモンには偉大な生命力の感覚があると思っていた。それで彼は「君はレイモンにそっくりだね」といった。
[ローレンス・グローベル、『カポーティとの対話』より]

ここしばらくジャン・コクトーさんに興味をいだいていることもあって手にいれました。

『カポーティとの対話』を読んでみると、かなり毒舌の強いカポーティさんが見えてきます。インタビューで質問される作家のことを大御所であろうがなかろうがほとんど批判的に話しています。

それでも、ジャン・コクトーさんやプルーストさんには惜しみない賛辞を述べでいたことに加えて、読んだことのある『アラバマ物語』の中にカポーティさん自身が登場人物として出てくること、マリリン・モンローさんとのつきあいや、『ティファニーで朝食を』の話しが出ていたので、興味深く読めました。『ティファニーで朝食を』はカポーティさんの著作だったのですね。

カポーティさん晩年の、インタビューに答える形の本なのですが、カポーティさんはかなり過激です。扇動的な質問でカポーティさんの過激な部分が出ているのかなとも思いましたが、カポーティさん自身の自信がそうさせているみたいです。


私はアル中である。
私はヤク中である。
私はホモセクシュアルである。
私は天才である。

という、カポーティさんの写真に書いてあるカポーティさん自身の4行の文章のことを著者のグローベルさんがとりあげていて、そしてこう語っています。

自分がいちばん正しいと思い込んでいるもったいぶった民主主義社会は、ジャン・コクトーやオスカー・ワイルドのように内部から痛烈にその社会を批判する芸術家を持つことでかえって利益を得ているのだ。つまり彼らのような人間がいるおかげで、芸術家というものはときに反社会的であり、支持されにくい主義を信奉し、他の人間には受け入れがたい行動をし、そして平気で社会を批判する言葉を口にするという事実を忘れられずにすむのだ。いや私はそれ以上につねづね、こういう芸術家こそが、積極的に社会を浄化し、社会を意識的にし、芸術がわかるようにし、そして彼らがいない社会よりもはるかに文明的にすると思っている。
私が生きている現代アメリカでそういう芸術家を3人あげることができる。ノーマン・メイラー、ゴア・ヴィダル、トルーマン・カポーティである。
[ローレンス・グローベル、『カポーティとの対話』より]

カポーティさんの批判的な毒舌に少し食傷ぎみでしたが、なるほどここまで批判的になれる人はそういないかもとの思いました。批判的になればなるほど自身も批判されるし、カポーティさんもかなり批判されていますが、それでも語りたいことを語っているカポーティさんが見え隠れします。

カポーティさんが批判している作家さんのことはほとんどが知らない作家さんなので、読んでみたい気持ちになりました。カポーティさんの著作も読んだことがないのですが、『夜の樹』から読んでみようかと思います。

# by momokororos | 2017-01-04 21:58 | | Comments(0)
『サヴィニャック ポスター展』の本。

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中目黒のdessinさんで手にいれました。

表紙は、1982年のミュンヘンでのサヴィニャック展のポスターで可愛いです。

サヴィニャックさんのリトグラフのポスターを持っているのですが、サヴィニャックさんらしさがあまり感じられないポスターです。買ったときは好きだったのですが、手放して新しいのを買おうかなとも思いはじめています。

# by momokororos | 2017-01-03 14:27 | 芸術 | Comments(0)
クヴィエタ・パツォウスカーさんの『マッチ売りの少女』。

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高円寺のるすばんばんするかいしゃさんで手にいれました。

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あらためてパツォウスカーさんすごいなって思います。

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これを見て可愛いと思うココロ。
京都のパツォウスカーさんの展示会で、2人連れの女の子が展示されていた作品を見て「可愛い」を連発して言っていたのを聞いて、嬉しくなったのを思いだしました。

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パツォウスカーさんが好きな人が職場にもいるってわかってうれしかったことを思いだしました。

# by momokororos | 2017-01-02 20:28 | 絵本 | Comments(0)
おだやかな日でした。
お庭のビオラのお花です。

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冬に彩りを添えてくれるお花の1つ。

おととしから通しで日記にあげていたお庭のお花の写真も今年から再スタートします。
今年はもっとお花を気にかけられたらいいなって思っています。

# by momokororos | 2017-01-01 16:37 | お花 | Comments(0)
お部屋の机の今はこんな感じです。

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11の本屋さんで手にいれた本が、今の机の上に並んでいます。

机に置いてあるのは、出口かずみさんのイラストのラッピングペーパーをブックカバーにしたもので、中身は森茉莉さんの文章を早川茉莉さんがセレクトした『紅茶と薔薇の日々』です。
ブックカバーは高円寺のるすばんばんするかいしゃさんで、手にいれたラッピングペーパーをブックカバーに作ってもらいました。

金沢から京都の旅には、姫路のおひさまゆうびん舎さんで手にいれた『カポーティとの対話』を読んでいました。カポーティさんの本は読んだことないのですが、かなり興味を惹かれます。感想はまた書きたいと思います。

# by momokororos | 2016-12-31 21:45 | | Comments(2)

京都ふらり

金沢から京都へ。
サンダーバードは夢の京都と金沢を結ぶ特急です。

京都の河原町通御池下ルの雑貨の Angersさんへ。

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久しぶりにAngersさんの京都本店を訪れました。本店は3階あり、2階3階と登るほど素敵なモノがあると感じます。

河原町通を下り、河原町四条の丸井の中の新刊本屋の FUTABA + さん。
京都に来るといつも寄る素敵な品揃えの本屋さん。開店当初からこのセレクトはすごいと思っていましたが、今でも訪れるたびに感じています。
この前に、FUTABA + さんに訪れたときに、カウンターの前に Angersさんのショップカードが置いてあったので聞いてみると、FUTABA書房さんの雑貨事業がAngersとのことでした。Angersさんの本の品揃えも大好きなのですが、どおりで素敵なはずです。

京都駅。
ふとみると、あやしくライトアップされている京都タワー。並ぶビルも赤でライトアップするようになっていたのですね。

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久しぶりに伊勢丹百貨店にもはいりました。
美術館「えき」で開催されていたミロコマチコさんの展示会がすでに終わっていて残念です。

昔大好きだったお寺巡りは最近しなくなってしまいましたが、今年も京都には30日以上ふらりと訪れています。

# by momokororos | 2016-12-31 10:27 | 雑貨 | Comments(0)
金沢では、雑貨に古本屋、うつわのお店にも寄りました。金沢に来るとよく寄っているところばかりですが、久しぶりに顔をだしました。

せせらぎ通りを武蔵ケ辻の方向に少し歩いたところにある、フィンランド雑貨のピップリケラさん。

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フィンランドのヌータヤルヴィのうつわに惚れこんでいるのですが、今回もヌータヤルヴィの素敵なうつわに出逢いました。
前からお店に置かれていていたのですが、置かれていたことは知っていましたが、じっくりと見ていなくてその魅力に気づきませんでした。

古本屋のオヨヨ書林さん。

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元109で今は東急スクエアの地下の本屋のうつのみやさんに寄りました。ほど近い柿木畠にあったのですが移転しています。店内の一角にあるカフェの名は「文豪カフェ」。惹かれる名前です。

表通りにでて、九谷焼の諸江屋さんへ。

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人間国宝の徳田八十吉さんの展示が奥で開催されていました。

金沢の美術館にもいろいろ寄りたかったのですが、すべて年末のお休みでした。
この前に読んだ川本三郎さんの本の『林芙美子の昭和』に、徳田秋聲さんのことが書かれていて、金沢のひがし茶屋街の徳田秋聲記念館を再訪したかったのですが、またの機会に行きたいと思います。


# by momokororos | 2016-12-30 22:46 | 雑貨 | Comments(0)
金沢3日目。
金沢駅ビルの中の「あんと」に入っている金沢まいもん寿司さんでお昼をいただきます。
まいもん寿司さんは、私の地元にできて開店さた当初から人気のお店でした。

北陸の海の幸7点盛りを頼みました。

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白えび、のどぐろ、香箱蟹も入っています。

香箱蟹、昨日に引き続き食べることができてうれしいです。

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北陸の海の幸は美味しくて毎日食べたいです。
# by momokororos | 2016-12-30 20:40 | グルメ | Comments(0)
金沢。
昨日は、朝晴れていましたが、天気は変わり夜は雨になりました。とても寒かったです。

夜は片町伝馬にでて北陸の海の幸を楽しみました。

久しぶりに香箱蟹をいただきます。

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香箱蟹はとっても美味しくて毎日食べたいくらいです。今年の冬の金沢は初めてなので、香箱蟹も初めてです。11月から12月末まで食べることができるのでギリギリでした。


お造り。

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アンコウの肝やアンコウの頬もありました。白えびも北陸にきたらはずせない大好きなお刺身です。


白子の石焼き。

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白子が焼けるこおばしい香りが食欲をそそります。


せん菜。わさびの葉です。

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辛いけど、美味しいです。
お料理のアクセントにもなるし、お酒のつまみにもなります。

合わせる地酒は、加賀雪梅の純米吟醸と、歳盛の大吟醸。

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加賀雪梅の純米吟醸は甘み柔らかく酸味も少なく飲みやすかったです。大吟醸はあまり飲みませんが、フルーティーな味はいつも驚かされます。

# by momokororos | 2016-12-30 10:20 | グルメ | Comments(0)
金沢晴れ。

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天気は下り坂みたいですが、出だしよしです。

まずは近江町市場でお昼。
もりもり寿しで食べようと思ったのですが、50人待ち。ほど近い近江町食堂で食べることにしました。

かぶら寿し。

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冬の味覚のかぶら寿しはとっても美味しいです。

白海老唐揚げ。

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東京だとめったに食べれない白えびは北陸にくるとはずせないです。

海鮮丼。

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ブリが美味しいです。

お昼からちょっと欲張りすぎたかな。

久しぶりの金沢の味覚、美味しかったです。

# by momokororos | 2016-12-29 11:45 | グルメ | Comments(0)

久しぶりの金沢

昨晩、最終電車で金沢に来ました。

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昨夜は東京で遊んでいて、関西にでるか金沢にでるか迷いましたが、なじみのお店が開いている金沢へ。

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昨晩金沢に着いたのは23時半過ぎだったのでどこにも行けていませんでしたが、久しぶりに楽しみです。

# by momokororos | 2016-12-29 09:07 | | Comments(0)

うれしさ格別

本をプレゼントしたらとっても喜んでもらえました。うれしい様子を見て私もすごく嬉しかったです。
年末年始、この気持ちをいだいて過ごせそうです。

# by momokororos | 2016-12-28 21:35 | 気持ち | Comments(0)
わたしのまわりに、荒井良二さんの『スースーとネルネル』が好きっていう人が多いです。

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わたしも大好きです。

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始まりのページ。
なんのおはなしをするのでしょうか?


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なにがくるのでしょうか?

期待感もてて、とっても素敵な絵本です。

# by momokororos | 2016-12-27 23:06 | 絵本 | Comments(0)

かわいいもの、ちいさなものが大好きです


by ももころろ