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エリオット・アーウィットさんの『Personal Exposures』。

この写真集のことを、先日中目黒のdessinさんで話したら、お店にあるとのことですぐに出してきてもらいました。お取りおきしていただいていたものを受けとりました。

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アーウィットさんの写真はユーモラスで楽しいです。

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かなり大判だったので、今日手にいれた別の本はお店に預かってもらって、アーウィットさんの写真集だけ持ちかえりました。

シャガールさんや、ブラッサイさんやアナイス・ニンさん、平岡瞳さんの本のことを、dessinさんのスタッフさんと話してとっても楽しかったです。


「エリオット・アーウィットさんの写真集 」〜2016年 11月 17日の日記
http://momokoros.exblog.jp/24939299/

by momokororos | 2016-11-30 22:39 | 写真 | Comments(0)
リンドバーグ夫人の『海からの贈物』。

美しい海辺の貝殻と海辺の風景の素晴らしさを語りながら、自分の想いを反芻しながらやさしく語るリンドバーグ夫人。

女性が生活をこなしながら自分の時間や創造性をもつ必要があることを、リンドバーグ夫人自身の想いがしっかりと語られており、1955年の著作ながら、いまでも十分に考えさせられる素敵な本だなと感じました。

今の文庫本の表紙です。

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この本はあらたに手にいれた文庫本。

私が昔読んだときの文庫本はこちら。

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昭和55年19版です。

図書館ハードカバーの昭和31年2版を見つけましたが、旧漢字で紙面の余白もあってよいです。

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いずれも訳は、吉田健一さんです。
落合恵子さんの訳の本も出ていました。

前のブログに書いたことの再掲になりますが、中目黒のCOWBOOKSさんで、メイ・サートンさんの『独り居の日記』のことを話していたら、2人のスタッフさんからリンドバーグ夫人の『海からの贈物』はいいよってすすめられました。1人のスタッフさんはどこかに行くときに『海からの贈物』を携えて行くと話していました。

わたしのブログは、リンドバーグ夫人の書いてあることの引用が多くなりますが、リンドバーグ夫人の海辺の風景とあいまった抒情的な文章で読まれると素敵かなって思います。


子供を生んで育て、食べさせて教育し、一軒の家を持つということが意味する無数のことに頭を使い、いろいろな人間と付き合って旨く舵を取るという、大概の女ならばすることが芸術家、思索家、或いは聖者の生活には適していない。そこで問題は、女と職業、女と家庭、女と独立というようなことだけではなくて、もっと根本的に、生活が何かと気を散らさずにはおかない中でどうすれば自分自身であることを失なわずにいられるか、車の輪にどれだけと圧力が掛って軸が割れそうになっても、どうすればそれに負けずにいられるか、ということなのである。
[リンドバーグ夫人、『海からの贈物』より]

女性が子どもを産み、家事を含め生活をこなすことが、自分のことを考える時間を意識的に作ることはかなり大変だということはなんとなくは感じていたものの、知り合いの女性の子育てを目の当たりにしてみると、並み大抵のことでなく自分の時間がほとんどないことがやっとわかりました。


リンドバーグ夫人は、1人の時間の過ごす大切さと内面の豊かさについても書いています。

我々は今日、一人になることを恐れるあま余りに、決して一人になることがなくなっている。家族や、友達や、映画の助けが借りられない時でも、ラジオやテレビがあって、寂しいというのが悩みの種だった女も、今日ではもう一人にされる心配はない。家で仕事をしている時でも、流行歌手が脇にいて歌ってくれる。昔の女のように一人で空想に耽るほうが、まだしもこれよりは独創的なものを持っていた。それは少なくとも、自分でやらなければならないことで、そしてそれは自分の内的な生活を豊かにした。しかし今日では、私たちは私たちの孤独の世界に自分の夢を咲かせる代りに、そこを絶え間ない音楽やお喋りで埋めて、そして我々はそれを聞いてさえもいない。
[リンドバーグ夫人、『海からの贈物』より]

これは女性でも男性でも同じことかもしれません。自分のココロの声に耳を傾けるというより、外の刺激を求めて満たされたような気になっている傾向が強いことを感じます。


リンドバーグ夫人は、島で一人で暮らしながら、ゆるやかな時間の中で考えてきて得たものがたくさんでしたが、いずれは島から離れます。

私が手に入れた宝をなくすのをこれほど恐れているのだろうか。それは単に私に芸術家の素質があるからだけではない。芸術家は勿論、自分を小出しに人に与えることを好まない。自分がいっぱいになるまで待つことが芸術家には必要だからである。しかしそれだけではなくて、私が思い掛けなくこういう気を起すのは、私が女だからでもある。
これは矛盾していると言わなければならない。女は本能的に自分というものを与えることを望んでいて、同時に、自分を小刻みに人に与えることを喜ばない。(中略) 私の考えでは、女は自分を小出しに与えるということより、無意味に与えるのを嫌うねどある。私たちが恐れるのは、私たちの気力が幾つかの隙間から洩れて行くということでなくて、それがただ洩れてなくなるのではないかということなのである。私たちが自分というものを与えた結果は、男がその仕事の世界で同じことをした場合のようにはっきりした形を取らない。一家の主婦がやる仕事は、雇い主に給料を上げてもらうこともなければ、人に褒められて私たちが及第したことが解るということも殆どない。子供というものを除けば、殊に今日では、女の仕事は多くの場合、眼に見えないのである。私たちは家事と、家庭生活と、社交に属する無数の内容を異にした事柄を一つの全体に組合せるのを仕事にしている。それは眼に見えない糸を使って綾取りをやっているようなもので、この家事や、お使いや、お付き合いの断片が混ぜこぜになっているのを指して、どうしてそれを一つの創造と呼ぶことができるだろうか。
[リンドバーグ夫人、『海からの贈物』より]

かつて絵を描き、お花をたしなんでいて、最近は毎日毎日2人の子育てに奮闘している女性のことを思います。「できたこと」を頑張りましたって自ら意識して、ほんとに頑張ったねっと認めて褒めてあげたいと思っています。そして少しの余裕の時間を作ってあげることができたらなあって思っています。

女はそれとは反対に、一人で静かに時間を過すとか、ゆっくりものを考えるとか、お祈りとか、音楽とか、その他、読書でも、勉強でも、仕事でも、自分の内部に向わせて、今日の世界に働いている各種の遠心力な力に抵抗するものを求めなければならない。それは体を使ってすることでも、知的なことでも、芸術的なことでも、自分に創造的な生き方をさせるものなら何でも構わないのである。それは大規模な仕事や計画でなくてもいいが、自分でやるものでなくてはならなくて、朝、花瓶一つに花を活けるのは、詩を一つ書いたり、一度だけでもお祈りするのと同様に、忙しい一日の間、或る静かな気持を失わずにいる結果になることもある。要するに、少しでも自分の内部に注意を向ける時間があることが大切でなのである。
[リンドバーグ夫人、『海からの贈物』より]

わたし自身への言葉としても受けとめたいリンドバーグ夫人の言葉。
またじっくり読みたいと思います。


『海からの贈物』〜リンドバーグ夫人 」〜2016年 11月 19日の日記
http://momokoros.exblog.jp/24946743

by momokororos | 2016-11-29 23:03 | | Comments(0)
リチャード・ブローディガンさんの本は、かつて青山にお店があったCOWBOOKSさんで手にいれた『アメリカの鱒釣り』が初めて読んだ本でした。
『アメリカの鱒釣り』は理解できず、続けて手にいれたブローディガンさんの『愛のゆくえ』は図書館を舞台にした物語ということもあって好きになりました。

その後、中目黒のdessinさんのスタッフさんから紹介してもらったブローディガンさんの『西瓜糖の日々』が素敵でした。
そのときは文庫で読んでいたのですが、単行本を見つけたので紹介してくれた人にあげたのですが、先日また単行本をみつけたので私も改めてじっくり読んでみました。

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「アイデス」という穏やかなときが流れる世界に住んでいる人たちと「忘れられた世界」に住む人たち。

「アイデス」では、人と人のふれあいやささやかな食事の話しや過去の思い出がゆるやかに語られています。
「忘れられた世界」は、過去どんな世界だったとは語られていませんが、忘れられた美しいものとか変わったものが見つかる可能性ある世界として語られています。

お互いの世界をいい環境とは感じていないのですが、「忘れられた世界」の人々が「アイデス」に事件を起こしますが、「アイデス」の空気感、時間の流れは変わりません。

その変わらない世界感が安心感を与えて、作品全体の雰囲気になっているのかもしれません。

とにかくよい雰囲気の小説で、『西瓜糖の日々』が好きな人と、感想をゆっくり話し、余韻を楽しみたいなって思ってしまう作品です。

by momokororos | 2016-11-28 23:10 | | Comments(0)
兵庫尼崎の雑貨の Dent-de-lionさん。

大好きな雑貨屋さんで、大阪堀江にあった頃から通っていて、尼崎に移ってから遠くなりましたが、関西を訪れた折にはいつも寄りたいと思うお店です。

mush marron(マシュマロン)さんの「まあるい冬」の展示のときの様子です。

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素敵なバックと帽子が展示されていました。

mush marronさんは大好きな作家さんで、いつも可愛いバックに惚れてしまいます。

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一目惚れしたmush marronさんの可愛いバックは、店長さんにお願いしてお庭で撮ってもらいました。いつも気持ちの支えになってもらっている人への感謝の気持ちにしました。

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Dent-de-lionさんにくると、他のところには行かずに今日はここだけでいいかなっていつも思います。そして長居して一日がDent-de-lionさんだけで終わることも多いです。

陽が西に傾いてお庭に差し込む光が美しくて窓辺にたたずみます。

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こんな窓辺でゆっくりと本を読みたいです。この前訪れたときは、メイ・サートンさんの『独り居の日記』を持っていたので、この窓辺でひろげでいました。

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今回、お庭によく来る猫のリオンちゃんとポポちゃんには会えませんでしたが、2匹の可愛いおうちもできていて、夜は寄り添って眠るそうです。

お店にはかなり訪れているのですべてをリンクできないのですが、Dent-de-lionさんの魅力が伝えることができればうれしいです。

「一軒家の雑貨屋さんとお庭の猫ちゃん~兵庫尼崎」〜2016年 4月 18日の日記
http://momokoros.exblog.jp/24313285/

「一軒家の雑貨屋さん~兵庫尼崎」〜2015年 12月 29日の日記
http://momokoros.exblog.jp/24002919/

「一軒家の素敵な雑貨屋さん~dent-de-lionさん」〜2015年 8月 18日のに
http://momokoros.exblog.jp/23577279/

「大阪堀江の素敵な雑貨屋さん」〜2014年 12月 30日の日記
http://momokoros.exblog.jp/22688069/

「素敵な籐カゴ~大阪dent-de-lionさん」〜2009年 1月 6日の日記
http://momokoros.exblog.jp/9358391/

by momokororos | 2016-11-27 22:29 | 雑貨 | Comments(0)
西荻窪の gallery cadoccoさんで、「for girl’s 〜オトナとコドモのお洋服とコサージュの三人展〜」が開催されています。

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展示作家さんの1人のaHnaさんは、京都の雑貨のhugさんの店長さんの作家名。お店は今はお休みされていますが、お洋服の制作をされています。

お洋服やバック、コサージュなどが展示販売されています。
オーダも可能とのことで、東京でも心待ちにしているお客さんも多いです。

展示は、今日11/27日曜の18時までです。

by momokororos | 2016-11-27 13:44 | 雑貨 | Comments(0)
鎌倉の御成展示通りにある葉っぱ小屋さん。

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小鳥や動物のモービルが可愛くてときどき訪れます。最近は、お店の話しや絵本やお片づけの話しをしていて長居です。
少し前にできた素敵な看板は、よく目立つし可愛いいのですが、置いておくのがむずかしくなったそうです。今度行くときはなくなっているかもしれません。

今回は葉っぱ小屋さんだけ寄って鎌倉をあとにしました。

鎌倉から学芸大学の流浪堂さんへ。

流浪堂さんでいろいろ話しをしていたら、23時半になっていてびっくりです。
いい本を手にいれました。
また今度紹介したいと思います。

流浪堂さんは、昔の妙本寺境内にあった葉っぱ堂さんを訪れたことがあるそうで、流浪堂さんが葉っぱ堂さんに忘れものをしたものをわざわざ葉っぱ堂さんが届けてくれたエピソードがあるってことを教えてもらいました。
by momokororos | 2016-11-26 23:41 | 雑貨 | Comments(0)
ふじやしおりさんの展示会の「浮かべるはなし」が、高円寺の Gallery Cafe 3さんで開催されています。

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夢でみたことを作品にしていて、白を基調にした作品と、照明に照らされて壁にゆらめく作品の影が夢のようです。
白いいでたちのふじやしおりさんは作品の中を舞う妖精さんのようで夢の世界のようです。
わたしも夢が好きなので一緒に夢の浮遊感を楽しんでいました。

展示は、明日11/27日曜までです。
ふじやしおりさんはギャラリーの開く15時から20時くらいまで在廊されるとのことです。


by momokororos | 2016-11-26 13:35 | 芸術 | Comments(0)

とってもうれしい日

今日は、
懐かしい人に久しぶりに会って、
赤ちゃんも初めて笑ってくれて、
美味しいものもたくさん食べました。
楽しくてとってもうれしい日でした。
人のチカラってすごいです。
大切にしたいです。

by momokororos | 2016-11-25 22:48 | 気持ち | Comments(0)
この前読んでいた『現代思想 総特集 1920年代の光と影』を、この時代が好きで教えてもらった人にあげようと持っていったのですが、残念ながら話す時間がありませんでした。

一度手にいれて読んだあとにあげた内堀弘さんの『ボン書店の幻』。 少し前にまた手にいれているので、今宵はこの本を読もうかなと思います。

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1930年代の小さな出版社の『ボン書店』のことが書かれています。ボン書店の最初の詩集は北園克衛さんの『若いコロニイ』です。

『ボン書店の幻』を最初に読んだときは20年代、30年代を知らず、先程のこの時代が好きな人から教えてもらった北園克衛さんくらいしか知りませんでした。今は少しわかったことも増えているので前より楽しめるかもしれません。
私は古本で手にいれたのですが、新刊でも手にはいるようになりました。

by momokororos | 2016-11-24 23:25 | | Comments(0)
このあいだから、持っているはずのリンドバーグ夫人の本と、ヴァージニア・ウルフさんの本を探していました。
お部屋で、簡単に探せるところから徐々に取りだしにくいところを探していったのですが、奥の奥から出てきました。

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リンドバーグ夫人の『海からの贈物』とヴァージニア・ウルフさんの『燈台へ』。
高校生のときに読んだ本で、やはり一番奥にありました。

『海からの贈物』は、先日図書館で全部読んでしまったのですが、もう一度めくってみようと思います。
『燈台へ』はちらっとみましたが、読めるかどうか微妙かもです。

「『海からの贈物』〜リンドバーグ夫人 」〜2016年 11月 19日の日記
http://momokoros.exblog.jp/24946743

by momokororos | 2016-11-23 22:19 | | Comments(0)

かわいいもの、ちいさなものが大好きです


by ももころろ