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鉱石の写真集を探しにいったら、素敵な押し花の写真集に目を惹かれました。

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永石勝さんの『テロメア』。

中目黒のdessinさんで前に見かけていた本なのですが、鉱石という目で見ていたら、鉱石に似たような透明感にひきつけられました。

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透けた花びらの押し花は美しいです。

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美しい写真集です。

こんな風にできるなら、私も押し花してみたいと思いました。

by momokororos | 2016-09-29 22:49 | お花 | Comments(0)
TERRI WEIFENBACH(テリー・ワイフェンバック)さんの写真集『LANA』。

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渋谷の東塔堂さんで手にいれた写真集です。
テリー・ワイフェンバックさんの写真を見るのは初めてなのですが素敵です。

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ピントの合っていない写真の中に一部分だけピントがあったところがあるなど、普通の写真のボケ味を楽しむのとは異なる感じがします。


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奥行き感をすごく感じます。
その向こうの朧げな世界に行ってみたい気持ちになります。


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ハッと醒めるような色の散った花びらにその場にとどまりたい気持ちと、その向こうの抜けた先への誘惑にもかられます。


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光のきらめきもきれいで、昔の記憶を呼び起こされるようです。


少し前に読んだ二階堂奥歯さんの『八本脚の蝶』の中に、Terri Weifenbachさんの『Lana』のことが書かれていて、写真集をみてみたいと思っていました。

2002年11月3日(日)

Terri Weifenbachの写真集”Lana”を買った。
ものごころのつきはじめた頃。
いろとりどりの光の揺らめきでしかなかった世界を分節しはじめた頃。
その頃見ていた景色はこんな感じではなかったか。
ちくちくする芝生の上をブランコに向かって歩く(まだ上手く歩けなかった)。
手をさしのべる母を見上げれば、その後ろには真っ青な空間が広がっていた。
はじめて空を見た頃。
はじめて水面に映る秋桜の影を見た頃。
その頃の景色はこんな感じではなかったか。
私は小さく、世界は広く広く、そしてそれはひたすら輝かしかった。

[二階堂奥歯、『八本脚の蝶』より]


人間の視覚はすべてが鮮明ではなくこの写真のような風景の見え方なのだと思う一方、朧げな未知のものへの憧れかのように、もしくはむかしの記憶を思いおこすかのようにも見えているのでしょうか、テリー・ワイフェンバックさんの写真は、ずっとみていても見飽きないです。

by momokororos | 2016-09-27 22:39 | 写真 | Comments(0)
神戸は12、3年くらい前から通っているのですが、いまだに憧れてやまない街です。
昔から個性的な本屋さんが多くて、通っていた本屋さんが何店か移転や閉店していますが、それでも魅力的な本屋さんが多いです。

その中の一軒が、神戸元町のハニカムブックスさんです。

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本と雑貨の乙女な本屋さんです。
名前は本屋さんですが、かわいい雑貨もたくさんです。
本と雑貨が半分半分くらいでしょうか。
本の種類は、生活、雑貨、旅、エッセイ、絵本、文学、雑誌、コミックなどです。

少し前に訪れたときの写真です。

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お店にいてみて、お客さんは9割くらいが女性の感じです。
ここまで女性のお客さんが多い本屋さんは他に知りません。

店内はとっても明るくてかわいい感じです。窓のカーテンも可愛いです。

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本棚が高くないので、白い壁の店内が見まわすことができて気持ちのよい空間になっています。小さな展示スペースもあります。

この前に訪れたときに手にいれた本です。

柚木麻子さんの『ランチのアッコちゃん』。

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市河紀子さんの選詩の『草にすわる』。

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素敵な詩が載っています。

ハニカムブックスさんは8年目。
これからも楽しみな本屋さんです。

by momokororos | 2016-09-24 23:40 | | Comments(0)
お部屋の本。
本棚の前に山となっていた本を整理しました。

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もう以前の整理された状態に2度と戻ることはできないと諦めていた本の山々が、前の状態に近いところまで片づきました。
片づかない状況を他の人に話して、悩みと気持ちを共有するだけで解決しました。
そして本棚に興味をもつ方からのお声がけをいただいたこともあって、気持ちをこめてさらに整理をしました。

美しいとまではいかないけれど満足です。しばらくこのままの景観を維持したいです。

今回整理した本があった写真の本棚よりも本が多い、お部屋の反対側のクローゼットの中の本やクローゼット前の本箱の本があるのですが、また今度機会あるときに片づけしたいと思います。

8年前、5年前、1年前の本棚はこちら。あまり変わり映えしないですね。

「お部屋の本棚~7年前、4年前、そして今」〜 2015年10月25日の日記
http://momokoros.exblog.jp/23807835/

「本棚の前の本の整理」〜2015年10月21日の日記
http://momokoros.exblog.jp/23795402/


今回のお片づけの経緯はこちら。

「久しぶりの本の整理〜お部屋」〜2016年 9月18日の日記
http://momokoros.exblog.jp/24666294/

by momokororos | 2016-09-23 20:37 | | Comments(0)

鉱石ラジオの魅力

少し前ですが、中目黒のdessinさんで見ていた本にこんな写真が載っていて魅力にとりつかれました。

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この写真が載っていたのは、『澁澤龍彦 夢の博物館』。後日訪れたときに、dessinさんにまだこの本が残っていたので購入しました。

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鉱石ラジオとは、鉱石の結晶をもちいたラジオで、電源いらずで電波を受信できるそうです。

この写真の鉱石ラジオは、小林さんが作られたものとのことで、小林さんが書いた『みんなの鉱石ラジオ』の本も手にいれました。

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いろいろな鉱石ラジオの写真も載っています。

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戦前当たり前のように使われていた鉱石ラジオのラジオのモノとしての魅力や、結晶をイルミネーションしたり、真空管で構成されたりと光も魅力です。
真空管のあたたまって真空管に灯りがともるまでの時間とやわらかな灯りが好きです。

家の真空管アンプです。

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人のとモノとの関係にあらためて思いが巡ります。

鉱石ラジオで、どこかの発信元の電波の周波数に手動であわせ、遠い見果てぬ発信元に想いをめぐらせたいです。
ずっとラジオから離れていましたが、古い時代のラジオは持ってみたいなって思っています。

再掲になりますが、
この前読んだ、二階堂奥歯さんの『八本脚の蝶』のラジオの魔法的な魅力のくだりです。

ましてやラジオは。
初めてトランジスタラジオを持ったとき、神秘的な音の箱が手の中にあるような気がした。実際に聞こえるのは歌謡曲やDJのおしゃべりであっても、可能的にはその箱が受け取るのは遠く見果てぬどこかからの呼びかけなのだ。
その頃ラジオは、今私の目に見えるものとは違って見えた。もっと科学は魔法と未知の世界の気配をただよわせていた。
[二階堂奥歯、『八本脚の蝶』より]

折りしも、アンソニー・ドーアさんの『すべての見えない光』の本の中に、ラジオの話しや鉱物学館、鉱物学者もでてきて、ますますラジオの魅力に惹かれています。

by momokororos | 2016-09-22 11:22 | | Comments(0)
うどんが大好きです。
家でよく天ぷらを揚げてうどんを食べていて、都内にもよく食べに出かけます。

根津の根の津さん。
根津神社に行く途中にあります。

根の津さんの天ぷらぶっかけ。

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讃岐うどんで、コシがしっかりとして、うどんの味がしっかりと感じられて美味しいです。
根津はちょっと遠いのでたまにしか行けないのですが、わざわざ食べにいきます。

神保町の丸香さん。
いつも長蛇の列で30人くらい並んでいます。列の短いときを見計らって並びます。

丸香さんの鶏天ぶっかけ。

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讃岐うどんでコシが強く美味しいし、鶏肉もおいしいので、よく鶏天を頼みます。


新橋の七蔵さん。
お昼どきは30人くらい並ぶお店ですが、店内が広いので回転は早いです。

七蔵さんの稲庭うどんと丼ごはんのセットです。

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少しあたたかいうどんのつゆにみょうががはいっていてとても美味しいです。秋田でも稲庭うどんの名店でも食しているのですが、本場の秋田のお店にまさるとも劣らない美味しさです。


旗の台のでら打ちさん。
旗の台は、このお店のうどんを食べるだけに通っています。お店の名前からすると名古屋ですが、讃岐うどんのようなコシの強さとのど越しを味わえるうどんです。

でら打ちさんのころセット。カレーうどんとミニぶっかけのセット。

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ぶっかけのミニうどんは大好きです。名物のカレーうどんも素朴な味わいで美味しいのですが、やはりうどんが美味しいからにほかなりません。

以前、神田や赤羽の美味しいうどん屋さんにも行っていましたが、最近は訪れていません。

by momokororos | 2016-09-19 10:20 | グルメ | Comments(0)
鎌倉御成通りの葉っぱ堂さん。
店長さんは、動物のかわいいモビールやブローチを作る作家さんです。

お店で、絵本や雑貨のお話しをしていました。
さらに片づけたいのだけど片づかない、どうしたら片づけることができるか、についても話していました。

話したことで一念発起。
ずっとなんとかしなくてはと思っていた、お部屋の本の山を片づけることにしました。

今日の11時。
片づけ前の本棚の前に林立の本の山。

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13時。
お昼をはさんで片づけて、本の山は少し崩れました。

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14時。
だいぶ崩れて、隠れていたナタリー・レテさんの絵が見えてきました。

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15時。
どうしようなっと試行錯誤。

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18時。
ブリジット・バルドーさんの映画の『殿方御免遊ばせ』のシーンが描かれている絵を飾ってみます。さらに山名文夫さんの本も飾ってみました。

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19時。
クラフト・エヴィング商會さんの『おかしな本棚』の本に載っているようなテーマのある本の並べかたをしてみたかったので、手が届く本で構成してみました。

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テーマタイトルは「夢幻」。

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まだまだいろいろ加えられる本はあると思うので、探していきたいと思います。

見えていなかった本棚の本が見えて、読まない本が前面に見えているので、本の差し替えをしたり、自分好みのレイアウトにしていこうと思います。





by momokororos | 2016-09-18 21:12 | | Comments(4)
美味しいものを食べにいくのが大好きなのですが、好きな食べものの1つに欧風カレーがあります。

よく食べていくのが、神保町のボンディさん。

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神田古書センターの2階にあるカレー屋さんです。

初めてお店に入ったときに、カレーだから1000円もあれば足りるだろうと思っていたら、1450円もしてお金が足りないという苦い?思い出があります。

高いですが、その美味しいカレーにとりこになりちょくちょく通うようになりました。
よくいただくのは、一番甘口のビーフカレー。ビーフがゴロゴロとはいっていて、コクがあってとっても美味しいです。

ただ並んでいるときが多く諦めてしまうことが多いです。
以前は2階にある古本屋さんを抜けてボンディさんに入れたのですが、最近は裏手の入口からまわるように貼り紙がされています。


神保町の交差点のそばの2階には、ガビィアルさん。
ボンディさんから歩いて2分くらいです。
食べたときの写真が見つからないのですが、ボンディさんと似た感じの味で、こちらも美味しいです。


神保町交差点の北東には、ペルソナさん。

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なぜか神保町の欧風カレーには、ゆでたじゃがいもがついてきます。2つもついてくるのでお腹がふくれます。じゃがいもは、なくてもよいかなって思ってしまいます。
ペルソナさんでは、甘口ではなくてその次に辛いのを頼んでしまったので、辛みが強く、好きな欧風カレーの味を十分に楽しめませんでした。それでもドロリとしたルーから味わえる美味しさは格別です。


半蔵門、麹町エリアも美味しい欧風カレーのお店があります。
半蔵門駅から近い一番町のプティフ・ア・ラ・カンパーニュさんがお休みのときに、初めて食べてみた麹町のサロン・ド・カッパさんの欧風カレー。

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野菜たっぷりの欧風カレーで上品なルーで、美味しかったです。

いろいろなお店をそんなに巡っているわけではないのですが、欧風カレーはときどき無性に食べたくなる味です。

by momokororos | 2016-09-17 14:10 | グルメ | Comments(0)
チェコのヴォイチェフ・クバシュタさんのミニポップアップ絵本。

クバシュタさんの普通サイズのポップアップ絵本も素敵ですが、CDケースより小さいミニサイズのポップアップ絵本もかわいいです。

1の絵本。

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1991年の絵本です。

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お花が可愛いです。

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7の絵本。

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こちらも1991年の絵本です。


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これは7人の小人でしょうか。
でも流れが異なる感じです。
チェコ語がまったく読めないのでなんともです。

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クバシュタさんのポップアップ絵本をまた引っ張りだしてみたくなりました。
by momokororos | 2016-09-15 21:40 | 絵本 | Comments(0)
アンソニー・ドーアさんの『すべての見えない光』。

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まだ読んでいる途中なのですが、素晴らしい小説です。夜寝るのを惜しみ、最近なかなか読めなくなった電車の中でも読みすすめています。

2人の主人公たちの視点で、2人のそのときどきの状況と想いをなぞるかのように描かれていて魅力的です。

目の見えない少女のくだり。

ジェファール博士の机の上に置いてあるアクキガイを使い、彼女は三十分ほど遊ぶ。空洞になった突起、硬い渦巻き、深い開口部、とげと洞穴と手ざわりの森がある。そこには、ひとつの王国がある。
[アンソニー・ドーア、『すべての見えない光』より]

目が見えないものの手ざわりや周りの状況を音でたどる繊細な描写が、読んでいるものをとりこにしていきます。
目の見えない人たちは、取り巻く世界のこれらの仔細な情報を視覚以外で受け取りながら行動しているのだ、という想像を高めながら読んでいます。
そして、目の見えない少女を見守る父の姿が悲壮的ではなく、逆に世界がこんなにも豊かであることを描きだしています。

そして、同時進行で語られるもう1人の主人公の男の子の話し。

ごみの山から壊れたラジオを見つけ直して、音が鳴るくだりがあります。

泡立つような雑音が聞こえる。それから、イヤホンのどこか奥深くから、子音が次々に流れ出てくる。ヴェルナーの心臓が止まる。その声は、頭蓋骨のなかで反響しているようだ。
(中略)
そして、四つの端子と垂れたアンテナのある小さなラジオは、彼らすべてのあいだの床に、奇跡のように置かれている。
(中略)
バイオリン、ホルン、ドラム、演説 ー どこか遠くの、同じ夜の瞬間に、マイクに向かっている唇。その魔法にうっとりとなる。
[アンソニー・ドーア、『すべての見えない光』より]

この前読んだ二階堂奥歯さんの『八本脚の蝶』にもラジオの魔法的な魅力について書かれています。

ましてやラジオは。
初めてトランジスタラジオを持ったとき、神秘的な音の箱が手の中にあるような気がした。実際に聞こえるのは歌謡曲やDJのおしゃべりであっても、可能的にはその箱が受け取るのは遠く見果てぬどこかからの呼びかけなのだ。
その頃ラジオは、今私の目に見えるものとは違って見えた。もっと科学は魔法と未知の世界の気配をただよわせていた。
[二階堂奥歯、『八本脚の蝶』より]

かくゆう私も鉱石ラジオの魅力にとりつかれています。

『すべての見えない光』の主人公の1人の女の子は、父親からプレゼントとされた点字のジュール・ヴェルヌの『八十日間世界一周』を読み、ジュール・ヴェルヌの主人公たちが街中を歩きおしゃべりをする姿を夢想する少女です。
映画の『バックトゥザフューチャー』に出てくるクララを彷彿させ、想像する、夢想する楽しみに共感します。

女の子と男の子の2人の主人公の話しが、過去と現在という時間をまたぎながら、話しがすすめられています。これからどうなるか楽しみです。

by momokororos | 2016-09-14 23:30 | | Comments(0)

かわいいもの、ちいさなものが大好きです


by ももころろ