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きのう家のお庭をふと見たら、海棠がほころんできていました。
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海棠のお花は桜から遅れること1週間くらいなのだけど、今年は少し早いかなあ。
木のお花では、海棠が一番好きです。
by momokororos | 2015-03-31 11:58 | お花 | Comments(0)
昨日はほんとあたたかでした。
見かけたお花です。

コヒガンザクラ。
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ハナニラ、木蓮、桜、パンジー、トサミズキ、マメザクラ、椿、雪柳、海棠、スノーフレーク、コブシ、仏の座、菜の花、シクラメン、チューリップ。

あたたかな陽気に誘われて、海棠のお花もほころんでいました。
by momokororos | 2015-03-28 12:23 | お花 | Comments(0)
朝吹登水子さんの『私の巴里物語』。
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パリでの生活、交友関係が書かれており、憧れます。

石井好子さんのパリの本が好きなのすが、その中に朝吹登水子さんとの生活のくだりがでてきて、朝吹さんのことも興味をいだくようになりました。

最初に読みはじめたのが、『パリの男たち』や『私の巴里・アンティーク』。
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『私の巴里物語』には、朝吹登水子さんのパリ時代のときおつきあいしている人たちがたくさんでてきます。
私が知っている人を敬称略で並べると、
サルトル、ジャコメッティ、ジャン・ジュネ、アンリ・ミショー、ボーヴォワール、フランソワーズ・サガン、クリスチャン・ディオール、ピエール・カルダン、高峰秀子、川端康成、三島由紀夫、白洲次郎。
すごい顔ぶれです。

パリの高峰さんのことが、石井好子さんや朝吹登水子さんの著書にでてこないなあって思っていたのですが、やはりつながっていました。なんだかうれしいです。

朝吹さんがフランソワーズ・サガンさんの著作をいろいろ翻訳されていることを、これらの本を読んで知りました。
サガンさんの代表作は、『悲しみよこんにちは』。どこにしまいこんだのか見つからないので、前に撮った写真です。
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『悲しみよこんにちは』は、高校生のときに読んで、しばらく前にすすめられて再び読みかえしました。
読んだときに感想書いたはずなのですが、どこに書いたかわからなくなりましたが、かなり読後感はよかったです。
すばらしい雲は、ちょっと前に読んだ本です。

『私の巴里物語』の中に、朝吹さんがサガンさんと会ったときの、サガンさんの印象について書いています。

マルゼルブ大通りというのは、フランソワーズ・サガンというイメージ、つまりちょっと茶目っぽく、冗談好きで、シニックで、ブルジョワ的秩序などを最も嫌って反抗するタイプのお嬢さんが住む区とは正反対の、正統派ブルジョワたちの住むところであった。
(中略)
その時、こつこつとヒールの音がしてパジャマの上に水色の水玉模様のドレッシング・ガウンを着た可愛い少女が入って来た。
「ボンジュール、昨晩はおそかったのでまだ眠っていたの。こんな格好でごめんなさい」
第一印象は、まだ子供っぽい体をしたほっそりとした少女で、利口そうな大きな茶色の瞳だけが、その日のインタビューアーの東洋の女性をぬけ目なく観察していた。
『悲しみよこんにちは』のセシルな感じだった。早熟で、オトナたちの行動を観察していて、彼らに対して自由に振る舞い、おそれていない少女。

とあります。

このくだりを読んでサガンさんのこと気になりはじめ、手にいれて読んでいないサガンさんの本の「絹の瞳は」を最近読みはじめました。
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いろいろ読んでみたいなって思ってます。
by momokororos | 2015-03-28 11:56 | 読書 | Comments(0)

再びのパフェ

少し前にパフェの日記を書きましたが、
先日、出先から出先への移動のあいだに時間が空いたので、京橋 千疋屋さんの本店へ。

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東京大丸の「京橋千疋屋」さんで柑橘系のパフェを食べていたときに、いちごのパフェも美味しそうだなあって見ていたこともあって、いちごのパフェを頼みました。

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アイスの甘さにいちごの酸味がすがすがしくて美味しい。ものの15分くらいで食べてしまったのですが、疲れが至福のときに変わりました。

少し前に東京大丸の「京橋千疋屋」さんで食べたのがこちらです。

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by momokororos | 2015-03-26 22:44 | グルメ | Comments(0)
このあいだ、ポーランドの絵本を手にいれたのでポーランドの絵本を紹介します。

「ポーランドの絵本~其の二」が書けるかわからないのですが、とりあえず其の一を書いてみます。

ボフダン・ブテンコさんの『CSILLAGASZAT』の絵本。
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地球や月、太陽系、宇宙のしくみを天文学者?が教える本です。
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ブテンコさんは『しずくのぼうけん』を書いた方です。
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かわいい絵本です。

ポーランドの絵本で、好きな作家さんの1人にヨゼフ・ウィルコンさんがいます。
なかでも『ミンケパットさんと小鳥たち』は素敵な1冊。
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絵もいいですが物語もいいです。ウルスラ・ジェナジーノさんの作です。
ドイツ語版?はこんな感じです。
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ミンケパットさんはとても優しいんです。
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ウィルコンさんはたくさんの絵本を描いていますが、1960年代の絵本がいいです。

こちらもヨゼフ・ウィルコンさんの鳥の絵本。
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こちらは孔雀の絵本です。
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この美しい孔雀。
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2011年に再版された絵本ですが、元の版を見てみたいです。

他には『いやといったピエロ』や『やさしいおおかみ』『にじ』などを持っていますが、また紹介できたら、と思います。

ポーランドの絵本は、東京上井草にある、ちひろ美術館でポーランドの絵本の展示会を見てから意識しだしました。
とある絵本屋さんでは、ポーランドの絵本の展示をするって聞いているのですが、いまから楽しみです。
by momokororos | 2015-03-25 21:54 | 絵本 | Comments(0)
春らしい天気です。
日差しはあたたかくて風が気持ちいい。

花日記をずっとかいていませんでしたが、今日の陽気でわたしも目覚めました。
お昼に少しだけ外を歩いただけですが、たくさんのお花が咲いていました。
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写真の三椏(みつまた)、木蓮、梅、山茱萸(さんしゅゆ)、寒緋桜、雪柳、木瓜、パンジー、クリスマスローズ、ホトケノザ、タンポポ、馬酔木、ヒイラキナンテン、シャガ。

もうシャガまで咲いているなんてびっくりです。
by momokororos | 2015-03-22 12:58 | お花 | Comments(0)
ジャクリーヌ・デュエムさんの『わたげちゃん』。
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鳥になりたかった女の子の物語です。

ずっと前からほしいなって思っていましたが、この前高円寺のるすばんばんするかいしゃさんで見つけました。
フランス語版の『GRAIN-D'AILE』はすでに持っていたのですが比べてみるのも楽しみでした。
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フランス語版の表紙に比べて、日本語版はかなり暗い表紙になってますが、中身の色合いは同じ感じです。
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「GRAIN-D'AILE」は、フランス語で「とっても軽い」の意味。
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主人公の女の子は、タンポポの綿毛のようだと本文に出てきます。それで、日本語版のタイトルは『わたげちゃん』。
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ジャクリーヌ・デュエムさんの『GRAIN-D'AILE』は、5年くらい前にECRITから翻訳されていて、やわらかい感じの訳で別の魅力があります。
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物語の最後にある「今夜、きみにこのお話ができてよかった...」が限りない余韻を感じます。

初めてデュエムさんの絵本をみたのは、図書館で見た『月のオペラ』でした。
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こちらの絵本も素敵です。
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デュエムさんの絵の色遣いとテイストが大好きで、いろいろ持っています。
またデュエムさんの絵本を紹介したいとおもいます。
by momokororos | 2015-03-22 10:54 | 絵本 | Comments(0)
この前の日記でちょっとだけ紹介した薄田泣菫さんの『獨樂園』。
とても素敵な随筆なので、しっかり紹介したいと思います。大阪水無瀬の長谷川書店さんで手にいれた珠玉の1冊です。

薄田泣菫さんは初めて読んだ作家さんです。

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花や鳥などのお庭の自然に向けるまなざしとその豊かな表現にひきこまれます。

短編の1つ『花を待つ心』。
「どちらを向いて見ても花の微笑みだ。」で始まる文章、蕾から花開く瞬間を待つ著者の気持ちをあらわした文章です。その気持ちよくわかります。
清純な文章の中にときに妖艶なところも見え隠れするところは、堀口大學さんの詩を思いだしましす。

また別な短編の『土に親しめ』には、
「北欧のある文人は、自分のポケットにいつもいろいろの花の種子を入れておき、至るところでそれを撒き散らして歩いたといふことだが、」というくだりがでてきます。
茨木のり子さんの『寸志』の中にはいっている大好きな詩の「花ゲリラ」にも同じようなくだりがでてきます。

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『花ゲリラ』 茨木のり子

あの時 あなたは こうおっしゃった
なつかしく友人の昔の言葉を取り出してみる
私を調整してくれた大切な一言でした
そんなこと言ったかしら ひゃ忘れた

あなたが或る日或る時 そう言ったの
知人の一人が好きな指輪でも摘み上げるように
ひらりと取り出すが 今度はこちらが覚えていない
そんな気障(きざ)なこと 言ったかしら

それぞれが捉えた餌を枝にひっかけ
ポカンと忘れた百舌(もず)である
思うに 言葉の保管所は
お互いがお互いに 他人のこころのなか

だからこそ
生きられる
千年前の恋唄も 七百年前の物語も
遠い国の 遠い日の 罪人の呟きさえも

どこかに花ゲリラでもいるのか
ポケットに種子をしのばせて 何喰わぬ顔
あちらでパラリ こちらでリラパ!
へんなところに異種の花 咲かせる


茨木のり子さんの詩の中でも大好きな詩です。

再び薄田の文章に戻ります。
「彼らは群生する。多くのものと一緒にゐるのが、生活の真の姿であるかのやうに。」
と薄田さんは見つめます。
多くのものと一緒にいる、ことの大切さと豊かさを感じます。

豊かな感性からつむぎだされる珠玉の言葉の数々に魅力され、しばし読むのをやめて描きだされる情景に想いをめぐらせてしまいます。

薄田さんの全集も発刊されていたことがあるみたいですが、また違う作品を見つけて読んでみたいです。
by momokororos | 2015-03-19 19:49 | 読書 | Comments(0)

春のかおり

まだ朝出るときは真っ暗だけど、じき空が明るくなりはじめます。
暗いなか、沈丁花のお花の香りが漂ってきました。
花日記を書かなくなってから久しいです。
by momokororos | 2015-03-18 05:17 | お花 | Comments(0)
何冊も本を並行して読むことが多いのですが、最近は江國香織さん、川上弘美さん、薄田泣菫さんの本を読んでいました。
不思議とつながるものがあると感じたので紹介します。

江國香織さんの『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』。
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主人公の女の子のこんな文章がでてきます。

「おかしいのは、おなじしつもんにべつなこたえがかえることで、たくとには、でもそのどれもがただしいこたえにおもえる。」

理解するのではなく、感じること、受けいれることができる主人公。世界はなんといろいろなものに満ちあふれているのだろうか、とあらためて感じさせる作品でした。
江國さんらしさも残りながら、新しい視点の物語かもと思いました。

川上弘美さんの『水声』。
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川上さんは好きな作家さんの1人。
いままでの川上さんの本とは少し違う感じがする物語でしたが、このくだりを読んで自分の中で腑に落ちるものがありました。

「... たくさんの種類に分化していて、それぞれがちゃんとニッチを占めていればいるほど、繁栄してるってこと、なんだと思う。...」「じゃあ、人間も、いろんな種類がいて、それぞれに住みわけしていればいるほど、繁栄してるってこと?」

いわゆる一般の家族のつながり方とは違う主人公の家族の個性が描かれ、お互いに違うものを感じながら認めあっている物語です。

薄田泣菫さんの『獨樂園』。
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先の2冊が新刊本屋さんで手にいれたものなのですが、こちらは大阪水無瀬の長谷川書店さんで手にいれた1冊。

最初から惹かれる文章だったのですが、終わりまで素敵でした。

『花を待つ心』。
「どちらを向いて見ても花の微笑みだ。」で始まります。

なまめかしさも清純さもあわせもつ文章は、堀口大學さんの詩を彷彿させます。蕾から花開く瞬間を待つ著者の姿が目に見えるようです。

「彼らは群生する。多くのものと一緒にゐるのが、生活の真の姿であるかのやうに。」

多くのものと一緒にいる、ことの大切さ、豊かさを感じます。

これら3つの本とも、多様な存在やモノがあることが世界のあり方として自然なことである、と肯定的にとらえていて共感がもてます。

往々にして、違うということが受けいれられないことがありますが、受けいれるココロを持っていきたいなって思います。
by momokororos | 2015-03-16 22:35 | 読書 | Comments(0)

かわいいもの、ちいさなものが大好きです


by ももころろ