カテゴリ:お寺( 3 )

奈良高畑にある新薬師寺。

このあいだ奈良の室生寺に行ったときに、聖林寺か新薬師寺か迷いましたが、今回もどちらに行こうかと悩みました。
聖林寺への電車とバスの時間がかみあわず、奈良駅が最寄りの新薬師寺に行くことにしました。
奈良駅が最寄りといっても新薬師寺まで歩くと1時間はかかります。
近鉄奈良駅からタクシーを使おうかと思いましたか、市内循環バスを見かけたので、バスに乗り新薬師寺の近くまで行くことにしました。
高畑町というバス停で降りるつもりでしたが、前に来たときと雰囲気が違うと思い、その先の破石町のバス停まで乗ってみたら、正解でした。

バス停から新薬師寺までは坂道を登り15分くらい。日陰となるところがほとんどなく、暑い時期はちょっと遠いです。着いたら汗だくでした。

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大好きなお寺の1つで、格好いい十二神将の仏像があります。
本堂に入ると真っ暗な中に塑像の十二神将が白く浮かびます。お堂にはいったときは塑像以外は真っ暗なのですが、しばらくたつと目が慣れてきます。

ロウソクの光を背景に薬師如来さまを囲み十二神将が浮かびあがるといった雰囲気です。

新薬師寺のホームページ
http://www.shinyakushiji.or.jp/junisinsho/

十二神将の中で好きなのは、迷企羅大将と伐折羅大将。

迷企羅大将(新薬師寺での名前、文化庁では波夷羅)は、片足を台座に乗せて少し曲げて、腰に手をあてもう一方の手は高くかかげて、まさに決めのポーズをとっているような雰囲気で格好よすぎます。

前に新薬師寺に行ったときに迷企羅大将について書いていた文章と写真です。

午前10:59 · 2013年9月9日
十二神将は薬師如来を守るガードマン。その中の真達羅大将(しんだらたいしょう)だけ、唯一武器を持っていません。新薬師寺にも十二神将がいらっしゃいますが、迷企羅大将が武器を持ってませんでした。写真は毎日新聞社の『十二神将』より。

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伐折羅大将(新薬師寺での名前、文化庁では迷企羅)は、髪の毛を逆立て口を開けて忿怒の形相。剣をもち、手を下向きに何か押さえつけるような感じで立っていて迫力です。

十二神将の真ん中には、お目目ぱっちりの薬師如来さま。

龜井勝一郎さん著、入江泰吉さん写真の『写真版 大和古寺風物誌』。

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この本の中に、新薬師寺の薬師如来さまのことをこう書かかれています。

金堂の薬師如来は、前述のごとく弘仁時代の仏像であるが、眼病平癒を記念するため、とくにその眼は大きく創られている。まるで異人のようだ。
[龜井勝一郎著、入江泰吉写真、『写真版 大和古寺風物誌』より]

いままで、「お目目ぱっちり」だなと思っていただけでしたが、やっと意味がわかりました。

この本に、入江泰吉さんの新薬師寺の伐折羅大将の写真が載っていました。

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新薬師寺の十二神将は、あらがえない魅力を感じます。

新薬師寺は3年ぶりでした。
お堂の中は椅子も用意されていて、椅子に座り、汗がひいてきてココロおだやかになっていくのをゆっくり感じてゆくことができます。


「十年来の想いと千二百年の想い~奈良唐招提寺・新薬師寺」〜2014年 5月 5日の日記
http://momokoros.exblog.jp/21961698/

「かっこいい仏像~奈良そぞろ歩き(其の一)」〜2010年 12月 5日の日記
http://momokoros.exblog.jp/13762485/


by momokororos | 2017-06-09 20:25 | お寺 | Comments(0)
奈良の室生寺。
何回も訪れたことのあるお寺なのですが、また訪れたくなるお寺の1つです。
京都から1時間、大阪からも1時間電車に揺られ、バスに乗り山を登ること15分。
むかしの人が歩いて詣でていたことに想いを馳せます。

高野山は女人禁制でしたが、室生寺は女人高野といわれ、女性の参詣が認められていました。

バスを降りてゆるやかな坂をお土産物やお食事処を左右に見ながら進みます。

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赤い橋を渡ると室生寺の山門です。

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金堂までの石段の左右にはシャクナゲが咲いています。

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金堂の中には、大好きな十一面観音さま。
美しくてかわいいんです。金堂への石段の手前には弥勒堂があり、こちらには東洋一の美男子といわれる釈迦如来さまがいらっしゃいます。

前に山形の酒田の土門拳記念館に訪れたときに、土門拳さんが撮った室生寺の十一面観音さまが展示されていました。
それまでも好きだったのですが、その写真を見てまた見にいきたいと思っていました。それから2年、やっと再び見にくることができました。

金堂からもう少し登ると本堂。
さらに登りと五重塔です。

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一番小さな国宝の五重塔です。

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シャクナゲが咲くのは毎年ゴールデンウィークの季節。

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室生寺の石段は高さがあり不揃いで、登り降りが大変ですが、魅力的です。

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よいしょと登る、しっかり踏みしめて下る、普段は意識しない自分の身体を意識します。いつまで登れるのかなと思ったりします。


室生寺のある室生口大野駅から何駅か大阪方面に行くと長谷駅。少し歩いたところにある長谷寺はちょうど今、牡丹のお花がが咲いています。
いつもは室生寺と長谷寺は合わせて見にいっているのですが、今回室生寺だけを見にいきました。


「室生寺のたたずまいと十一面観音さま~土門拳記念館」〜2015年 5月 22日の日記
http://momokoros.exblog.jp/23148875/

「室生寺の魅力~会津八一さんの歌」〜2015年 5月 30日の日記
http://momokoros.exblog.jp/23182599/


室生寺は何度も訪れているお寺。なぜ同じ場所に何度も来たくなるのかなと考えていました。前に来たときの自分の想いや昔の人の想いを確かめにきているのかもしれません。

前に室生寺に来たのは、2013年5月でした。4年前の想いを引用してみます。


室生寺にきました。
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午前11:47 · 2013年5月3日

シャクナゲの花が咲く女人高野、室生寺。不揃いな石段の上に金堂が鎮座しています。
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午後0:11 · 2013年5月3日

室生寺。日本で一番小さい国宝の五重塔がある素敵なお寺です。土門拳さんが東洋一の美男と称した釈迦如来さまや、ふっくらかわいらしい十一面観音さまがいらっしゃいます。
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午後0:20 · 2013年5月3日

大きな檜。室生寺の五重塔はかつて台風で大きな木が五重塔に倒れかかり見るも無残な姿に。そのとき境内の300本の檜の皮を剥ぎ、五重塔の屋根の檜皮葺を修復。剥がされた木々は痛々しかったけれど、自らの境内の木を使う再生に感動しました。
午後0:59 · 2013年5月3日

室生寺本堂。美しい。
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午後1:52 · 2013年5月3日

室生寺。本堂の屋根のライン。
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午後1:55 · 2013年5月3日

室生寺は女人高野と言われます。その当時高野山は女性の参拝が許されておらず、室生寺は女性の参拝が許されここの名前がついたとのこと。京都のほうから室生寺までどんな大変な道のりだったのだろう。3年ぶりくらいにきた室生寺。また来たい場所です。
午後2:21 · 2013年5月3日


by momokororos | 2017-05-05 21:52 | お寺 | Comments(0)
先日、岩手を旅していました。
7年ぶりの再訪です。

ロシア絵本の「ふぉりくろーる。」さんが5月末に岩手にお店をオープンされていて行きたいと思っていました。

盛岡の、チャグチャグ馬コのお祭りか、さんさ踊りの時期に合わせて行こうと思っていたのですが、先日お友達とチャグチャグ馬コを話題にしていたこともあって、チャグチャグ馬コの時期にあわせて、岩手に行くことに。

東京から東北新幹線。

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岩手一ノ関に降ります。
久しぶりに一ノ関にきたら中尊寺に行きたくなり、案内所でバスの時間を聞いてしばしバスを待ちます。
待合室のお土産物屋さんには、3つほど下がる風鈴。重なる風鈴の音がすごく心地がいい。南部鉄器だと思うのですが少しずつ違う音色を奏でていて、そこにいることを忘れてしまいそうでした。

バスに乗り、中尊寺へ。
途中、平泉駅を通ったのですが、平泉が最寄り駅だったことに気づく。中尊寺は10年ぶりくらいなのですっかり忘れています。
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バスを降りて、金色堂まで坂道を歩く。
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道は悪くはないのですが、途中とてつもなく急な坂道があって息もあがります。
ふとたちどまると、木立を吹き抜ける風が気持ちいいです。

金色堂の建物は覆堂という建物の中にすっぽりと覆われています。
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覆堂の中の金色堂は、すべてが金箔で覆われいます。六万四千枚の金箔だそう。縁側まで金色です。

松尾芭蕉が詠んだ句に、「五月雨の 降り残してや 光堂」があります。ものを朽ちさせる梅雨も平泉の光堂(金色堂)は残してきて今も変わらぬ昔の輝きのままである、という意味なのですが、燦然と輝く金色堂を見ていて藤原氏の栄華と想いに気持ちひきもどされます。

久しぶりの中尊寺はよかったです。

平泉まで戻り、東北本線で水沢へ向かいます。
by momokororos | 2014-06-19 20:38 | お寺 | Comments(0)

かわいいもの、ちいさなものが大好きです


by ももころろ