少し前から目にしていた、ブルーノ・ムナーリさんの図集を手にいれました。 前に日記にあげているのですが、ムナーリさんの『きりのなかのサーカス』の日本語版の旧版と新版では、使われている紙の色が異なっていているページがあります。 なんでだろうと前から思っていて、原版はどうなっているのだろうと気になっていました。 図集の中に『きりのなかのサーカス』の古いイタリア語版の『Nella nebbia Milano』が載っているのを本屋さんのスタッフさんから教えてもらい見てみると、日本語版の新版の絵本に近い色の紙を使っていました。 1979年版(上記図録より) 1981年の好学社の旧版の『きりのなかのサーカス』のページ。上記のイタリア語版とは違う色の紙が使われています。 ブルーノ・ムナーリさんは好きなのですが、そんなに絵本を持っていません。部屋の本棚に散らばっている絵本を集めてみました。 1981年の好学社版の『きりのなかのサーカス』の表紙。 新版だと、ダストカバーの表紙と本体の表紙は同じで、裏表紙には絵がありません。どちらが原版に近いのかはわかりませんが、旧版の方が楽しいです。 新版はどこにしまったのか見当たりません。 『きりのなかのサーカス』以外のムナーリさんの持っている絵本です。 『緑ずきんちゃん』。 『黄ずきんちゃん』。 『白ずきんちゃん』もあるのですが、ほぼページが真っ白なので買いませんでした。 『木をかこう』。 『ZOO』。 ムナーリさんの絵本は、あげた絵本が1冊、あるはずだけど見つからない絵本が2冊です。 葉山の神奈川近代美術館で、今週末の6/10日曜まで、「ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ」が展示されています。行きたいと思っていた展示会でしたが行くことができない感じです。巡回展の11月に開催される世田谷美術館での展示に期待です。 『きりのなかのサーカス』〜ブルーノ・ムナーリさんの絵本 2016年7月12日の日記
by momokororos
| 2018-06-04 21:36
| 絵本
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