『西瓜糖の日々』の魅力〜リチャード・ブローディガンさん

リチャード・ブローディガンさんの『西瓜糖の日々』。

好きな人からすすめられて、読んでみたらすごくよかった本です。そのときは文庫本で読んでいたのですが、単行本を見つけました。その本はすすめてくれた人にあげたのですが、また同じ本を見つけて手にいれました。

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なぜいいのかよく説明できないのですが、
穏やかな夜の描写に、なんかあたたかい気持ちになります。描かれる世界に包まれているような感覚、この世界観が心地よいです。

わたしは小屋に入ると、六インチのマッチでランタンに灯をつけた。西瓜鱒油は美しい光を放って燃えた。すばらしい油だ。
西瓜糖と鱒からとれる液を、ある特別な草の葉といっしょに混ぜると、やがて、わたしたちがこの世を照らすために用いるこのすばらしい油になるのだ。
わたしは眠かったが、眠りたくなかった。眠くなればなるほど、眠りたくなかった。服を着たまま、長いことベッドに横になっていた。ランタンの明りをそのままにして、部屋に映る影たちを凝視していた。
[リチャード・ブローディガン、『西瓜糖の日々』より]


前にTwitterに書いた文章があるので、引用しておきます。

2016年1月3日
Coyote。大阪水無瀬の長谷川書店さんで目にとまりました。小川洋子さんと平松洋子さんの対談に、リチャード・ブローディガンさんの『西瓜糖の日々』からインスパイアされる小川さんと平松さんの物語。西荻窪の街やお店の紹介も魅力。

2014年8月11日
リチャード・ブローディガンさんの『西瓜糖の日々』は不思議な魅力です。闇夜のこわい存在としての夜に対して、いだかれるような存在としての夜を感じるような印象を小説の中から感じます。ブローディガンさんの著作の中で好きな『愛のゆくえ』をもう1度読んでみようと思います。

2014年8月11日
リチャード・ブローティガンさんの『西瓜糖の日々』。読みおわり。雰囲気のある小説です。わたしの知らない遠い世界の街の夢のような話しだけど、昔感じていた気持ちを感じるかのようです。夜にいだかれるような安心感を思いおこすような気持ちになりました。

2014年8月9日
リチャード・ブローティガンさんの『西瓜糖の日々』をすすめてもらいました。読んでみます。
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by momokororos | 2017-04-21 23:12 | | Comments(0)

かわいいもの、ちいさなものが大好きです


by ももころろ