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2016年 11月 28日

『西瓜糖の日々』〜リチャード・ブローディガンさん

リチャード・ブローディガンさんの本は、かつて青山にお店があったCOWBOOKSさんで手にいれた『アメリカの鱒釣り』が初めて読んだ本でした。
『アメリカの鱒釣り』は理解できず、続けて手にいれたブローディガンさんの『愛のゆくえ』は図書館を舞台にした物語ということもあって好きになりました。

その後、中目黒のdessinさんのスタッフさんから紹介してもらったブローディガンさんの『西瓜糖の日々』が素敵でした。
そのときは文庫で読んでいたのですが、単行本を見つけたので紹介してくれた人にあげたのですが、先日また単行本をみつけたので私も改めてじっくり読んでみました。

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「アイデス」という穏やかなときが流れる世界に住んでいる人たちと「忘れられた世界」に住む人たち。

「アイデス」では、人と人のふれあいやささやかな食事の話しや過去の思い出がゆるやかに語られています。
「忘れられた世界」は、過去どんな世界だったとは語られていませんが、忘れられた美しいものとか変わったものが見つかる可能性ある世界として語られています。

お互いの世界をいい環境とは感じていないのですが、「忘れられた世界」の人々が「アイデス」に事件を起こしますが、「アイデス」の空気感、時間の流れは変わりません。

その変わらない世界感が安心感を与えて、作品全体の雰囲気になっているのかもしれません。

とにかくよい雰囲気の小説で、『西瓜糖の日々』が好きな人と、感想をゆっくり話し、余韻を楽しみたいなって思ってしまう作品です。


by momokororos | 2016-11-28 23:10 | | Comments(0)


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