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2016年 08月 27日

『八本脚の蝶』のこと(其の二)〜二階堂奥歯さんの本

二階堂奥歯さんの『八本脚の蝶』。
読み終わりました。ほんと素敵な本です。

もう1冊持っていたくて2冊目も手にいれました。

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「2016年本屋大賞 第1回超発掘本」という帯がついていました。

先に手にいれた本はこんな帯でした。

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読みすすめているときから引きこまれ、読んだあとの余韻もすごいです。理解できないところもかなりあったのですが、惹かれてやみません。あまりにも気にいってしまい、誰かと共有したくなります。

二階堂さんは、お洒落や美容に興味を持つチャーミングな乙女でありながら、読んでいる本は興味多岐に渡り、そこから喚起される思索は奥深いです。

この本には、二階堂さんが読んだ300冊以上の本がでてきます。
わたしが読んだことのないジャンルである幻想文学の本がたくさんです。

この本の中で二階堂さんが読んだ本について言及している300冊のうち、私が読んだのはたったの10冊くらいでした。

わたしの読んだ本です(敬称略)。

森茉莉、『甘い蜜の部屋』
鴨居羊子、『私は驢馬に乗って下着をうりにゆきたい』
マリアナンナ・アルコフオラード、『ぽるとがるふみ』
串田孫一、『山のパンセ』
ヘンリー・デイビッド・ソロー、『森の生活』
江戸川乱歩、『少年探偵団シリーズ』数冊
尾崎翠、『第七官界彷徨』
スティーヴン・ミルハウザー、『イン・ザ・ペニー・アーケード』
室生犀星、『蜜のあはれ』
ダイ・シージエ、『バルザックと小さな中国のお針子』
ミヒャエル・エンデ、『はてしない物語』

読んだ本がほとんど共通していないにもかかわらず、挙げてある本の内容がほとんどなじみがないにもかかわらず、共感を覚えました。

二階堂さんが読んだ本だけでなく、世の中に対する感受性、自意識なども含めて、うなずけたり、身につまされたりしました。他人には小さなことが自分にとっては大きなことだったりすることを痛切に意識します。それでも周りに流されることなく、とことんまで思索追求している姿勢に感銘すら覚えます。

二階堂奥歯さんの感じる世界、描く世界に深くはまってしまいました。

幻想文学の本をたくさん読んでいる二階堂さん。
東京の森下にある幻想文学が強い本屋さんの、ドリスさんに初めて訪れてみました。

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まったく読んだことないに等しい幻想文学。右も左もわからず長居してしまいました。意外に?女性のお客さんが多かったです。

神保町の幻想文学が強い、たなごころさんにも行ってみました。

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お店は開いていなかったので、また今度再訪してみたいと思います。

二階堂さんの日記で取りあげられている本をすべて読んでみたいとも思ってしまっています。同じように思っている人は、私だけではないような気がします。

ピエール・マッコルランさんの『恋する潜水艦』も載っていた本の1つ。タイトルの可愛さに惹かれて手にいれてました。

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この本も近いうちに読みすすめようと思います。
『八本脚の蝶』は2回目を読みはじめています。1回目より楽しみです。


「『八本脚の蝶』のこと〜二階堂奥歯さんの本 」〜2016年8月21日の日記
http://momokoros.exblog.jp/24608145/


by momokororos | 2016-08-27 11:05 | | Comments(0)


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