確かテレビの番組で見たのだと思いますが、高齢になったオードリー・ヘプバーンさんが、「いまの私が一番好き」と言っていたことを知り、素敵な言葉だなって思いました。
ずっとその言葉が載っている本を探していたのですが、先日新刊本屋さんで『オードリー・ヘップバーンの言葉』の本を見つけました。 山口路子 著 だいわ文庫 この本の中に、オードリーの言葉が載っています。 「年とともに自分が 変わっていくのがわかります。 でもそれを直視しなければ。 みんなが経験することですから。」 さらに、山口さんの文章。 「 オードリーは、美しさを保つためにもちろん、できる範囲でのことはしていたでしょうが、加齢による変化に、むやみに抵抗することはなく、髪も染めなったから、五十代にもなると、あちこちに白髪が目立つようになりました。皺だって増えました。 マスコミは『ローマの休日』の妖精がすっかり年をとったことを書きたてましたが、オードリーはそのことに対しては超然としていました。 目じりや唇のわきの皺を隠そうともせず、 「これは笑い皺です。笑いほど嬉しい贈り物はありません」 と微笑みました。」 これまで、誰かの言った言葉を抜粋して載せている本は買ったことはなかったのですが、この本は素敵だなって思いました。 この本ではありませんが、こんな言葉も語っていたみたいです。 「たしかに私の顔にシワも増えました。ただそれは、私が多くの愛を知ったということなんです。だから私は、今の私の顔の方が好きです。」 私の探していた言葉に近い言葉です。 オードリー・ヘプバーンさんは映画の『パリの恋人』から知りましたが、ほんとに素敵な人ですね。
by momokororos
| 2016-08-22 22:30
| 本
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