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2016年 07月 20日

『アンネの日記』を巡る本たち

本屋さんで、アンネ・フランクさんが隠れ家から見ていたマロニエの木の絵本を見る機会があり、再び『アンネの日記』を読んでみたいと思っていました。

部屋の奥まで探していたのですが見つかりません。
よく見たら本棚の上に積んであって、見えるところにありました。

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1942年6月12日
あなたになら、これまでだれにめ打ち明けられなかったことを、なにもかもお話しできそうです。どうかわたしのために、大きな心の支えと慰めになってくださいね。
[アンネフランク、深町眞里子 訳、『アンネの日記』より]

と、始まるアンネの日記。

「親愛なるキティーに」という風に、キティーという架空の人物への呼びかけいう形で日記を書いています。

最近、京都の世界文庫さんでアンネさんの展覧会の図録を手にいれました。

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アンネの日記の映画化の際に、アンネ役にオードリー・ヘップバーンさんが名前があがったそうですが、オードリーさんは受けなかったそうです。
あまりに自分に近くてつらいものだったとのことです。


1944年2月23日
わたしたちはふたりしてそこから青空と、葉の落ちた裏庭のマロニエの木を見あげました。枝という枝には、細かな雨のしずくがきらめき、空を飛ぶカモメやその他の鳥の群れは、日ざしを受けて銀色に輝いています。すべてが生きいきと躍動して、わたしたちの心を揺さぶり、あまりの感動に、ふたりともしばらく口もきけませんでした。
[アンネフランク、深町眞里子 訳、『アンネの日記』より]

しばらく前に金沢の石川近代文学館の展示で出逢い、好きになった廣津里香さん。
つい先日、金沢にでていたのですが、石川文学館に廣津里香さんの詩と絵を見に行ってきました。

廣津里香さんの展示は常設展示なのですが、その一角に彼女の愛読書が展示されています。
私も好きな、『ロルカ詩集』、『マリー・アントワネット』、『アンネの日記』、『赤毛のアン』、『嵐が丘』、『ジャン・クリストフ』も里香さんの愛読書の1つとして展示されていたのでうれしかったです。

その中の1冊『アンネの日記』。
『アンネの日記』を高校時代に愛読し、アンネが「親愛なるキティーに」と呼びかけていたように「Note de Vivi」と名付けた日記を書いていたそうです

 「私の名前は、このノートブックの中ではヴィヴィ。そしてこれが私の唯一のほんとうの名前なの。私は金沢大学付属高校二年生。私はこのヴィヴィという名前が大好き、ヴィヴィって、甘くてこっけいにきこえるでしょ。」

こちらは石川近代文学館で手にいれた廣津里香さんの詩集です。

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里香さんの詩は、私には理解しえないものもたくさんあるのですが、共感できる詩も多く、読むたびに好きになっていきます。

このあいだ石川近代文学館を訪れたときの、企画展の方に見たことのない里香さんの絵や写真も展示されていてうれしかったです。


小林エリカさんの『親愛なるキティーたちへ』。

こちらは何かの雑誌で見かけて、確か中目黒のdessinさんに並んでいたなと思い見にいったらありました。

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「 心の友キティーを持つ、アンネが羨ましかった。
書くことで、どんなに不条理な現実や困難にも、ひとり懸命にそこに立ち向かってゆくアンネの姿は、素晴らしく強く、美しく見えた。
私は、アンネの日記を見つめ、読みながら思う。
私もいつか、きっと、成長して、彼女みたいに、強く、賢い、女の子になりたい。」

アンネさんに影響を受けた人はたくさんいるんですね。

隠れ家から見えていたマロニエの木は、大事にされていたにもかかわらず、強風のため折れてしまったそうです。
ただこの木の苗木は世界じゅうに移植されていて、日本でも3箇所で育てらられているそうです。見にいきたいです。









by momokororos | 2016-07-20 22:26 | | Comments(0)


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