『きりのなかのサーカス』〜ブルーノ・ムナーリさんの絵本

ブルーノ・ムナーリさんの『きりのなかのサーカス』。
大好きな絵本の1つです。

2009年版のフレーベル館の谷川俊太郎さんの訳の絵本を手にいれました。
持っている1981年版の好学社の八木田宣子さんの訳の絵本と一緒にみてみました。

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表紙から微妙に違います。
丸の大きさが大きく、車に乗っている人の頭が上の丸とずれています。

訳はもちろん違いますが、
信号と鳥の位置が違っています。

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バスと背景も違った位置です。

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なによりも驚いたのが、途中からの「大サーカス」のページの色がまったく違っていました。

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持っている新しいイタリア語版は、フレーベル館と同じ色でした。

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むかしのイタリア語版ではどうなのか気になります。




by momokororos | 2016-07-12 22:20 | 絵本 | Trackback | Comments(0)


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