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2014年 03月 13日

山の本~浦松佐美太郎さんの本

今日はすごい風で翻弄されたせいか、ふりかえってみるとお花は1つも見ていませんでした。

まだまだ寒い日が続きますが、夏の入道雲の話しに魅せられました。

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夏の大空に、もくもくと伸し上つてゆく入道雲を見てゐると、痛切に山が想はれる。夏の山と入道雲とが関係してゐることもあらうし、又入道雲が空高く真白に輝いてゐるのが高い峰を想はせることもあらうが、私が入道雲を眺めて、一番切実に山を感じるのは、あのぐちぐいと空へ伸び上つてゆく勢である。それだけを頼りに、遥かの山へ登らうと言ふ、山へ登る時の心意気を、実に素朴に表現してゐるからである。

(浦松佐美太郎「たった一人の山」より)

この文章から伝わる想い、よくわかります。
山が好きで、昔はテントをかついで山に登っていたせいもあるのかもしれませんが、
山が好きではなくても、入道雲に想いを描く人はたくさんいるのでは、と思います。

山のことを書いた本は、きびしい自然の記述、ときにはやさしい自然の記述とともに、深い思索があいまって、素敵な本が多いような気がします。

串田孫一さんや畦地梅太郎さんの本を読んでいましたが、浦松佐さんの本は初めてです。

by momokororos | 2014-03-13 22:43 | | Comments(0)


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