京都素敵な本巡り(其の二)~西陣

今回はまず京都から巡りはじめましたが、神戸と大阪巡りをはさんで、3日後に再び京都に戻ってきました。

四条烏丸からバスにのって、千本出水のバス停で降りて、上長者町通千本東入ルにあるマヤルカ古書店さんへ。
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午前中からかなり混んでいてびっくりでした。
マヤルカさんは、ちょっと古めの本から新しい本までいろいろとあるのですが、私は古い本が魅力です。

木漏れ日が店内にさしこみ、床にうつしだされる光のゆらめきに時を忘れます。夢の世界にいるようで、窓辺に椅子を置いてずっと本を読んでいたいと思いました。

店内の本で、まず目に飛びこんできたのが畦地梅太郎さんの「山の眼玉」。
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かなり印象的な装幀です。
畦地さんの本は1冊持っていますが、畦地さんの版画が素敵です。

そしてもう1冊、惚れたのが、森田たまさんの「石狩少女」。
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その出だしが素敵です。

風が、土が、日光が、果實をそだてるのとおなじやうに、その土地の少女もまた、うるはしい果實の一つとして成長する。北海道の平野に生ひたつ石狩少女の頬は、白い花辨に小指で紅をなすりつけた林檎のやうに、ほのぼの染まつてゐる。(「石狩少女」より)

ちょっと大人びた文学少女が、周りとは少し違う感情をいだきつつも、ひたむきに生きてゆく物語です。


ほかにも、前の日に大阪の古本のcolomboさんでお話していた原田泰治さんの絵の本や辻嘉一さんの「懐石料理」、高田敏子さんの詩集の「あなたに」を手にいれました。

お店を出て裏手にある「はちはち Infinity」さんへ。
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パン屋さんで、お昼を食べようと思ったのですが、残念ながらお昼は終わっていました。また今度きたいです。

千本今出川まで歩き、バスに乗って建勲神社前へ向かいます。
by momokororos | 2014-02-15 22:07 | | Comments(0)

かわいいもの、ちいさなものが大好きです


by ももころろ