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2010年 08月 04日

「ピンクがすきってきめないで」~さまざまな個性へのやさしさ

絵本のこと、しばらく話題にしていませんでしたが、
素敵な絵本にいろいろ出逢っているので少しずつ紹介できればと思います。

図書館で見ていていいな、って思っていた絵本を見つけました。

フランスの作家さんの絵本で、ピンクが嫌いな女の子のお話しです。

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はじめのページです。
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「女の子はこうあるべきだ」という価値観に対して、主人公の女の子は、疑問を抱き、
私はこう思うのって気持ちを表明し行動します。
自分自身の気持ちや行動に限らず、「男の子らしくない」と言われている男の子に対しても、
その子らしさって何?って問いかけていて、肯定的にとらえます。
きっぱりとした自分の気持ちに加えて、優しい気持ちが伝わる素敵な絵本です。
考え方が人それぞれが違っていることと、従来の価値観にあてはめて考えるのではなく、
自分自身で考えることの大切さを感じます。
珍しく?訳者のあとがきがしっかり書かれているのですが、文化を背景にした言葉(フランス語)の魅力とともに、その言葉を日本に伝える苦労も感じられます。

青山の本屋の「COW BOOKS」さん、高円寺の絵本屋の「るすばんばんするかいしゃ」さん、吉祥寺のカフェの「localite」さんでこの絵本を一緒に見ているのですが、見るたびにいいなって思う絵本です。


人それぞれの違いの大切さをうたっている金子みすずさんの詩もお気にいりです。
この前関西に訪れているときに、天神橋筋にある古本屋の「天牛書店」で、「童謡詩人 金子みすゞの生涯」(矢崎節夫)を買ったのですが、好きな詩が本の帯に載っていました。

 私が両手をひろげても、
 お空はちっとも飛べないが、
 飛べる小鳥は私のように、
 地面を速く走れない。

 私が体をゆすっても、
 きれいな音はでないけど、
 あの鳴る鈴は私のように、
 たくさんな唄は知らないよ。

 鈴と、小鳥と、それから私、
 みんなちがって、みんないい。

 --
 「私と小鳥と鈴」金子みすず

金子みすずさんは大好きな詩人なんです。
大阪堀江の雑貨の「prickle」さんにこの前訪れていたときに、この詩を一緒に見ていてあらためて素敵だなって思いました。

自分らしさとともに、自分にはない魅力や違った魅力を認めて、共感しあえるココロを持ちたいなって思います。

by momokororos | 2010-08-04 23:37 | 絵本 | Comments(0)


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